第25回 亀戸天神梅まつり
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東京近郊、梅まつり2025

神社、庭園など、梅の名所で早春の訪れを感じる

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桜に比べると地味な印象ではあるが、早春の訪れを感じさせてくれる梅。早いものでは正月あたりから花を咲かせ、2月には見頃を迎える。ほのかな香りを漂わせ、緩やかに咲き、そして散るのが梅の特徴だ。

松竹梅の中では下位に当たる梅だが、江戸の人々はこの花を「春を告げる花」として愛でた。東京近郊には、意外と多くの梅見スポットがある。庭園や神社といった風情ある名所や、のんびりと梅を楽しめる公園など東京の梅の盛りを堪能しよう。

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  • 亀戸

菅原道真公を奉祀(ほうし)する「亀戸天神社」は、一般的に亀戸の「天神さま」「亀戸天満宮」と呼ばれ親しまれている。梅の名所として知られており、「亀戸天神梅まつり」は今年で27回目を迎える。

境内には計300本を超える梅の花が植えられ、早いものは正月ごろから咲き始める。見頃は2月中旬から3月上旬あたり。中でも、一本の木に紅梅と白梅の花が咲く「五賢の梅」は一見の価値がある。2025年2月23日(日・祝)の「亀戸名品市」では「くず餅」や「梅大福」なども楽しめる。

船橋屋 亀戸天神前本店」で販売する梅まつり期間限定商品「梅紫蘇くず餅」と併せて、春の訪れを感じてみては。

※終日/入場は無料

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  • 横浜

1600年代には梅の名所として知られ、初代歌川広重による浮世絵「武州杉田の梅林」にもその姿が残っている「杉田梅林」。当時のにぎわいを復興させようと、2023年に100年ぶりに梅まつりが開催され、2024年には約5000人が来場した。

会場では、梅の名木「照水梅(しだれ梅)」をはじめ約100本の観梅が楽しめるほか、総勢15組がステージパフォーマンスを披露。当時のにぎわいを境内ステージに再現した横浜芸者による唄と踊りや、笛、太鼓、銅拍子(どびょうし)などの鳴り物に合わせて仮面を付けて舞う「里神楽」、獅子舞などが楽しめる。

「梅ハイボール」や「杉田梅あんぱん」など、梅グルメも味わえる貴重な機会。伝統文化とともに、春を堪能しよう。

※9時45分~17時(16日は16時45分まで)/入場は無料

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  • 調布

「都立神代植物公園」には、「未開紅(みかいこう)」「月影」など古くから伝わる品種を中心に、約70品種160本以上の梅が植えられている。例年2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎え、毎年多くの観光客でにぎわう。

期間中の土・日曜日と、祝日はキッチンカーが出店するほか、2月23日(日・祝)の11時15分からと14時15分からの2回、芝生広場で「うめコンサート」が開催される。箏(こと)や篠笛(しのぶえ)の音色と、風とともにほんのりと漂う梅の甘い香りに酔いしれるだろう。

17日(月)と25日(火)は休園日なので、注意してほしい。

※9時30分~17時(入園は16時まで)/料金は500円、65歳以上250円、中学生200円、都内在住・在学の中学生、小学生以下無料

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  • 梅ヶ丘

梅丘にある「羽根木公園」で「せたがや梅まつり」が開催される。ここは都内屈指の梅の名所で、紅梅・白梅合わせて650本ほど、約60種の梅が咲き誇る。

梅ジャムや梅大福など梅にちなんだ食べ物を販売する売店や模擬店のほか、世田谷区と縁組協定を結ぶ群馬県川場村の物産展が週末に出店。催し物もさまざまあり、抹茶や煎茶を野外で楽しむ野だてや餅つきなどを通して、春の訪れが感じられるだろう。

毎回好評の子どもによる「梅ガイド」も開催予定。大人も子どもも楽しめるイベントなので、気軽に足を運んでみては。

※10〜16時/入場は無料

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  • 湯島

「湯島天神宮」で、毎年恒例の「文京梅まつり」が開催。菅原道真を祭る湯島天神は、江戸時代から梅の名所として親しまれてきた。その梅園では、春を待ちわびた樹齢約70~80年、300本ほどの梅の木が開花し、2月中旬から3月上旬に見頃を迎える。初春の寒空、また夜空をバックに咲く白梅を見れば、自然とさだまさしの歌「飛梅」が脳裏をよぎるだろう。

イベントでは、平安時代から時刻を知らせるために打ち鳴らされてきた「時太鼓」の響きを継承する「湯島天神白梅太鼓」の演芸や、野外で春の訪れを感じながら抹茶を楽しむ野だて、物産展などが週末に開催予定。夜もまた違った美しさがあるので、仕事終わりにふらっと寄ってみるのもいいかもしれない。

※時間はイベントにより異なる/入場は無料

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  • 府中

約120種1300本の梅が咲き誇る「府中市郷土の森博物館」で、「郷土の森 梅まつり」が開催。 散策路が整備された広大な敷地には、「太宰府天満宮」から寄贈された紅白梅の「太宰府の梅」をはじめ、多種多様な梅が栽培されている。

2月15日(土)・16日(日)、22日(土)〜24日(月・祝)の17〜20時には夜間ライトアップ(入場は19時30分まで)が開催。約300個の照明によって、昼とは違う趣が感じられるだろう。22日には星空観望会も行われるので、併せて参加したい。

数量限定のオリジナル「梅まんじゅう」付き呈茶の提供や、梅にちなんだ飾りを作る催しも期間限定で実施している。詳しい内容は公式ウェブサイトを確認しよう。

※9〜20時(最終入場は16時まで)/入場は300円、中学生以下150円、4歳未満無料

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  • 青梅

「吉野梅郷」で、早春を彩る「吉野梅郷梅まつり」が開催。約1000本を超える梅が見頃を迎え、「梅の公園」やオープンガーデンではフクジュソウ(福寿草)やロウバイ(蝋梅)などの春の草花も楽しめる。

今年は梅酒祭りやスイーツフェスタのほか、旧吉野村のグルメも楽しめるガイドツアーも行われ、祭りを最大限に楽しむ工夫が盛りだくさん。飲食店も多数あるので、おなかを満たしながら春の訪れを楽しもう。

ガイドツアーは要予約。イベントの詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。

※時間はイベントにより異なる/入場は無料

東京の春を満喫する……

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日本の有名な桜を見るなら春だが、東京近郊の公園や庭園、神社などでは、2月上旬からでも美しい桜が楽しめる。

最もよく見かける寒桜はカワヅザクラ(河津桜)。静岡県原産のパステルピンクの桜である。春の桜が1週間ほどしか咲かないのに対し、カワヅザクラは1カ月ほど長持ちする。もう一つはカンヒザクラ(寒緋桜)で。より鮮やかなピンク色で、高さ10メートルほどの大きな木に咲く。

にぎやかな花見シーズンが到来する前に、一足早く桜を楽しめる市内各地のベストスポットを紹介しよう。寒くて家から出たくない人も多いかもしれないが、ここで紹介するのは全て近場なので、気軽に春を先取りしてほしい。

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冬の寒さも和らぎ、少しずつ春を感じる今日この頃。桜シーズンの始まりだ。ただし、今年も全ての都立公園で、シートを敷いての飲食や飲酒を伴う宴会などの自粛が求められている。語らいながら観る桜のことはしばし忘れ、静かに咲き、散りゆく花々に思いを寄せてみよう。

新宿御苑や上野公園などの都内有数の公園から、中目黒や国立といった郊外の街並みまで、東京のあちこちで桜を愛でることができる。カメラを片手に、東京の桜の名所に出かけてみては。

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待ちに待ったイチゴの季節がやってきた。今年も都内のホテルやレストラン各所で、イチゴのスイーツビュッフェやアフタヌーンティーが開催されている。

ここでは、横浜で開催されるイチゴの祭典や、佐賀のブランドイチゴと表参道のカフェ・レストラン10店舗がコラボレーションしたいちごスイーツが思う存分味わえる企画など、ビュッフェやアフタヌーンティーをはじめとしたおすすめのイベントを紹介。見た目もかわいいイチゴスイーツに癒やされる、至福のひとときを過ごそう。

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