スクランブル交差点を眺めるベストスポット5選

レストラン、展示スペース、渋谷スタイルのアパレル店などが入り、さらにはVRアトラクションを体験することもできるマグネットは、渋谷ならではのアクティビティを存分に楽しめるスポット。

最上階には「MAG's PARK」というイベントスペースと常設の展望デッキがあり、ここからスクランブル交差点が一望できる。 安全上の理由により、展望デッキではドローンと自撮り棒を使うことはできないが、心配は無用。オーバーヘッドカメラを使って、自分自身とスクランブル交差点を収めた素晴らしい俯瞰（ふかん）写真が撮影できる（記事トップの写真）。写真撮影には300円の入場料に加えてさらに1,000円が必要なので、この機会を最大限に活用するため、いつもよりもクリエーティブなポーズを考えておこう。

東京のベストビューは、渋谷スクランブルスクエア屋上の360度見渡せる屋外展望デッキで楽しもう。渋谷スカイは地上から約230メートルという、渋谷で一番高い場所。眼下に広がる街並み（特にスクランブル交差点）を障害物なく見下ろせるコーナー「スカイエッジ」は、渋谷の街を一度に収めることが可能で、写真撮影に最適なスポットとなっている。

また、渋谷スカイの屋上は美しい景色に加えてクラウドウォッチング用のハンモックや、展望コンパスなども完備。東京タワーをはじめ、東京スタジアム、さらに天気が良ければ富士山といった、遠方にある日本の主要なランドマークを見つける際にこのコンパスが役立つだろう。

人生の中で最も素晴らしいもの、それは「無料」ではないだろうか。ショッピングセンターである渋谷マークシティと渋谷駅の東急東横店をつなぐ橋は、財布を開くことなく渋谷の象徴的なスクランブル交差点の景色を楽しむのに最適なスポット。

通常この橋は、次の電車に乗るために忙しく歩く通勤者でごった返しているが、人の少ない時間帯はゆっくりとガラスに張り付いて、最大3000人が90秒間隔でスクランブル交差点を通過する様子を見ることができる。

※2020年9月30日（水）まで、営業時間を6時30分～23時に短縮

コーヒーと人間観察には密接な関係がある。特別混雑したこのスターバックスでなんとか席に座ることができたとしたら、自分にご褒美をあげよう。観光客も長年東京に住んでいる人も、カウンターで飲み物を飲みながら、交差点を行き交う人々を観察したくなる気持ちに抗うのは難しいのだ。

近くの地下鉄駅の出口は、夕方になると大道芸人やストリートダンサーが集まるスポットでもある。滞在中に注目に値する素晴らしい才能を見つけることができるかもしれない。また、このスターバックスは8階建てのTsutayaの中にあるため、すぐに席が見つからない場合は、席が空くまでたくさんの本、CD、ゲームなどを見て楽しめば、時間をふいにすることはないだろう。

※当面の間、営業時間を11～22時（L.O.21時）に短縮

ロクシタンカフェ渋谷店はスクランブル交差点を見下ろせる位置にあり、かわいいティーカップで飲み物を飲みながら眼下の交差点のカオスを観察したり、黄色い隠れ家のような快適な店内で、軽いサラダのランチを楽しんだりできる。

このカフェはピエール・エルメによるプロデュースで、軽めのランチに加え、ミルフィーユ、マカロン、クレームブリュレなど、熟練したパティシエが作るクラシックなフランスのスイーツも充実。地上階はコスメショップになっているので、再び交差点の群衆の中に戻る前に、フローラルミストやハンドクリームを試してみない手はない。