米沢牛黄木 東京駅黒塀横丁店
東京駅構内の黒塀横丁に位置する米沢牛黄木は、東京には数少ない米沢牛専門店で、極上クラスのとにかく美味しい肉を味わうことができる。同店の握りは、『ローストビーフ寿司』(3貫1,200円)と『大トロ炙り寿司』(3貫1,500円)。『ローストビーフ寿司』は薄味のタレが塗られたサーロインの尻に近い背中の肉、イチボのローストがシャリに乗った一品。味の濃い和牛の旨味とコクを存分に味わうことができる。また、『大トロ炙り寿司』は、牛1頭から2キロ弱しか採れない肩三角の表面を軽く炙りシャリに乗せた一品。そのとろける食感はまさに極上の大トロマグロを彷彿とさせる。温かいシャリとともに口の中でほどける幸せを、塩とすだちで爽やかに楽しもう。
最近、焼肉よりもあっさりと肉を味わうことができ、ワインや日本酒とも相性抜群とあって、当記事の中にも登場するスパイスワークスの「肉寿司」を筆頭に肉の寿司が大人気だ。この記事ではそんな肉の寿司の中でも、和牛の握りが味わえる店のみを5件セレクト。肉の寿司専門店のみならず、極上クラスの米沢牛の握りを味わえる専門店から黒毛和牛の握りを300円で味わえる居酒屋まで幅広く紹介しているので、訪れたらぜひ和牛の握りを注文してほしい。そして、肉食の喜びといえば、禁断の生食だろう。2012年に牛レバーの生食が禁止、2015年には豚肉の生食が禁止されるなど規制は進むが、極上の和牛を生、あるいは生に近い状態で食べる至福の時は何物にも代え難い。今回は、和牛を安心して生食できる店もセレクトしたので、ぜひチャレンジしてみてほしい。