暮らしの道具を扱うセレクトショップ、中川政七商店の東京本店。
1716(享保元)年に奈良で創業。手織りの麻の布製品から陶器、調理道具、季節の飾り小物まで、日本の伝統的な工芸技術で作る美しく機能的な日用品を販売している。地方の銘菓や茶葉、調味料といったフードも購入できる。
奈良県産の蚊帳生地を使った吸水性の高い『花ふきん』シリーズをはじめ、オリジナルブランドの靴下、食器なども人気。モダンでスタイリッシュなデザインのものも多く、強いファンがいる。
東京本店では包丁のラインアップも充実。岐阜産と新潟産の高品質な国産包丁を、サイズや種類別に取りそろえている。スタッフのアドバイスのもと、手に取ってじっくり選んでみては。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)