食のプロ、御用達。ジビエを使った加工品も
井の頭線神泉駅から徒歩15分、目黒区青葉台の住宅街にある食肉加工品の専門店。自家製のハムやパテ、ベーコンを販売している。まさに東京版シャルキュトリだ。また、母体は祐天寺のジビエ料理店、ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパが手がけているため、『鹿肉と白イチジクのテリーヌ』『猪肉のモルタデッラ(ピスタチオ入り)』などジビエを使った加工品も取り扱う。
客は近隣の住人や外国人客、地方から買いに来る人、店の近くにある西郷山公園でのピクニック用に切り立てハムとパテの盛り合わせ(『ジャンボン バリエ』)を購入するケースも多いそうだ。一般客のほか、ホテルや百貨店、ワインショップなど食のプロにも利用されている。
店内にずらりと並んだ商品はどれもおいしそうで迷ってしまうが、人気がある定番商品は、香りが素晴らしく濃厚な『熟成黒豚とクルミのテリーヌ』と、手作りソーセージの『ソーシス ド トゥールーズ』。じっくりフライパンで焼いて味わうと、日本人にはなじみのある大手メーカーのソーセージとは異なる食感、深い後味に驚く。