歌舞伎町にあるラブホテルの入り口を抜けた場所にあるザ フォーアイド(The Four-Eyed)。ショップでは、国内外のブランドの古着や新作、アクセサリー類を揃えている。
過去に「STREET」誌のカメラマンを務めていたディレクターの藤田佳祐は、単なるアパレルショップではなく、様々な背景を持つ人々のためのコミュニティスペースとしてもこの場をいかすことを目指している。
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駅直結のファッションビルや飲屋街、映画館など、常に多くの人で賑わう新宿の街。実は多くの老舗や専門店が店を構えていることを知っているだろうか。コーヒー器具や喫煙具の専門店、老舗の書店やメイドインジャパンにフォーカスしたアパレルショップなど、「ここにしかない」という店が多いのが新宿の特徴だ。ニッチなニーズに応える東京随一の繁華街、新宿で行くべきショップを紹介する。
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歌舞伎町にあるラブホテルの入り口を抜けた場所にあるザ フォーアイド(The Four-Eyed)。ショップでは、国内外のブランドの古着や新作、アクセサリー類を揃えている。
過去に「STREET」誌のカメラマンを務めていたディレクターの藤田佳祐は、単なるアパレルショップではなく、様々な背景を持つ人々のためのコミュニティスペースとしてもこの場をいかすことを目指している。
新宿一の売り場面積を誇る、新宿通り沿いにある「紀伊国屋書店」の本店。雑誌や書籍、漫画、洋書から文房具と総合的に取り扱い、地下1階~8階からなる本館の他、漫画やDVDを取り扱う別館で商品を展開している。
広い店内のいたるところで見掛けられるのが、各階それぞれの担当者によるフェアのコーナー。季節や流行に合わせたテーマを設け、数万とある中から書籍をセレクトし、独自の視点で紹介している。個性豊かな手書きのポップにも注目だ。
新宿駅東口そば、待ち合わせの合間が、人生を変える一冊との出会いに変わるかもしれない。
関東地区全域にわたり店舗を展開するレコード店「ディスクユニオン(diskunion)」。同店ではCDとレコードを中心に取り扱い(商品は中古も新品もある)、地下1階から地上7階まで、全8フロアで商品を展開している。フロアごとに明確なジャンル分けがされており、日本のロック、インディーズ、オルタナティブ、ラテンからパンクまで、幅広く膨大な品数の商品が狭い店内に所狭しと並べられている。
2階のCD、レコードアクセサリーフロアでは、レコード用のビニール、レコードクリーナー、専用のボックスなどを取り揃えている。レコードについて気になることがあれば、専門スタッフがどんな悩みにも答えてくれるだろう。
同館を中心に、新宿にはほかに10店舗を展開し、ジャズ、昭和歌謡、ヘヴィメタルからクラシックまで、さまざまな音楽を発見できる。
歌舞伎町入口にある大型ディスカウントストア。日用品や化粧品など、大量の商品で埋め尽くされる店内は、身動きができないほど。海外への土産探しにももってこいだ。営業は24時間。
衣、食、住、そのすべての頂点が揃う場所として、世代を問わず支持され続ける伊勢丹新宿本店。開業から80年を数える2013年3月、同店は大規模なリモデルを実施し「ファッションミュージアム」という新たなコンセプトを掲げ、内容を一新しグランドオープンを果たした。本館ファッションフロアにおいては、他の百貨店では類を見ない斬新な手法で売り場を編成し、ラグジュアリーブランドのみならず、国内外の若手デザイナーによるアイテムを展開。地下2階から屋上まで、一度中へ足を踏み入れたら最後、その物欲を抑えることは困難に等しい。
1940年創業の国産家具メーカー、カリモク60の直営店。日本人の職人の手で作られた同社の製品は、その普遍的なデザインとサイズ感などから、今なお世代を問わず多くのファンがいる。
店内には1962年の誕生時からデザインが変わらない、同ブランドのアイコンである「Kチェア」のほか、60年代から親しまれてきたクラシックな名品が全商品並ぶ。また、カリモク60がセレクトした国内外の雑貨も販売されている。一生使い続けたいと思える家具を探しに行こう。
東京都庁近く、壁面に巨大な赤い亀が描かれた、ど派手な黄色いビルを知っているだろうか。その土地で創業50年以上を数える、作業着や事務服、安全用品などを販売する専門店だ。2フロアある店内は決して広いとは言えないが、所狭しと商品が並び、在庫品も含めると実に10万点の商品は常時取り揃えられていると言う。ニッカーボッカーズや地下足袋など定番商品は、さまざまな色や柄を品揃え、ハイファッションのランウェイにでも登場しそうな、鮮やかなショッキングピンクやミントグリーンカラーのヘルメット、ハローキティのつなぎ、欧米男性用にデザインされたという超特大ニッカーボッカーズなど、実にバラエティ豊かにアイテムを展開している。単なる作業着、作業用品として捉えればそれまでだが、商品を一点一点を見ると機能性、そしてデザイン性にも優れ、日常に取り入れられるファッションアイテムであることがわかる。目から鱗の掘り出し物に出会えるはずだ。
カメラ専門店のレモン社新宿店が、併設の撮影スタジオ728とともにリニューアルオープン。
新品、中古のデジタルカメラ、フィルムカメラをはじめ、レンズ、アクションカム、三脚、カメラバッグ、動画機材などを、旧店舗と比べて約1.6倍の売り場面積で取り扱う。また新宿一の品ぞろえを目指し、日本、アメリカ、イギリス、欧州連合(EU)、中国など世界各地のフィルムを販売する。
ロンドンで1973年にオープンした老舗のホームファニシングショップ。日本には4店舗あり、新宿の同店が日本でのフラグシップストアとなる(ほか、東京にあるのはザ・コンランショップ 丸の内店)。
イギリスの著名なインテリアデザイナー、テレンス・コンランが提唱する「ライフデザインのクオリティを高める」がコンセプトで、世界中から厳選された家具や照明、インテリア商品、ギフトを取りそろえる。
価格はどれも安くはないが、洗練されたセンスと高い機能性があり、長く使えるものばかり。2フロアあり、上のフロアは大型家具、下のフロアはキッチングッズやフラワーベース、ベッドファブリックなど生活まわりの小物を置いてある。
季節ごとに展示が変わり、キッチンコーナーのテーブルコーディネートは訪れるたびにワクワクするだろう。皿やグラス、テーブルナプキンのほか、コーヒーメーカーやホットプレートなど調理器具も多数並ぶ。予算があれば、キッチンまわり一式をワンストップでそろえることも可能だ。
新宿駅東南口から徒歩2分ほどのところにあるアウトドアショップ。地下1階から地上9階まであり、キャンプ用品からウエア、靴、サイクル用品まで、何でもそろう。なかでも注目すべきは3階のリュック売り場。登山用ザックをはじめ、カジュアルにも使えるアウトドアブランドのデイパックやキッズ向けのものなど、500を超えるリュックが並んでいるのだ。
さらには、店頭に出せていない在庫もあるというから驚きである。また、女性向けのリュックの場合は値札がピンク色にされており、購入する際にわかりやすい。値札には、容量なども細かく記載されているが、より詳しく機能を知りたい人は、店に立つリュックのエキスパートに相談するのがいいだろう。
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仕事が忙しくてパーティの準備が間に合わない、始発電車を待つ時間も有意義に過ごしたい。大都会、東京ならば、そんな思いを実現することができる。日用品をはじめ、衣料品やギフトを深夜にゆっくり選ぶのもいいし、ネイルやヘアケアにじっくり時間をかけることもできる。天然温泉で朝風呂、残業後に整体や鍼治療だって受けることができるのだ。ショッピング、ビューティ、スポーツなど、深夜営業、24時間営業している店を紹介する。
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