毎年5月下旬から7月上旬にかけて開催される「あじさい祭り」では、約14万平方メートルの庭園に約30種1万株のアジサイが咲き乱れる。アナベルの小径(こみち)やアナベルの丘では、北米原産で真っ白な花が特徴のアジサイ「アナベル」が丘を埋め尽くし、その甘い香りにうっとりするだろう。
敷地内には、古い農家や町家、歴史的建造物などが移築、復元されていて府中市の歴史に触れることができる。
300円、中学生以下150円、4歳以下は無料。
上野公園、浜離宮、隅田公園など、タイムアウト東京英語編集部が選定
タイムアウト東京 > Things To Do >東京の美しい紫陽花スポット、ベスト10
2024年5月21日、気象庁が沖縄・奄美地方に「梅雨入り」を発表。関東甲信地方でも今年は平年より遅くなりそうだ。
梅雨といえばアジサイ(紫陽花)。青、紫、ピンク、雪のような白と、その豊かな色彩は憂鬱な雨の日でも華やいだ気分にさせてくれる。
ここでは上野や隅田公園、府中など、タイムアウト東京英語編集部の外国人スタッフが選んだ、東京で美しいアジサイ観賞が楽しめるスポットを紹介する。傘を持って、梅雨どきならではの美しい景色を愛でに出かけよう。
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毎年5月下旬から7月上旬にかけて開催される「あじさい祭り」では、約14万平方メートルの庭園に約30種1万株のアジサイが咲き乱れる。アナベルの小径(こみち)やアナベルの丘では、北米原産で真っ白な花が特徴のアジサイ「アナベル」が丘を埋め尽くし、その甘い香りにうっとりするだろう。
敷地内には、古い農家や町家、歴史的建造物などが移築、復元されていて府中市の歴史に触れることができる。
300円、中学生以下150円、4歳以下は無料。
平安時代に建立された寺の庭には、6月から7月上旬にかけて200種類以上、約7500株のアジサイが咲き乱れる。高さ45メートルの五重塔を囲む鮮やかな花々は、塔の朱色と美しく調和している。裏山にもアジサイが咲き誇り、88体の小さな地蔵と相まって神秘的な雰囲気が味わえるだろう。
毎年6月には「あじさいまつり」が開催される。
隅田川を挟み、台東区側の右岸と墨田区側の左岸に分かれている公園。台東区側には約2キロメートルの遊歩道やあじさいロードがあり、7000株以上のアジサイが植えられている。
6月中旬はアジサイを楽しむのに最適な時期。早朝や夕方など、人が少なく落ち着いた時間帯に訪れるのがおすすめだ。
多摩川駅から徒歩1分の場所にある「多摩川台公園」には、駅周辺の路地や階段、坂道を中心に7種類、約3000株のアジサイが植えられている。6月上旬から中旬にかけて、大小色とりどりのアジサイが咲き誇る。
そのほか、古墳、展望台、水生植物園、季節の野草園などがあり、アジサイ以外も楽しめる。
日本初の公立公園の1つである上野恩賜公園は、春は桜、夏はアジサイの名所として知られている。
園内のあぜ道には、さまざまな種類のアジサイが植えられており、6月中旬から7月上旬が見頃。園内の不忍池の中央にある不忍池辯天堂は絶好の撮影スポットだ。
王子駅から徒歩1分の「飛鳥山公園」は、江戸時代から桜の名所として名が高いが、6月に見頃を迎えるアジサイでも知られている。約1300株のアジサイがJR京浜東北線の線路脇の坂道、「飛鳥の小径(あすかのこみち)」に咲き乱れる。なお、雨の日は狭い道が少し危険なため、歩く際には注意してほしい。
「浜離宮恩賜庭園」は江戸時代、徳川将軍家の別邸だった。この静かな庭には、5月中旬から6月中旬にかけて、7種類約175株のアジサイが1000株の花菖蒲とともに咲き誇り、色とりどりの花が見事に調和している。散策の後には園内の御茶屋で抹茶を楽しむのもいいだろう。
300円、小学生以下は無料。
約2800平方メートルを誇る、小平市にあるあじさい公園では、毎年6月中旬から1500株以上のアジサイが咲く。歩道の路地や石段、淡いピンクのスイレンを浮かべた池の周りなどに咲き、静かな雰囲気を醸し出している。
英国発祥の喫茶習慣であるアフタヌーンティー。日本では、1971年に紅茶の輸入が自由化され、バブル期に移行する際に広まったとされる。昨今はシーズナルで、さまざまなテーマに基づいたアフタヌーンティーが若者を中心に広まっている。
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東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。6月から7月にかけては、20世紀を代表するイタリアの巨匠であるジョルジョ・デ・キリコの過去最大規模、国内外の現代美術界において書への注目度が年々高まる中、長年にわたり書の美を追求してきた書家・石川九楊の大規模個展、世界20カ国から72のギャラリーが参加する国際アートフェア「Tokyo Gendai」、津田淳子や大島依提亜らが参加。
印刷表現の可能性を探る展覧会など注目の展示が目白押しだ。
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