マリオット東京
画像提供:マリオット東京「ビーン トゥ バー コロレ」
画像提供:マリオット東京

東京、ホテルの個性派バレンタインチョコ

グランピング型やクスミティーの味わい、最高のボンボンショコラなど

Mari Hiratsuka
テキスト:: Aya Hasegawa
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年々、激化するバレンタイン商戦。それに合わせるかのようにチョコレートも華やかさと多彩さを増している。ここでは、都内ラグジュアリーホテルのチョコレートをピックアップした。ショコラティエやスイーツブランドに疎い男性も、ラグジュアリーホテルの名前なら「おっ!」と思ってもらえるはずだ。

ホテルのチョコレートの中でも、思わず二度目してしまうようなインパクトのあるルックスのものや、強いこだわりを感じるアイテムを選んだ。年に一度、ホテルが気合いを入れて作り上げるチョコレートをぜひチェックしてみてほしい。

なお、一部商品は売り切れ次第販売終了となるので、購入の際は事前に確認するといいだろう。

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  • ホテル
  • 目黒

90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた「ホテル雅叙園東京」は、アートな同ホテルを体現するような、和素材を極めたバレンタインコレクションを展開している。

「舞い扇」(3,700円)は、だるまや末広がりの扇、梅や菊の花など8粒の縁起ものを詰め合わせ、箱を開けた瞬間思わず笑みがこぼれてしまうようなコレクションだ。果実感たっぷりなミカンのピューレや、ユズの酸味と香りをしっかりと感じるガナッシュなど、1箱にさまざまな和のエッセンスが閉じ込めた。

さらに、館内を彩る天井や欄間の日本画をモチーフにした「天井画ショコラ・竹林」(2,400円)のほか、カカオ分の高いビターなチョコレートを七宝文様、青海波などの吉祥文様や末広がりで縁起のよい扇型に仕上げた大人向けのボンボンショコラ「文様チョコ」(2,400円)など、アートなホテルならではのアートなショコラが多数ラインアップしている。

販売期間:2月14日(火)まで、公式ウェブサイト

  • ホテル
  • 品川

「東京マリオットホテル」は、見た目も味わいもこだわり抜いたチョコレートギフトを作り上げた。2023年のバレンタインに合わせて、カカオ豆の選定から配合まで熟慮し、コロンビア・シエラネバダ産のカカオニブを原料に一から作り上げたビーントゥバーのチョコレートを用いた2つのアイテムを用意する。

 「ガトーショコラ ローズ」(限定20個、5,500円)は、深紅のバラの花を模したチョコレート。本物の花びらを思わせるチョコレートを、パティシエの手作業により、1枚1枚、緻密に重ね合わせている。土台のガトーショコラは、濃厚さが口いっぱいに広がるようしっとりと仕上りだ。

「ビーン トゥ バー コロレ」(限定50個、4,000円)は、ビビッドなカラーと流線形のフォルムが印象的な4種のチョコレートバーの詰め合わせ。自家製のビーントゥバーチョコレートを用い、フレーズバジル、マンゴーパッション、アプリコットピスタチオ、カシスアールグレイのフレーバーに、それぞれガナッシュとパートドフリュイの2層を中に忍ばせた。

毎年好評の、鮮やかなレッドで情熱的な愛を表現した生チョコレート「ルージュ ベゼ」(1,300円)は、ブレンドするチョコレートを一新。カカオのよりリッチな味わいが感じられるようになった。

なお、「ガトーショコラ ローズ」「ビーン トゥ バー コロレ」は2月10日(金)までの事前予約制だ。

販売期間・受渡期間:2月1日(水) ~14日(火)、公式ウェブサイト

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  • ホテル
  • 日本橋

「マンダリン オリエンタル 東京」では、今年も「プロムナード」(イートイン1,650円、テイクアウト1,620円)が登場する。寄り添って歩く恋人たちをかたどった、限定ケーキだ。

毎年少しずつバリエーションが異なり、2023年は空の上のプロムナードを歩く2人の姿を表現。濃厚なバニラ&チョコレートのムースと甘酸っぱいイチゴのムースの絶妙なカップリングを楽しみたい。

ホテルの名物である、雲をかたどったケーキ「KUMO®」(イートイン2,530円、テイクアウト 2,484円、要予約、1人2点まで予約可能。店頭販売なし)に、バレンタイン&ホワイトデー限定フレーバーの「KUMO®チョコレートバナナ」が登場。

奥深いアロマと濃厚な風味のダークチョコレートのムースに、キャラメルの香ばしさとバナナのリッチな甘みのコンビネーションが楽しめる逸品に仕上げた。

さらに、かごの中にハート型のチョコレートが入った新作「ポルトボヌール(Porte-Bonheur)」(テイクアウト3,456円)も登場する。かごはダークチョコレート、ハートはホワイトチョコレートでできていて、2つのフレーバーが堪能できる。

販売期間:2月1日(水)~3月14日(火)、公式ウェブサイト 

  • ホテル
  • 大手町

「パレスホテル東京」の2023年のテーマは、なんと「グランピング」。ランタンやドーム型テントをかたどったショコラなど、食べるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまうような精巧で遊び心たっぷりのチョコレートが販売される。

「ランテルヌ」(限定20個、2万2,000円)は、苦味と酸味のバランスが絶妙なフランス産のクーベルチュールを用い、火がともったランタンを再現したもの。「グラマラス キャンピング」(限定30個、1万8,000円)は、グランピングの様子をミニチュアサイズに仕上げたショコラだ。ホワイトチョコレートで作るドーム型テントの中には、質感まで再現されたベッドやラグが並ぶ。

そのほか、キャンプの定番スイーツであるスモアをバレンタインチョコレートに仕立てた「ショコラ スモア」(2,200円)、アウトドアで楽しむ、コーヒードリッパーを模した「アントノワール ア カフェ」(限定150個、3,800円)も登場。大切な人と甘いチョコレートで楽しむグランピングはきっと格別だ。

販売期間:2月1日(水)~14日(火)、公式ウェブサイト

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  • ホテル
  • 高級ホテル
  • 日比谷

「ザ ペニンシュラ東京」が今回制作したのは、心身のウェルビーイングを最大限にサポートすることを目的にした食材を使用したチョコレートだ。

「ウェルネスチョコレートボックス」(10個入り5,000円、15個入り7,500円、以下全て税込み)は、カモミール、朝鮮人参ルイボスなど、さまざまな食材を使用。艶やかな見た目もあいまって、とびきりのハピネスを運んでくれる。

ホテルロビーの象徴的なシャンデリアのデザインをあしらったボックスもエレガントで、受け取った人の心と身体を満たしてくれることだろう。 そのほか、折り紙の形をイメージしたケーキや、毎年定番のペニンシュラベアをモチーフにした商品など幅広いラインアップを取り揃えている。

販売期間:3月14日(火)まで、公式ウェブサイト

  • ホテル
  • 高級ホテル
  • 新宿

「パーク ハイアット 東京」では、エグゼクティブ ペストリーシェフのジュリアン ペリネ(Julien Perrinet)によるバレンタインデーとホワイトデーのためのスイーツセレクションを展開。

注目はなんといっても、心臓の鼓動を表現した、ポップなデザインのハート型チョコレート「ハートビート」(4,600円、3日前までに要予約)だ。付属の木製ミニハンマーでスイーツをたたき割ると、中からヘーゼルナッツやメープルピーカンナッツ、ピスタチオ、パールチョコレートなどが現れる。リクエストがあれば、メッセージを入れることもできる。

そのほか、ピンク色のスポンジにスダチが香るバニラクリーム、ストロベリージャムを合わせたハート型のケーキ「エモーション」(13cm 5,200円、7cm 920円)や、キュートなカラーが印象的なチョコレートボンボン3種の「バレンタイン チョコレートボンボン」(2個700円、4個1,400円、9個3,000円)も用意した。

スパイスが香る「アップル&シナモン」、紅茶のフレーバーが際立つ「チャイ」、鉄板のマリアージュを封じ込めた「ワイン&フィグ」と、いずれも上品で個性あふれる味わいとなっている。

販売期間:2月1日(水)~3月15日(水)、公式ウェブサイト

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  • ホテル
  • 大手町

「アマン東京」には、「フルーツとお茶のマリアージュ」をテーマにした、ショコラが登場。それぞれの素材に合わせてカカオを厳選、玄米茶やカモミールティーなど4種類の茶葉の風味にフルーツの甘みや酸味を加え、爽やかさと渋みが合わさった繊細な味わいのチョコレートを完成させた。

緑の「玄米茶のプラリネとカラマンシーのガナッシュ」は、柑橘「カラマンシー」を、力強いカカオの風味を感じられるブラジル産のカカオ分62%チョコレートと合わせてガナッシュにしたもの。

紫のショコラは、「カシスのコンフィチュールと鉄観音茶のガナッシュ」。ジューシーなカシスと、芳醇(ほうじゅん)な鉄観音茶のガナッシュを絶妙なバランスで仕上げている。黄色は、華やかな香りが特徴のグアバをキャラメルと合わせ、ディンブラのガナッシュと組み合わせた。

4つのショコラに、開業以来のスペシャリテであるアマンのロゴ入りチョコレートを加えた、5つのショコラを詰め合わせた「アマン東京 オリジナルバレンタインチョコレート 2023」(5個入り、3,780円)として販売。店頭販売限定で、20個入り(5種各4個入り、1万5,120円)も用意している。

販売期間:1月30日(月)~2月14日(火)、公式ウェブサイト

  • ホテル
  • 日比谷

「帝国ホテル 東京」では、ショコラトリーがホテル内に設置された2005年当初から、スイスで修行を積んだシェフショコラティエの市川幸雄のもと、素材の選定から配合、配置、サイズまでを一つ一つ計算してショコラを作っている。

2023年のバレンタインシーズンは、限定フレーバーが入ったアソートボックス2種が登場。ショップ「ガルガンチュワ」で販売する「ボンボン ショコラ バレンタインセレクション 2023」と、オンラインショップ限定の「ボンボン ショコラ 2023」(どちらも5種計10個入り5,500円)だ。

中でも「ボンボン ショコラ バレンタインセレクション2023」は、素材本来の魅力を追求したショコラをアソート。定番フレーバーの一つ「ピスターシュ」に加え、バレンタイン向けの新作「ビター」「パッション」「エスプレッソ」「スリーズ」を交えた全5種を2個ずつ詰め込んだ。

「スリーズ」は、チェリーがほのかに香る甘めのビターチョコレートガナッシュを、チェリーのコンフィチュールと一緒にビターチョコレートでコーティングしたもの。コーティングの内側に、独特の酸味を持つカカオパルプを用いている点もユニークである。

販売期間:214日(火)まで、公式ウェブサイト

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  • ホテル
  • 虎ノ門

「アンダーズ 東京」には、日本でも人気の、フランスのティーメゾン「クスミティー」の茶葉を使用した「ボンボンショコラ」(3種各3個 計9個入り3,700円、各月300箱限定)が初登場した。

上品な香りが特徴の「ホワイトアナスタシア」をはじめ、「チャイオブザタイガー」「エクスピュアアディクト」を使用した3種のショコラを詰め合わせた。口に含むとふわりと広がる華やかな香りを堪能したい。

そして、「ヴァローナチョコレートサブレ」(6個入り箱2,800円、12個入り缶5,600円)は、サクサク食感のチョコレートサブレに、キャラメリアを使用した濃厚なバタークリームをサンドしたリッチな味わいが魅力だ。バタークリームにフランス・ゲランド産の天日塩を忍ばせていて、ほどよい塩味が後を引く。

販売期間:2月6日(月)~3月14日(火)、公式ウェブサイト

バレンタインデーを充実させるなら

  • Things to do

バレンタインデーという行事にプレッシャーを感じているという人も少なくないだろう。街を行くカップルがイチャつく姿にイライラしてしまう人、恋愛で傷ついたばかり、そもそもプレゼントをもらう見込みがない、そんな人でも楽しめる、ちょっと風変わりなバレンタインデーの過ごし方を提案する。

  • ショッピング

近年の東京のチョコレートシーンは競争が激しく、有名なフランスのサロン・デュ・ショコラでは日本のチョコレートメーカーが最優秀賞を取得し、海外のエキスパートとも肩を並べている。

ここでは、情熱的なショコラティエが届ける、複雑な風味のカカオを使ったチョコレートショップを中心に紹介する。

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東京、ハート形が食べられる店
東京、ハート形が食べられる店

バレンタインデー当日。いつもはチョコレートをプレゼントするという人も、今年はハート形を忍ばせたサプライズディナーで気持ちを伝えてみよう。かわいらしく、おいしいハート形メニューならば、それだけで気持ちが伝わるはず。

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