贅沢な夜の幕開けを迎えたければ、コンラッド東京ホテルの28階にあるチャイナブルーがおすすめ。香港とシンガポールで名声を得た後に日本へ移住したシェフのアルバート・ツェが、2005年にコンラッド東京の天空に浮かぶレストランの料理長に着任。チャイナブルーという店名ではあるが、実際には彼のアジアを巡る旅行からインスピレーションを受けた楽しいフュージョン料理を提供している。
料理はどれも完璧に盛り付けられ、食べる前にInstagramに投稿されるのを願いながらテーブルに運ばれてくる。もし料理から目を離せるのであれば、東京湾を一望でき、遠くにレインボーブリッジや東京ゲートブリッジがきらめく夜景は一見の価値がある。
『二人世界』コースは、看板メニューである甘酸っぱいソースを添えたスペアリブ『リブアイステーキ チャイナブルースタイル』を中心とした7品を堪能できる。普通のフィンガーフードとは異なり、ソースをたっぷりまとったスペアリブにフレッシュなイチゴ、ワサビの葉、ミョウガが添えられた逸品は、美しく盛り付けられており、デザートと見間違えるほどだ。