アフリカ大陸の西端に位置するセネガル。首都のダカールがパリ・ダカールラリーのかつての終着点だったことや、ジャンベなどを使った民族音楽が有名だ。2018年サッカーワールドカップの日本の対戦相手になったことで、興味を持った人も多いのではないだろうか。東京都内にはセネガル料理店が数軒あるので、試合前に対戦国の料理を食らい、景気付けしてみてはどうだろうか。セネガルも米を使った料理が多いので、日本人の下にも合うはずだ。魚などを使った炊き込みご飯「チェブジュン」や鶏肉とタマネギを使った「ヤッサプレ」などの伝統料理を味わえるレストランを紹介する。
アフリカの食や音楽に興味があるなら、浜松町のカラバッシュ(Calabash)は一度は行っておきたい。同店は、旅行業界に長年携わってきたオーナーが、観光では味わえないアフリカ文化の深みを伝えるべく2005年にオープンした。マリ、セネガル、コートジボワールを中心に、アフリカ大陸の様々な国の文化を紹介している。料理は『クスクス』や『ヤッサ』などの定番をはじめ、セネガルの魚の炊き込みご飯『チェブジェン』、西アフリカの揚げ餃子『サモサ』など、あらゆる地方のアフリカ料理が用意されている。とことんアフリカ気分に浸りたい人は、ライスの代わりに、ヤムイモをついて餅のようにした『フーフー』を頼むと良い。
江戸川区瑞江の住宅街にある、土日のみ営業している小さなカフェ。良質なエチオピアの豆を使ったオリジナル焙煎コーヒーや、バオバブジュースなどのセネガルドリンクを提供する。食材にこだわったフードメニューは、クロックムッシュなどの軽食や、白米に鶏肉とタマネギソースを盛り付けたヤッサプレ、カレーに似たピーナツバターとトマトベースのマフェなど、代表的なセネガル料理を味わえる。砂糖不使用のハチミツで作ったマフィンなど、スイーツメニューも健康志向だ。晴れた日にはオープンテラスでゆっくりするのもいいだろう。
腹ごしらえ後はバーで観戦
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