渋谷で食べるべき朝食12選

宇田川町の裏通りにある隠れ家ビストロ。ビオワインと本格フレンチをカジュアルに楽しめるディナーはもちろん、8時～14時に提供されるブレックファスト＆ブランチも人気が高い。

取材時は、定番メニューとして支持される『フレンチトースト 自家製ベーコンとブッラータチーズ』（1,540円）と、『自家製ジンジャーエール』（770円）をオーダー。自家製の食パンをアパレイユにじっくり漬け込んで焼き上げたフレンチトーストは、表面カリッと、中はトロリとして、ほんのりとした甘さの中にシナモンやナツメグなどのスパイスが香る。分厚くカットされた自家製ベーコンと、渋谷チーズスタンドから仕入れるブッラータチーズを合わせれば、甘じょっぱく味わい深い。そのほか、『あんバターリコッタチーズサンド』（638円）も見逃せない逸品だ。

アパレルブランド『SON OF THE CHEESE（サノバチーズ）』がプロデュースした人気のサンドイッチ専門店。エメラルドグリーンを基調としたお洒落な空間で、こだわりのサンドイッチ＆トーストを楽しめる。

オーナーがニューヨークで教わったレシピをもとに作られるメニューは、味もボリュームも食べ応え抜群。ランチやディナーはサンドイッチ、8～11時のモーニングはトーストを中心としたプレートにコーヒーまたは紅茶付きで提供される。おすすめは、厚切りのバタートーストに卵とチーズをトッピングして鉄板で焼き上げた『トッドインザホール』（650円）。トーストの香ばしさとチーズの濃厚なうま味、半熟卵のまろやかさが合わさって絶品だ。

松濤入り口の、渋谷クレストンホテル内にあるレストランのモーニング。ホテルシェフが丁寧に作った、滋味に富む朝食を取りたい時に訪れたい一軒だ。メニューは和食と洋食のセットから選べ、席は個室タイプもあるのでグループでもゆっくりと食事を楽しめる。

食後にはホテルオリジナルのオレンジジュースやコーヒーも付くというぜいたくさながら、1,430円というリーズナブルな価格設定もうれしい。前日までの予約が必要なので注意しよう。

南平台の住宅街にたたずむ、スタイリッシュな喫茶店。こだわりのサンドイッチを求めて、感度の高い若者はもちろん、子どもからお年寄り、外国人客も多数訪れる。 8～11時に提供されるモーニングは、『厚切りトースト』や『おにぎりプレート』、『贅沢モーニングプレート』など3種類がスタンバイ。どれもしっかりと食事をとれるのも魅力だ。

朝からレギュラーメニューの注文も可能。人気の『生モッツァレラの極厚豚ヒレサンド』（1,600円）は、豚ヒレ肉のあっさりとした味わいと独自の火入れによる歯切れ良さで、軽やかな食べ応え。自家製シロップをソーダやミルクで割ったドリンク『ネクタル』と合わせて爽やかに楽しみたい。写真は『赤色のグレープフルーツ＋高圧無糖炭酸』（600円）。

北海道産小麦を100%使用し、白神こだま酵母とブドウ酵母やサワー種などの自家製酵母を使い分けながら焼き上げるパンが人気のベーカリー＆カフェ。滋味深いパンをたっぷりと楽しめるのが、平日の8～10時に提供される『モーニングトーストセット』（690円）だ。食パンやバゲット、ドライフルーツ入りのパンなど、その時々で変わる5種類のパンを一度に味わうことができ、どれを頬張っても口いっぱいに小麦のうま味と自然の力強い風味が広がっていく。

ブレンドコーヒー、紅茶、手作りポタージュのいずれかがセットになり、今回は手作りポタージュをオーダー。丁寧に作られたパンとスープに思わず笑みがこぼれる至福の朝を過ごすことができる。

ドイツ企業、ボッシュの日本本社ビル1階にあるカフェでは、平日の8時半〜11時限定で、ドイツ風ソーセージなどが付くモーニングセットを提供している。シンプルなトーストとサラダのほか、ヨーグルトとフルーツグラノーラなど、セットは全5種。

少し豪華なセットB（600円）には、トーストにハーブの香りが食欲をそそるホワイトソーセージ、ソフトボイルドエッグ、カレー風味のコールスローなどが付き、朝からバランスの良い食事が取れる。天井が高くガラス張りの店内は開放感があり、優雅な気分で1日を始められるだろう。いずれも単品の朝食に加え、セットドリンク（200円）を合わせて注文する必要がある。

渋谷のスペイン坂にある1979年創業の老舗カフェ。朝9時から23時まで開いており、朝食にも喫茶にもバータイムにも対応できる万能な店だ。オープンから17時のカフェタイムには軽食がそろい、『ホットドッグ』（540円）などいずれもリーズナブル。名物スコーンは手作りの優しい味わい、無料で付いてくるクリームをたっぷり塗って食べよう。何か軽く食べておきたい朝にぴったりの一品だ。定番のスペシャルコーヒーは一杯230円から注文できる。

渋谷駅からほど近い場所にある老舗サンドイッチ専門店。 添加物、保存料を使用せず手作りのサンドイッチを提供している。 小さなサンドイッチが3つセットになっている『ミックス』（420円）や、『3色トースト』（390円）など、素材を大切にした味わいは手作りならではだ。朝9時開店、閉店時間は日によって変わるので訪れる際は注意しよう。店内ではコーヒーも楽しめる。

國學院大学の学術メディアセンター内にあるカフェラウンジ。 キャンパス内だが一般人も利用可能。モーニングメニューは種類豊富で『ベーグル』（180円）、『カフェラテ』（310円）や名物である焼き立てパンの『クリームパン』『チョコ入りクロワッサン』『メロンパン』などをリーズナブルな価格で提供している。

渋谷から少し離れ、通りに面していて開放感があるため、都会の喧騒（けんそう）を忘れてゆったりとした時間を過ごせる。11時からはスパゲティやスープなど、ランチ向けのフードメニューもそろう。

渋谷から恵比寿方面に向かう、明治通り沿いにあるagoo's cafe（アグーズカフェ）。平日のみ朝9時のオープンからモーニングセットの提供しており、仕事前などに朝食をとるのにぴったりの店だ。

メニューはドリンク付きで『バタークロワッサンセット』（450円）、『チョコクロワッサンセット』（470円）、『ホットサンドセット』（670円）と、財布に優しい価格設定もうれしい。ドリンクはコーヒーと紅茶から選べ、追加料金でサイズの選択やカフェラテなどにも変更できる。