埼玉県八潮市にあるラブドール愛好家、兵頭喜貴の夢の館。この一軒家を購入したことをきっかけに自宅を秘宝館にしてしまった。兵頭は、「ドールに囲まれて過ごしたい」という願望からラブドールや、マネキン人形など20体以上の人形(ひとがた)を収集し、所有している。特別公開は年に3回ほど。公開スケジュールと詳しい所在地については、兵頭の公式ブログを確認してほしい。
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『自宅を秘宝館にしてしまった男、兵頭喜貴を訪問』
タイムアウト東京 > Things To Do > 東京近郊の変わった博物館19選
東京には、視点が異なる多種多様な博物館が存在する。本記事では、変わった展示品や、見世物レベルの収蔵品など、強烈な個性をもつオーナーがコレクションした品々を展示する博物館を紹介する。
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埼玉県八潮市にあるラブドール愛好家、兵頭喜貴の夢の館。この一軒家を購入したことをきっかけに自宅を秘宝館にしてしまった。兵頭は、「ドールに囲まれて過ごしたい」という願望からラブドールや、マネキン人形など20体以上の人形(ひとがた)を収集し、所有している。特別公開は年に3回ほど。公開スケジュールと詳しい所在地については、兵頭の公式ブログを確認してほしい。
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3代目彫よしが40年にわたって収集してきた、世界中の刺青文化、風俗、歴史に関する資料が豊富に揃う博物館。江戸時代から現代までの刺青の歴史や、グローバルな観点から考察した刺青について学ぶことができる。
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日本橋たいめいけんの3階にある博物館。江戸凧を中心に、同店のオーナーが集めた3000点あまりの凧が展示されている。乾燥させた葉で作られたインドネシア産のもの、侍の版画がプリントされたもの、発泡スチール製のものなど、世界中の凧が壁から天井まで、室内を埋め尽くす。
隕石研究家の景山八郎が経営する宇宙村。「隕石の所有量が世界一」が売りで、この場所で50年近く営業している。店内は、水晶や隕石、菩薩像などが並べられ、博物館のようだ。景山は6歳の頃から、星や宇宙の不思議な魅力に引き込まれ、18歳でロケットを自作し、55歳の時に隕石の研究をはじめた。怪しげで、入るのには勇気がいる店だが、気さくな景山と話をすれば、自分が地球にいることを忘れてしまうかもしれない。
1953年、医学博士の亀谷了が設立したユニークな博物館。亀谷が採集した4万5000体のうちおよそ300体の寄生虫の標本が展示され、そのうち20種が彼の財団により発見されたものである。2階にある40歳の男性から採取された8.8メートルもあるサナダムシは圧巻の一言。ミュージアムショップでは寄生虫のキーホルダーが買えるので、一番親しく、大切な人への土産にいかがだろう。
地下鉄の歴史から最新技術まで「みて・ふれて・動かして」学習できる地下鉄専門の博物館。銀座線を走っていた1000形や丸ノ内線を走っていた300形など実際の電車も展示されているほか、シミュレーターもある。ミュージアムショップでは、様々な地下鉄関連グッズが販売されている。
2013年にオープンした、日本郵政と東京大学が共同運営する学術文化施設。局舎の建築的特徴をいかした展示空間だ。東京大学開校以来、約135年間にわたる学術標本のコレクションを、最新の学術研究の成果や芸術表現などを交えて無料で公開している。
2015年に墨田区横川に引っ越した、たばこと塩の博物館。敷地は以前の約2倍になり、常設展示室、特別展示室だけでなく、ワークショップルームや図書閲覧室、多目的スペースなど、新たな施設も充実。「なぜ、タバコと塩の組み合わせなのか」という疑問は施設に行けば答えがでるはずだ。
日清食品の創業者で、インスタントラーメンの発明者である安藤百福(あんどう ももふく)が抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを具現化する場として展開する、体験型ミュージアム。世界でひとつだけのマイカップヌードルを作れるほか、世界中のさまざまな「めん」 が味わえる飲食施設など、ミュージアム内には様々なアトラクションが用意されている。
今や大ブームとなったラーメン。その歴史を展示するための博物館ではあるが、地下にある8軒のラーメン店が魅力の一つ。店ごとに違ったスタイルのラーメンが楽しめ、北は北海道から南は沖縄までバラエティー豊か。人気店、すみれのみそラーメンはぜひ試してみてほしい。
警察博物館が1年かけてリニューアル。大人から子どもまで楽しめる、体験型のゲームが以前より増え、指紋採取ゲームや、自転車の交通シュミレーションなどが設置され、英語表記も増えた。子どもサイズの警官の制服を着て、ライトが光るカワサキの白バイに乗ったり、ヘリコプターのコックピットをのぞけば、すっかり警察気分になれるだろう(2023年4月時点体験は休止中)。
日本銀行が運営する博物館。平安時代後期に中国から輸入された硬貨から、19世紀後半に日本銀行が設立されて円が作られるまでの「お金」に関する長い歴史をたどっている。江戸時代の美しい小判や、シベリアの革製のお金、さらにタイのヒル貨幣を見てみよう。電話帳2冊分ぐらいある、1億円を持ち上げてその重みを感じるのもいい。
1978年にオープンした、「古代オリエント」がテーマの博物館。2部屋から成る展示室には、西アジアや中東、エジプト地域を中心としたレプリカを含むさまざまな資料が展示されている。特別展も開催しているのでスケジュールを確認して訪れてみては。
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