青森ねぶた祭(青森県)
どんな祭りか:『青森ねぶた祭』は巨大な山車「ねぶた」と、「ハネト」と呼ばれる踊り手が青森市内を練り歩く、東北を代表する祭りだ。色鮮やかなねぶたは、日本や中国の伝説、歴史上の人物、歌舞伎、神仏などがモチーフ。大型のものは、ねぶた名人と呼ばれる職人の手によって制作されることが多い。
笛、太鼓などの楽器によって奏でられる囃子(はやし)のリズムと、「ラッセーラー」の掛け声と共に舞う踊り手たちのエネルギーは圧巻そのもの。毎年、この盛大な祭りを一目見ようと、300万人以上の人々が訪れる。
見どころ:1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された国の重要な祭りの一つ。特に最終日には盛大なフィナーレが行われ、海上花火の打ち上げと船に乗せられたねぶたの海上運行が実施される。
開催日程:毎年8月2日から7日にかけて行われ、最終日を除いて毎日ねぶたが市街で運行される。