Photo: 富士芝桜まつり
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2024年、見逃せない春のフラワーフェスティバル9選

東京近郊でチューリップやネモフィラなど、美しい春の花を愛でる

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今年は全国的に桜の開花が早まりそうだ。見頃は2週間ほどで、もう少し長く春の到来を楽しみたいもの。この時期各地で花の開花に合わせて祭典が行われる。今年だけのイベントなどもあり、一期一会の花景色との出合いが待っている。

ここでは、桜はもちろん、チューリップやネモフィラ、フジなど、3月中旬から5月にかけて咲く、東京近郊の花の名所で開催されるフラワーフェスティバルを紹介する。

各会場の開花状況についてはそれぞれの公式ウェブサイトなどで確認してほしい。

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見頃:例年3月中旬〜4月

最も有名なソメイヨシノは、上野公園や新宿御苑などの都内有数の公園から、中目黒や国立といった郊外の街並みまで、東京のあちこちで桜を愛でることができる。また、横浜の三渓園も桜の名所として知られている。

チューリップ

見頃:例年3月下旬〜4月

チューリップといえば、オランダで風車を背景に咲き誇る風景を連想する人も多いだろう。実は東京近郊でも、このフォトジェニックなチューリップ畑を楽しめるのだ。

  • Things to do

開催期間:3月27日(水)~4月21日(日)

千葉県の印旛沼湖畔にある「佐倉ふるさと広場」で、今年もチューリップの祭典が開催。前年より多い約100種類70万本のチューリップが咲き誇り、日本初上陸のチューリップを見ることができる。

期間中は、「チューリップの掘り取り販売」(平日13本600円、土・日曜10本600円、以下全て税込み)や観光船やストリートオルガンの演奏、「風車まつり」など、イベントも盛りだくさんだ。

佐倉ふるさと広場の売店「佐蘭花(さらんか)」では、地元産の牛乳や茶を使用したソフトクリームのほか、チューリップフェスタ期間限定の「チューリップサブレ」やミッフィーグッズが販売される。

関東最大級のチューリップ園で春を満喫してみては。

フジ

見頃:例年4月中旬~5月中旬

フジは、つるにビーズを垂らしたように華やかなパステルカラーの花を咲かせる。そのため、西洋式庭園などで使用される格子状のフェンスである「トレリス」やトンネル状のアーチに栽培されることが多い。紫、青、ピンク、白など色とりどりの花が垂れ下がる光景は、まるでおとぎ話の一ページのようだ。

開催期間:4月13日(土)~5月15日(水)

日本有数のフジの名所である「あしかがフラワーパーク」では、4月中旬から5月中旬にかけて、約350本以上の花々が咲き誇る。

巨大な木製の棚にぶら下がって咲く樹齢150年のフジの花は必見だ。園内にはさまざまなフジのトンネルがあり、歩いているだけでも楽しい。

特に美しいのが、夜のライトアップ。水面に映り込む幻想的な風景はぜひ見てほしい。

花の香りが漂うユニークな「藤ソフト」(450円)といった、季節限定の軽食なども見逃さないように。

ネモフィラ

見頃:例年4月中旬~5月上旬

ネモフィラは小さな青い花で、ハーブの一種でもある。地面近くに生えるため、春になると無数の花々が足元を華やかなブルーの海に染める。

  • 子どもと一緒に

見頃時期:4月中旬〜5月上旬

祭りがあるわけではないが、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」は、「ネモフィラ好き」にとって外せない場所だ。品川駅からJR常磐線で約85分、その後バスで約15分と、首都圏から2時間足らずの行程で、約530万本のネモフィラが咲き誇る「みはらしの丘」にたどり着ける。

時期によって、スイセン、チューリップ、ポピー、ヒマワリなどさまざまな花が咲き誇る。澄んだ青空と海を背景にした美しい景色を楽しもう。

シバザクラ

見頃:例年4月中旬〜5月下旬ごろ

シバザクラは、時期になると巨大な花のじゅうたんと化す美しい植物だ。ピンクが一般的だが、白や薄紫、白にピンクのストライプなど、鮮やかな色の花も見られる。

  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 秩父

見頃:例年4月中旬から5月初旬

池袋駅から西武池袋線で約80分、西武秩父駅から徒歩約20分のところにある埼玉県の「羊山公園」では、毎年4月中旬から5月初旬に「芝桜の丘」が開放される。

約1.8ヘクタールの敷地にさまざまな形に整えられた芝桜が植えられており、白・ピンク・ブルーなど10品種40万株以上のシバザクラが楽しめる。

期間中には秩父の各所で「芝桜まつり」と称して、マルシェで秩父の特産品販売、ふれあい牧場で羊の毛刈りが行われるほか、秩父の街中でも屋台囃子(ばやし)の披露など、さまざまなイベントが実施される(2024年の詳細は未発表)。

なお、芝桜が見頃の時期は入園料が発生するので注意してほしい(300円、中学生以下は無料)。

シャクナゲ

見頃:例年5月中旬〜6月上旬

日本各地に自生するツツジの仲間シャクナゲは、高山植物。岩場に張り付くようにして咲き、採取が難しいことから「高嶺の花」の由来ともいわれる。赤やピンク、オレンジなど花色も豊富で大ぶりの花を咲かせる。

もっと自然を楽しみたいなら……

  • Things to do

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  • トラベル

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そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。

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