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「亀戸天神」は、50株以上の藤の花が咲き誇り、東京一の藤の名所として知られる。夜にはライトアップも行い、藤のさまざまな表情を鑑賞できる。
また、1805年に同所の境内で創業した関東風のくず餅屋「船橋屋」が今年で220年目を迎えたことを記念し、「藤まつり」の期間限定で「亀戸天神境内店」を出店する。
ブドウ寒天と紫イモ餡を使用し、美しい藤色に仕上げた華やかな「天神藤あんみつ」や、江戸時代から続く無添加の「くず餅」など甘味を販売する。
綺麗なフジを見ながら、伝統の甘味や露店で賑わう下町の情緒を楽しんでみては。
境内は終日入場できるが、各イベントや露店の時間は公式ウェブサイトで確認してほしい。
※時間は終日/入場は無料
「東急プラザ渋谷」の3階で、葛飾北斎の浮世絵を全身で感じる新感覚イマーシブエンターテイメント「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が開催。北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような、「映像×サウンド×触覚」の圧倒的な没入体験が待っている。
本展は、誰もが一度は見たことがある北斎の作品を、超高精細イメージデータを使用し、臨場感のある高精細な映像をリアルに再現。さらに、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせる触覚提示技術などの演出により、北斎が見た景色や歩いた感覚を味わえる。
会期中は、日本のクラフトマンシップを持つブランドとのコラボレーショングッズも発売する。北斎の世界へ全身でダイブしよう。
※11~20時(入館は19時10分まで)/料金は3,500円、学生2,200円、小・中学生1,500円、未就学児無料
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「渋谷ストリーム」前、稲荷橋広場・大階段の特設会場で、屋外上映イベント「SHIBUYA STREAM THEATER WEEK」が開催。ゴールデンウィークに、お馴染みの映画作品が誰でも自由に鑑賞できる。
上映作品は、『マイ・インターン』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『キングコング:髑髏島の巨神』『マンマ・ミーア!』『アリー/スター誕生』『トランスフォーマー/ビースト覚醒』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』『ボブ・マーリー:ONE LOVE』といった、人気映画全27作品が並ぶ。
また、2025年5月2日(金)~6日(火・祝)の期間は、「白岳しろ」のキッチンカーが登場し、本格米焼酎「白岳KAORU」をハイボールで提供。フルーティーで爽やかな一杯を楽しめる。
なお、上映時間は日付により異なるので、公式ウェブサイトを確認してほしい。屋外で初夏の心地良い風を感じながら、特別な映画時間を過ごそう。
※時間は日付により異なる/入場は無料
「東京都国立博物館」で、総勢85人のアーティストたちの木版画を通じて、現代から未来に続く伝統の可能性を追求する「浮世絵現代」が開催。伝統木版画の表現に魅了されたさまざまなジャンルのアーティスト 、デザイナー、クリエーターたちが、現代の絵師となり、アダチ版画研究所の彫師・摺師(すりし)たちと協働して制作した「現代の浮世絵」が堪能できる。
日本の木版画の技術は、江戸時代に独自に発展し、浮世絵という力強く華やかな芸術を生み出した。「浮世」という言葉には「当世風の」という意味があり、浮世絵版画はまさにその時代と社会を色鮮やかに映し出すメディアであった。
高度な木版画の技術は、途切れることなく、現代まで職人たちに受け継がれている。伝統技術は、同時代の人々の心を捉える作品を生み出し続けることで、さらに次代へと継承されていくだろう。
本展の参加作家は、水木しげる、安野モヨコ、石ノ森章太郎、粟津潔、佐藤晃一、田中一光、和田誠、草間彌生、横尾忠則、田名網敬一、加藤泉、塩田千春、名和晃平、李禹煥、福田美蘭といった、名だたるアーティストやクリエーターが名を連ねる。
唯一無二の現代の浮世絵世界を、心ゆくまで楽しんでほしい。
※9時30時〜17時(金・土曜、5月4・5日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜、5月7日(4月28日、5月5日は開館)/料金は前売り1,300円、学生600円、70歳以上300円/当日1,400円、学生700円、70歳以上400円、高校生以下無料
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「東京ステーションギャラリー」で、フィンランドのモダンデザイン界で圧倒的な存在感を放つタピオ・ヴィルカラ(Tapio Wirkkala、1915〜1985年)を紹介する日本初の大規模個展が開催。プロダクト、ガラスや木による彫刻、写真など約300点が集結する本展は、プロダクトデザイナーとして、また彫刻家・造形作家としてのヴィルカラの本質に迫る。
1940年代後半から1950年代にかけ、イッタラ社のデザインコンペの優勝や「ミラノ・トリエンナーレ」の3度の入賞によって、一気に脚光を浴びたヴィルカラ。フィンランド最北の地域であるラップランドの静寂を愛し、自然に宿る生命力と躍動にインスピレーションを受けた。
その活動は、「ウルティマ・ツーレ」(「世界の果て」の意)をはじめとするガラスの名品や、陶磁器、カトラリー、家具などのプロダクト、木のオブジェ、さらにはランドスケープアートまでと広範囲にわたる。
ヴィルカラの世界に浸れる貴重な機会を見逃さないでほしい。
※10〜18時(金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月5日、6月9日は開館)/料金は1,500円、学生1,300円、中学生以下無料
虎ノ門ヒルズの「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」で、デザインを体感する展覧会「デザインあ展neo」が開催。デザインについてさまざまな思考・発見を楽しんでもらう展示を行う。
「デザインあ展neo」は、NHKの「Eテレ」で放送中の番組「デザインあneo」のコンセプトを、体験の場へと広げた展覧会だ。「みる(観察)」「かんがえる(考察)」「つくる・あそぶ(体験)」のステップでデザインを体感していく作品や、360度のスクリーンに囲まれて映像と音楽を身体で感じる作品などが展開する。
また、約35点の新作が公開され、番組でおなじみのコーナーも登場。さらに、会場の特徴的なギャラリー空間を生かした展示も構成される。
チケット料金や開催時間などの詳細は、2025年1月下旬から順次特設サイトで発表予定だ。見逃さないように。
※10~19時(入場は閉館30分前まで)/料金は2,500円、中学・高校生1,200円、小学生1,000円、2歳以上500円、2歳未満・介助者は無料
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ファッションとの関わりに見られるさまざまな「LOVE」の形について考える展示「LOVEファッション─私を着がえるとき」が、「東京オペラシティ アートギャラリー」で開催。18世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、人間の根源的な欲望を照射するアート作品とともに展示する。
装いには内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがある。お気に入りの服を着たい、あの人のようになりたい、ありのままでいたい……。ファッションは、着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在と言ってもいい。
本展では、「アレキサンダー・マックイーン」「ジュンヤ ワタナベ」「コムデギャルソン」「ヨウジヤマモト」「シャネル」「ディオール」「メゾン マルジェラ」「ジルサンダー」「ゴルチエ パリ バイ サカイ」「ノワール ケイ ニノミヤ」「トモコイズミ」などといった、えりすぐりの衣服が大集合する。
また、AKI INOMATA、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、シルヴィ・フルーリー(Sylvie Fleury)、原田裕規、松川朋奈ほか、現代美術家による作品も並ぶ。
万華鏡のようにカラフルな世界が広がるファッションの世界へ没入しよう。
※11~19時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(4月28日、5月5日は開館) 、5月7日/料金は1,600円、学生1,000円、中学生以下無料
「日本橋室町162ビル」で、ライフ建築集団・SAMPO Inc.による企画「KEIRO ─衣食住音美、ハレとケの交差点─」が期間限定でオープンする。
会場では、SAMPO Inc.独自の魅力の一つでもある生きた建築を体験できる。コミュニティーショーウィンドウ「表間」、衣食住音美リビング&ラウンジ「座間」、クリエーターズワークショップスペース「奥間」の3領域に分解されたスペースは、来場者と呼応するように常に建築が表情を変える。
また、酒屋「万珍酒店」の常時出店により、クラフトビール、メスカル、ソフトドリンクなど、世界中の「オーガニックでクラフトな」ドリンクが楽しめる。
さらに、シルクスクリーンワークショップや鹿肉の解体ワークショップ、アーティストの滞在制作、DJや音楽ライブなども開催。集い、語らい、働き、創造し、くつろごう。
※11時30分~17時30分(土・日曜・祝日は11~21時)/休館日は月・火曜/入場は無料
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集英社による漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」。2024年で設立10周年を迎えたことを記念し、初めての展覧会が「寺田倉庫」G1ビルで開催される。
『怪獣8号』や『SPY×FAMILY』など、同誌を代表するキャラクターの書き下ろしイラストが、キービジュアルに登場した。展覧会の詳細については、今後の情報で明らかになる。
※10~18時(金・土曜・祝日の前日、4月27日、5月18日は20時まで)/入場は閉場の30分前まで/料金は2,000円、中学・高校生1,500円、小学生1,000円、グッズ付き4,800円
「Akio Nagasawa Gallery Aoyama」で、写真家・沢渡朔の個展「AWA no HIBI」が開催される。
沢渡は、一人の女性モデルと向き合い、現実とも虚構ともとれない、その「あわい」の中で作品を制作してきた。今回は、昼下がりの午後、自宅で過ごす一人の女性をテーマにした作品を発表する。
素顔の女性が見せるしぐさや表情。実際にはフィクションでありながら、ノンフィクションの姿を借りるのは、その虚構の向こう側にある一片の現実世界の輝きを捕まえるだろう。
画面の中に漂う現実と虚構の往来に、鑑賞者は戸惑いながらも引き込まれていく。沢渡は、写真作品だけが持つこの特性を巧みに操っている。
本展に併せて、Akio Nagasawa Publishingから同名の写真集も刊行予定だ。展示空間だけに広がる作品世界を堪能してほしい。
※11~13時、14~19時/休館日は日~水曜・祝日、4月27日~5月6日/入場は無料
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