パーク ハイアット 東京 ピーク バー
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東京、夜景を愛でるバー11選

予約殺到のルーフトップから隠れ家バーまで、大人が使える全11軒

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テキスト:たまさぶろ

残業中のオフィスから眺める夜景は時に涙を誘うが、どうせ同じ景色なら、好きな相手とグラスを傾けながら眺めたい。東京には、仕事など忘れて堪能すべき、美しい夜景がそこら中に広がっているのだ。 輝く高層ビルを後ろ盾にすれば、キザなセリフも少しは様になる。ここでは、東京の夜道を知り尽くすフードライター、たまさぶろが、夜景を愛でるバー11軒を厳選して紹介する。 ここぞという時の2軒目に、さらっとエスコートできるのが大人の証。ブックマークに加えておこう。

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  • カクテルバー
  • 東銀座
  • 価格 2/4

元来、夜景を愉(たの)しむためのバーではない。しかし、日本独自の文化の象徴、新装された歌舞伎座のライトアップを真正面から、こうも見事に見渡すことができる場所は、ほかにあるまい。純粋なオーセンティック バーだが、カウンターではなく、敢えて窓際の席を選び、歌舞伎座を目にしながら伝統文化に思いを馳せ、グラスを傾けるのも一興だ。

  • ホテルのバー
  • 浅草
  • 価格 2/4

浅草、雷門のはす向かいにTHE GATE HOTEL 雷門が開業したのは、2012年8月。その13階のロビーフロアに併設されているのが同店で、西洋料理をベースにしたビストロ風レストラン&バーだ。カウンター席では、背を向けてしまうことになるが、テーブル席からは東京スカイツリーが真正面に見える。スカイツリーを望むバーはほかにもあるが、眺望をいかした大きなウインドウからその迫力を堪能したい。

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  • ホテルのバー
  • 芝公園
  • 価格 2/4

まっすぐと天空へとのびる東京スカイツリーが現代の象徴なら、鮮やかなオレンジ色と美しい曲線をまとう東京タワーは高度成長期の証。今もって「私は東京タワー派」を主張する者も多い。そんな王道派には、東京タワー隣に位置するホテル、ザ プリンス パークタワー東京最上階のこの一軒。大きな窓から、巨大なキャンドルのように瞬く東京タワーの迫力に酔いしれたい。

  • 日本橋

日本橋は都内の他エリアとは異なり、長らく高層ビル群とは無縁な時代が続いた。しかし21世紀に入り、コレド日本橋、コレド室町などに代表されるよう地域再開発がなされ、ついには地上38階を誇るマンダリンオリエンタル 東京が登場。都内の夜景を望む名所が誕生した。同ホテルの最上階に位置するオリエンタルラウンジは、古き日本橋にくつろぎをもたらす新しい憩いの場だ。

夏の夕刻にラウンジを訪れると、夕闇迫る天蓋の下、東京の街並みが徐々に夜の装いへと変貌(へんぼう)して行く様を愛(め)でることができる。21世紀の東京しか知らない人には、大きな北側のウインドウを勧めたい。秋葉原や浅草方面の北側からは、現在でもほぼ高層ビルのない、古き東京の雑多な街並みを見渡すことができる。「昭和な東京」好きをも満足させることだろう。自慢のスタンダードカクテルのラインナップには、今流行りの「ジャパニーズジン」をいち早く取り入れており、今後は飲み比べなども企画されている。大人の愉楽の場として、頭に入れておきたいビューバーだ。

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  • ホテルのバー
  • 虎ノ門
  • 価格 3/4

2014年開業で話題を振りまいた虎の門ヒルズの屋上にあるアンダーズ 東京の「ルーフトップバー」。東京の東側を、右はレインボーブリッジ、左は東京スカイツリーまで見下ろすことができる。宝石をちりばめたような眼下の夜景は圧巻だ。屋上ゆえ真冬は少々厳しいが、室内でグラスを傾け、素晴らしい眺望を垣間見るだけでも価値はある。宿泊客は、テラスエリアのシートチャージが半額になる特典あり。

  • カクテルバー
  • 恵比寿
  • 価格 2/4

恵比寿公園と同じ敷地内にあるビルの入口で、インターフォンを押しオートロックを解除してもらうと辿(たど)り着く大人の空間。代官山、渋谷、恵比寿と3面に広がる夜景を眺めることができる。1999年11月開業の老舗オーセンティック バーながら、隠れ家からのこの眺望は贅沢過ぎる。

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  • ホテルのバー
  • 新宿
  • 価格 2/4

新宿の夜景ならこの一軒の右に出るバーはない。ホテルのエレベーターで41階まで上がり、足を踏み入れた瞬間に目に入るショーケースばりの夜景は別世界だ。西新宿のスカイスクレイパーを間近に一望しつつ、東京の夜のカレイドスコープを満喫。カジュアルではあるが、ここはハイクラスホテル。ドレスコードは頭に入れておきたい。

  • ホテルのバー
  • 汐留
  • 価格 3/4

汐留が貨物専用駅から摩天楼へと姿を変えたのは、2004年。その特区の象徴とも言えるラグジュアリーホテル・コンラッド東京のメインバーがこちら。高さ8メートルもある1枚ガラスから望むのは、昼は浜離宮恩賜公園の緑、夜にはライトアップされたレインボーブリッジとお台場。気品あふれる夜に乾杯といこう。

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  • ホテルのバー
  • 多摩地域
  • 価格 2/4

昭島市に位置するホテル「フォレスト・イン昭和館」のラウンジからは、一風変わった夜景が愉しめる。大きな窓から、約2万坪の森の向こうに見えるのは、横田飛行場。航空自衛隊と米空軍基地が設置されているため、グラスを傾ける時間でも、点灯した離発着する優雅な機影を眺めることができる。店内のデザインも旅客機のキャビンをモチーフとしているだけに、気分はさながら空港ラウンジだ。

 

  • ホテルのバー
  • 渋谷
  • 価格 3/4

このバーを堪能するには、晴れた日、夕方の早めの時間がおすすめ。日没に向かって、刻一刻と移り変わる渋谷の街並みを愛でながら、丹沢方面に沈みゆく夕景を鑑賞できる。都心にしては珍しく、視界を遮(さえぎ)る建築物がなく、広々とした景色が一望できる。19時入店までは予約可能。東京の空をつまみにグラスを傾けたい。

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  • ホテルのバー
  • 日比谷
  • 価格 2/4

日本が誇る帝国ホテル最上階のラウンジは、ランチ、アフタヌーンティ、ジャズラウンジと多彩な顔を持つ。「伝統と現代の融合」をコンセプトにイギリス人デザイナー、ジュリアン・リードが手掛けたインテリアは、どんな時間帯に訪れても落ち着きに満ちている。中でもラウンジの最深部、扉で閉ざされた空間にあるカウンター席は、帝国ホテルの「奥座敷」としておすすめ。

ライタープロフィール

  • 西麻布

イギリス人建築家ナイジェル・コーツが、1990年台初頭に手掛けた西麻布「アートサイロビル」の地下1階にあるウイスキーバー。元週刊プレイボーイの編集長であり、現在は作家として活躍する島地勝彦がオーナーを務めており、2020年に新宿伊勢丹からこの地に移った。

6メートルの高さを誇る天井には、フレスコ画の青空が描かれ、島地が蒐集した開高健やバスキア、横尾忠則などの、貴重な絵画や蔵書などが飾られている。猫好きということで猫をモチーフにしたアート作品が多く見られるのも特徴的。

最初の一杯には、サロン ド シマジの定番メニュー「スパイシーハイボール」がおすすめ。タリスカー10年をサントリーの山崎プレミアムソーダで割り、スコットランド産のピートで燻製したブラックペッパーをかけたものだ。

執筆:たまさぶろ

1965年、東京都渋谷区出身。千葉県立四街道高等学校、立教大学文学部英米文学科卒。「週刊宝石」「FMステーション」などにて編集者を務めた後に渡米。ニューヨーク大学およびニューヨーク市立大学にてジャーナリズム、創作を学ぶ。このころからフリーランスとして活動。Berlitz Translation Services Inc.、CNN Inc.本社にてChief Director of Sportsとしての勤務などを経て、帰国。

「月刊プレイボーイ」「男の隠れ家」などへの寄稿を含め、これまでに訪れたことのあるバーは日本だけで1,500軒超。2010年、バーの悪口を書くために名乗ったハンドルネームにて初の単著「【東京】ゆとりを愉しむ至福のBAR」(東京書籍)を上梓、BAR評論家を名乗る。著書に、女性バーテンダー讃歌「麗しきバーテンダーたち」、米同時多発テロ前のニューヨークを題材としたエッセイ「My Lost New York ~ BAR評論家がつづる九・一一前夜と現在(いま)」。

「あんたは酒を呑まなかったら蔵が建つ」と親に言わしめるほどの「スカポンタン」。MLB日本語公式サイトのプロデューサー、東京マラソン初代広報ディレクターを務めるなどスポーツ・ビジネス界でも活動する。

夜景で乾杯の前に肉を食べる。

ウルフギャングステーキを筆頭に、このところステーキレストランのオープンが相次いでいるが、興味深いのが、これまで少なかった「エイジングビーフ」などを謳った、欧米スタイルのステーキが食べられる店の存在。2013年の輸入牛肉の規制緩和などの影響もあってかファミリーレストランなどでも目にするようになった。ここではニューオープンの店舗を中心にタイムアウト東京が注目する美味しいステーキが食べられる店10軒を紹介。鉄板焼きで高級霜降り肉も最高だが、がっつり肉を頬張りたい!という時に参考にして欲しい。

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