銭湯の2階にタトゥースタジオ?京都「サウナの梅湯」がリニューアル
京都の名物銭湯「サウナの梅湯」を知っているだろうか。五条楽園と呼ばれる旧遊郭地帯に、明治時代に創業した老舗銭湯だ。2015年、当時24歳の湊三次郎(みなとさんじろう)が経営を受け継いでからは、若者の間で広がる「銭湯ブーム」を率いる場所として、存在感を増している。 そんな梅湯が今夏リニューアルし、湊と同年齢の彫り師恭維(きょうい)が経営するタトゥースタジオ「狐や」が2階にオープンした。日本の多くの風呂屋では、刺青が禁止されている。2人の若き経営者は、根強くはびこる「刺青=悪」という偏見に、いかに向き合うのだろうか。