夜の門前仲町は面白い。江戸時代からの情緒が残るこの下町は、富岡八幡宮や深川不動尊など寺社があることから、昼間は家族連れや観光客で賑わっている。一方、夜になれば、小道に並ぶ無数の居酒屋やバー、小料理屋に明かりが灯り、昼とは違う顔を見せる。良心的な価格で旨い酒や料理が味わえる店が多いことが特徴的で、酒やグルメ好きが集っている。特集では、夕方からのはしごに最適なスポットを紹介する。
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門前仲町の路地裏にあるオーセンティックバー。一歩足を踏み入れると外の喧騒(けんそう)が嘘のような、落ち着いた大人の空間が待ち受けている。味わってほしい一杯は、ラムやウォッカとも相性の良いリキュール、マリー・ブリザールを用いて作られた『メルシー』。このカクテルは、マリー・ブリザールのカクテルコンペティションで優勝したこともある。情緒溢れる下町、門前仲町の夜をシックに決めるならBar,Cがマストだ。
銀座店の姉妹店として2001年にオープンした、BAR オーパ 門前仲町店。同店では、旬のフルーツを使用したカクテルや、季節のおすすめメニュー、フードのメニューも充実している。期待を裏切ることのない名店だ。
1954年創業の老舗大衆居酒屋の魚三酒場。1、2階は、コの字のカウンター席で1人客と2人客専用。3人以上は3、4階の座敷席に案内される。魚介類を中心としたメニューの豊富さ、味とコストパフォーマンスは圧巻で、連日混み合っている。
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