最新カプセルトイを手に入れよう

都内の専門店やレアアイテムが手に入る店などを紹介

Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > ショッピング&スタイル > 最新カプセルトイを手に入れよう

1965年にアメリカから輸入され、1970年代に全国各地に広まったカプセルトイ。当初は、駄菓子屋の軒先などに設置され、主に子ども用のおもちゃが入っていたが、近年はジョークが効いた大人向けのものから、アート作品のミニチュアなど、土産にもなるカプセルトイが登場している。取材中、筆者が小学生のときに大切な小遣いをカプセルトイに注ぎ込んでしまった苦い思い出がよみがえってきた。くれぐれも散財には気をつけよう。土産に勧めたい、日本らしいカプセルトイが手に入る場所を紹介する。

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  • 秋葉原
海洋堂ホビーロビー東京
海洋堂ホビーロビー東京

フィギュアのスペシャリスト、海洋堂のオフィシャルショップ。同メーカの造形物の精巧さや造形センスは世界屈指の水準を誇ることで有名だ。フィギュアやアイドルグッズ、オーディオショップなどが入居する、秋葉原のラジオ会舘内にショップはあり、海洋堂のオリジナル商品とコラボレーション商品を60台ほど設置している。東京や東北、大阪など日本の名所をフィギュアにした、『おみやげカプセルフィギュアシリーズ』も多く置いてある。

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  • 上野
ヤマシロヤ
ヤマシロヤ

上野のアメ横近くにある、5階建ての老舗おもちゃ専門店。店の入り口には様々なカプセルトイの販売機が60台ほど並んでいる。それぞれのフロアにもガチャポンコーナが設置されているので、店内を探検してみるのもいいだろう。同店で人気のカプセルトイは、可愛らしい猫用の被り物シリーズ『かわいい かわいい ねこうさぎちゃん』だそう。

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  • 秋葉原

秋葉原で10年以上営業するガチャポンの聖地。店内には約500台のガチャポンマシーンが並び、毎月50タイトルほど新作を入荷している。しゃくれた動物がモチーフの『シャクレプラネットシリーズ』など、ユニークな商品も多い。同店で人気があるのは『のびーる もちまんじゅう』、『ぷにっと刺身』などふわふわした感触のスクイーズ商品やキャラクター商品だ。店主は英語も話すことができるので、海外から来た友人にもすすめたい。

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  • 新宿

新宿の大型家電店ヨドバシカメラには、カプセルトイ専門の「ガシャポン館」がある。「ゲーム・ホビー館」の目の前に位置し、地下1階に降りるとワンフロアに500台ものカプセルトイの機械が並ぶ。ここでは、スーパーの魚売り場にある魚をデザインした『スーパーの鮮魚コーナーマスコット』や、日本ならではのものを寿司にしてしまった『コレジャナイ寿司』などが手に入る。

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  • 空港
  • 羽田空港
羽田・成田空港
羽田・成田空港

「あまった小銭をオモチャに!」という素晴らしいアイデアのカプセルトイゾーンが、羽田や成田空港など、主要空港に2017年から設置され話題になっている。キャラクターアイテムなどが揃う。羽田空港の設置台数は60台ほどで、100円~500円のトイが並んでいる。

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  • 新宿三丁目

「モナリザもアッと驚くこの品揃え」でお馴染みの画材や文具の専門店、世界堂。ここには、アーティスト岡本太郎の『岡本太郎アートピースコレクション 万有の相顔たち』や、ミロのヴィーナス、モーゼなど石膏像を模った小さなマグネット『石膏像 マグネット ミュージアム』など、アートなカプセルトイが揃う。ちなみに、岡本太郎のトイカプセルシリーズは、岡本太郎美術館に数種類揃っているので、大ファンは美術館に行くのがおすすめだ。

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  • ホームデコレーション
  • 丸の内

日本の工芸品や、雑貨などを扱うショップ、中川政七商店。『日本全国まめ郷土玩具蒐集シリーズ』というオリジナルのカプセルトイを制作している。このシリーズは日本全国で作られ受け継がれてきた郷土玩具のミニチュアだ。カプセルトイは、東京本店のほか、東京ミッドタウン店などに設置されている。

土産にしたいカプセルトイ

1. 海洋堂 × 岡本太郎アートピースコレクション

2011年に岡本太郎の生誕100年を記念して制作されたカプセルトイ。手のひらサイズの『太陽の塔』や『こどもの樹』『坐ることを拒否する椅子』などを揃えて、岡本作品をいつでも身近に感じよう。

販売場所:岡本太郎美術館、世界堂など

2. パンダの穴 はにわプロレス

ジョークが効いたカプセルトイを多くリリースする、パンダの穴によるハニワとプロレスを融合させた商品。いきなり叫ぶ『ワニマル・ハマグチ』や、テクニシャンな『ハニート・ムア』など、キュートなレスラーを集めたい。

販売場所:ガチャポン会舘など

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3. 海洋堂 × 中川政七商店 日本全国まめ郷土玩具蒐集シリーズ

日本の工芸品や、雑貨などを扱うショップ、中川政七商店のオリジナルトイ。日本全国で作られ受け継がれてきた郷土玩具が入っている。写真は、神奈川県横浜開港人形。横浜開港当時の風俗を表現した土産物で現在の生産はわずか。

ゲットできる場所:中川政七商店東京本店、東京ミッドタウン店、海洋堂ホビーロビーなど

4. かわいい かわいい ねこうさぎちゃん

飼い猫をウサギに変身させることができる、猫用の被り物。猫には喜ばれない可能性が高い……。

販売場所:上野ヤマシロヤ、ヨドバシカメラ カプセルトイ館など

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5. のびーる もちまんじゅう

人気を博している、もちもちの感触が気持ちいい、スクイーズ系カプセルトイのひとつ。

販売場所:秋葉原ガシャポン会舘など

6. ぷにっと刺身 マスコット

魚売り場にある、パッケージされた刺身をデザインしたトイ。切り身の皮や筋の部分までチープでありながらリアルに再現している。

販売場所:秋葉原ガシャポン会舘など

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7. 上野フィギュアみやげ 考える人

上野の街を多角的にとらえて再現したフィギュア。『上野恩賜公園の桜』や『上野駅舎と女学生』『ジャイアントパンダ』など全8種類がある。おみやげカプセルフィギュアシリーズは、東京や大阪、京都、沖縄など、様々な地域がシリーズ化している。

販売場所:上野ランド、海洋堂ホビーロビーなど

8. 大竹伸朗ガチャ景

アーティスト大竹伸朗本人が監修した、立体作品のフィギュア。大竹が手がけた直島の銭湯「I♥湯」の入り口に掲げられた、「♥美」のミニチュア作品などが手に入る。編者者の都築響一による大竹へのインタビュー形式で各作品を紹介したミニ図録が付属している。

販売場所:直島、六本木ヒルズ アート&ミュージアムストアなど

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9. 石膏像 マグネット ミュージアム

『ミロのヴィーナス』『ダビデの目』『モーゼ半面』など、石膏像を模った小さなマグネットシリーズ。

販売場所:世界堂新宿本店など

10. コレジャナイ寿司

天狗、富士山、城、力士がすし飯の上にのっている。日本ならではのものを寿司にしてしまったユニークなトイ。

販売場所:ヨドバシカメラ カプセルトイ館など

休日はマーケットに行く……

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東京、オーガニックショップ&マーケット
東京、オーガニックショップ&マーケット

2015年4月に食品表示法が施行(しこう)されて以降、栄養成分やカロリー、生産地と有機農法を示す日本農林規格(JAS)マークなど、食品に表示される情報は年々増えている。商品を裏返すと文字だらけという印象も受けるが、消費者が得られる情報が増えていると言える。オーガニック食品は、子どもがいる家庭や食の安全に関心を持つ人なら、遺伝子組換え食品や化学合成肥料、農薬などが使用されたものは避け、オーガニック食品を積極的に取り入れているのではないだろうか。生産者のこだわりを直接聞けるマーケットやオーガニック専門店は、スーパーと比べると多少値は張るがチェックしておきたいはず。家族連れでにぎわう恵比寿や青山のマーケットから、老舗佃煮メーカーが手がける町の商店まで、オーガニック食品が手に入るスポットを紹介する。

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