中心にあるホール棟にある1300席の大型劇場、東京建物ブリリアホールでは宝塚歌劇や演劇、ロングランミュージカルを中心にバレエ、オペラ、伝統芸能やコンサートなど多彩なジャンルを公演されている。
また、としま区民センターには多目的ホール、小ホール、和室などがあり小、中規模のコミュニティーイベントも実施している。
池袋にあるHareza(ハレザ)池袋のオフィス棟Hareza Tower(ハレザタワー)が7月1日(水)に開業した。同施設の誕生によりすでに開業していたホール棟、東京建物Brillia HALL(ブリリアホール)、としま区民センター、中池袋公園と併せてハレザ池袋が全体開業を迎えた。
ハレザ池袋は、豊島区庁舎跡地および豊島公会堂跡地に豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボルプロジェクトとして建てられた、オフィス、飲食店、劇場、区民センター、中池袋公園から成る大規模複合エリアだ。中核となるのは歌舞伎、アニメ、コンサート、シネコン、VRライブなどを楽しめる8つの劇場で、池袋発の多様な文化を発信する拠点となる。今回はこのエリアで、できることを8つに絞って紹介する。
※新型コロナウイルス感染拡大対策のため、ライブや公演会場は休業や入場制限などを実施している。最新の情報は公式サイトなどでチェックしてほしい。
中心にあるホール棟にある1300席の大型劇場、東京建物ブリリアホールでは宝塚歌劇や演劇、ロングランミュージカルを中心にバレエ、オペラ、伝統芸能やコンサートなど多彩なジャンルを公演されている。
また、としま区民センターには多目的ホール、小ホール、和室などがあり小、中規模のコミュニティーイベントも実施している。
ホール棟の中にあるポニーキャニオンが運営するharevutaiでアニメ、音楽、ゲームなどのコンテンツライブを堪能しよう。
音響や照明のほかにもCGライブ等が実施可能な透過スクリーンや YouTubeなどの配信サイト向け設備を完備しており、 VTuberとバンド、声優ユニットなどジャンルの異なるアーティストを一堂に会することができる最新ライブ施設だ。
ホール棟に併設されたハレスタは、ライブやステージイベントを会場と配信の垣根を超えて双方向的にリンクしたライブスタジオだ。niconico動画のドワンゴが手がけ、収録スタジオのような部屋がステージとなり、ホール棟のLED壁面で大画面の生配信を放映する。
現地では、生のライブ風景とファンがコメント弾幕を付けた配信画面を同時に鑑賞することができる。
出演者は、生身にこだわらずバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスやアニメ・ゲーム関連のステージイベントなど、幅広いコンテンツを発信している。
オフィス棟であるハレザタワーに7月3日グランドオープンしたTOHOシネマズ 池袋は、「サウンド・シアター」というコンセプトで設計され、全10スクリーン、1735席から成る音響にこだわり抜いた映画館だ。
特に注目してほしいのは2番シアター。TOHOシネマズとしては初となる、音の体感や迫力にこだわった轟音(ごうおん)が体感できるサウンドシステムを導入し、ほかでは体験できない音響体験をすることができる。
中池袋公園は、毎年10万人以上のコスプレファンが参加する日本最大級のコスプレイベントである『池袋ハロウィンコスプレフェス』のメイン会場の一つとして有名だ。
ほかにもアニメやゲームなどのコスプレイベントを不定期開催している「乙女ロード」に次ぐ、オタク文化発信の拠点となっている。また、併設しているアニメイトカフェでは定期的に人気作品などとのコラボレーションメニューを展開しており、ファンが行列を成していることも多い。
ハレザ池袋全体のエリア内には、三つのメイン施設を結ぶ岡﨑乾二郎によるアーバンスクリーン『ミルチス・マヂョル/Mirsys Majol/Planetary Commune』をはじめとした、12人の作家によるアート作品が随所に設置してある。三沢厚彦による池袋のシンボルであるフクロウをテーマにした作品や作家の思う池袋を表現した作品など、創造的な発見にあふれているのでぜひ探してみてほしい。
としま区民センター1階にあるインフォメーションセンターでは、タイムアウト東京による日英のガイドマップなど豊富な観光案内情報を入手できる。また、英語対応スタッフも常駐し、通訳タブレット端末もあり多言語対にも柔軟に対応している。
併設されているチケットセンターでは、隣にある東京建物ブリリアホールの公演情報や前売チケットの購入も可能だ。
また、としま区民センターには親子で楽しめる無料キッズスペース、パパママ☆すぽっとや親子トイレ、オムツ台のほか離乳食やオムツの自動販売機も完備(現在パパママ☆すぽっとは、新型コロナウイルス対策のため休業中)。小さな子ども連れでも安心して楽しめる施設になっている。
各施設の1階には、ブルックリン発の人気の朝食を提供するエッグなどのレストランやカフェも入居している。新たなアートとカルチャーの拠点を満喫してみよう。
豊島区は文化、芸術の一大発信地である。乙女ロードや中池袋公園近辺にはアニメや漫画、ゲームの店が続々と集結している。西口公園は野外劇場グローバルリングが誕生し、2020年には南長崎に漫画の聖地、トキワ荘が蘇る。今まさに文化の春を迎えようとしているのだ。 今回はそんな注目都市を池袋、雑司が谷、目白、大塚、巣鴨、駒込そしてトキワ荘周辺である南長崎とまんべんなくカバーし、その中でも特に魅力的なスポットを紹介。注目のニューオープン施設、不思議な入り口の喫茶店、日本一のショートケーキの店、隠れ家バーなど穴場スポットなど多数掲載しているので、チェックしてほしい。
一つのテーマを追求した「コンセプトカフェ」が増えている。なかでも秋葉原や池袋は、アニメや漫画、ゲームなどの世界を楽しめる「ヲタク向け」のカフェも多い。2.5次元な制服とサービスでもてなしてくれるメイドカフェや、漫画のワンシーンようなイケメンたちのイチャイチャを眺められるBLカフェ、壁ドン、顎クイをしてくれる男装カフェ、キャラクターをイメージしたメニューを味わえるコラボカフェなど……。ここでは、作品に入り込んだようなワクワクとトキメキを与えてくれるコンセプトカフェを紹介しよう。ストレス過多な現実を忘れ、非日常を楽しんでほしい。
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