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東京、LGBTQ+クリスマスパーティー2023

自分らしくワイルドに祝福するクィアフレンドリーなイベント

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年間のイベントのうち、特に盛り上がるクリスマス。しかしLGBTQ+を自認する人にとっては、時に憂鬱(ゆううつ)な時期となり得る。イルミネーションやクリスマスカラーに彩られた街は、人々を温かく包み込むものの、家や職場では当事者にとって「本当の自分」が歓迎されないのでは、という不安を抱くことも少なくない。

だが、2023年のクリスマスシーズンはそんなタフな現実から離れ、パートナーやクィアな友人を連れて(もちろん1人も歓迎)自分らしくクリスマスを祝おう。どんなジェンダー、セクシュアリティーの人でも安心して騒げるクリスマスパーティーを紹介する。

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東京、LGBTQ+パーティー

ロマンティックでエモーショナルな魔法を

新宿二丁目を拠点に活動し、ファッションアイコンたちが集う次世代のクィアパーティー「fancyHIM」が渋谷「BAIA(バイア)」に登場。今年は2体のマネキンのフィメールラップデュオ「FEMM」と、彼女たちと縁のあるアーティストが集結する。 

ガールズユニティーのホップ「FAMM’ IN」でともに活動したシンガーソングライターのYup’ in、「FEMM-Isation UK/EU tour 2022」で 共演したミクロミカに加え、fancyHIMの盛り上げ役のfancyBOYS、クィアパーティーでは欠かせないDJのBCG、「PAMEO POSE」のデザイナーでありDJのPELIなど、fancyHIMお馴染みのメンバーも揃う。

12月24日(日)17時00分〜23時00分/渋谷「BAIA」

マッチング専用テーブルも用意

「VITA」史上初、「WARP SHINJUKU」全館5フロアを貸し切り、5時間にわたる豪華クリスマスパーティーが繰り広げられる。「VITA HOLIDAY」は、「VITA」「OPPA」 「GODDESS with RISE」の3つのパーティーとVIPラウンジ、VCT(HIV・梅毒などの性感染症予防啓発)で構成されるLGBTQ+フレンドリーイベントだ。

イベントの主軸となる「VITA」は「UNIVERSE」のメインフロアで展開され、この日のためにニューヨークからDJのJoe Pachecoを招請。彼の曲に合わせて、ドラァグクイーンやGOGOボーイ、ポールダンサーがパフォーマンスを提供する。

音楽だけでなく出会いも求めている人は、VIPラウンジがおすすめ。新宿二丁目のバー「dEbug)」と「graviTy」がマッチング専用のテーブルを用意し、ボーイやホステスがサポートをしてくれるそう(通常のVIP席もあり)。

さらに、VITAが関わりを持つ「TOKYO AIDS WEEKS 2023」と連携し、パートナー共済によるVCTやワンコイン検査会が行われる。パートナーや自身と向き合ういいきっかけになるのではないだろうか。 

12月16日(土)15時00分〜20時00分/新宿「WARP SHINJUKU」(UNIVERSEフロア)

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女性向けセクマイイベントで乾杯

日本では数少ないガールズ向けのクリスマスイベント「GODDESS Xmas with RISE」。今回は、5年以上続く女性セクマイイベント「GODDESS」と、2023年6月に発足したばかりの勢いのある「RISE」がコラボレーションした特別なイベントとなる。 

「VITA」と同じくWARP SHINJUKUの「FORCEフロア」で開催され、レズビアン女性をはじめ、あらゆるセクシュアリティーの女性やトランスジェンダー、Xジェンダーの人たちを歓迎している(シスジェンダー男性は入場不可)。

その日限りのクリスマスMIXを厳選するDJ、クリスマスソングに合わせて踊るGOGOダンサー、セクシーな衣装を身にまとい酒を提供するショットガールが、クリスマスムードを盛り上げること間違いなし。さらにイベントを熟知するプロモーターもいるので、当日は内容について気軽に聞くことができる。

12月16日(土)15時00分〜20時00分/新宿「WARP SHINHUKU」(FORCEフロア)※シス男性は入場不可

「チャミスルサンタ」が登場

多くのK-POPファンが集まる「OPPA」が、WARP SHINJUKU(METEOフロア)で、クリスマスイベントを開催。当日は、国内外で今注目を集めるTACKHEYがゲストDJとして参加。彼の初となるK-POP縛りのDJに注目したい。

また、韓国ソジュ(焼酎)のチャミスルを片手に、チャミスルサンタがフロアを駆け巡る。イベントの最後にはOPPAからのクリスマスプレゼントがあるかも?

サンタの格好をしてクリスマスムードを楽しむのもよし、曲を聴いてK-POPにどっぷりハマるのもよし、同じ趣味の「オッパ」を探すのもよし。それぞれの楽しみ方で過ごせるのが、OPPAならではだ。

12月16日(土)15時00分〜20時00分/新宿「WARP SHINJUKU」(METEOフロア)

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クィアフレンドリーでセックスポジティブなレイヴパーティー「SLICK」。今回は、ベルリンを拠点に活動するDJのDiaminを招き、レイヴシーンが根付くベルリンの風を東京に吹き込む。

さらに、東京のアンダーグランドミュージックシーンを率いるインディーズレーベル「Hype Sync Records」のMichel、テクノウルフのメンバーshirakosound、サイトランスやテクノの野外レイヴの影響を強く受ける中華系カオスパーティー「電気菩薩」のレジデントDJ・TEITEIのほか、DIV☆Zoeが登場。新進気鋭のDJによる音楽にITOAOIによるVJも加わり、毒々しく生々しい雰囲気がフロアを包み込むだろう。

クリスマスウィークに特別な体験をしたい人におすすめだ。

12月22日(金)23時00分〜23日(土)6時00分/渋谷「Studio Freedom」

クリスマス仕様のショーに注目

毎月、東京と大阪でビジュアルアートエンターテインメントショーを開催するアーティストグループ「ハウスオブ外食」。セクシュアリティー、ジェンダー、国籍、世代の垣根を超え、アートの持つパワーで、誰もが自分らしく生きていける社会を目指している。

12月はクリスマス仕様のショーを開催。ドラァグクイーンやドラァグキング、エレクトロダンス、コンテンポラリーダンスやシンガーによる生歌など、一夜でさまざまなジャンルが楽しめる。

東京は12月16日(土)、大阪は23日(土)に開催。今年最後のハウスオブ外食を見納めに行こう。

12月16日(土)18時00分〜/吉祥寺「ロック ジョイント GB」

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バブリーなクリスマスを!

手放しで楽しめる4年ぶりのクリスマスイベント。オールナイトで開催する「BUFF Bubbly Xmas(BUFF)」は、フェティシズムを楽しみながら性を解放できるイベントだ。今回は、これまでのBUFFにはなかった「バブリー割」が用意される。イベントのコンセプトでもある「バブリー」な格好をしている客に適用されるそうだ。

レザーやファー、バブルバット(プリケツ)を強調した召し物など、クリスマスならではのフェティッシュコーデをしてみるのもいいだろう。バブリーにキメて乾杯しよう。

12月16日(土)21時00分〜29時00分/新宿「D-light, Tokyo」、渋谷「BOILER ROOM TOKYO」

クリスマス情報が知りたいなら……

  • Things to do

12月に入り、街はクリスマスムードに包まれている。プレゼントやケーキなど、クリスマスの準備を始めている人も多いのではないだろうか。ここでは、東京で開催されるイルミネーションイベントやクリスマスマーケット、そして聖夜に観たいクリスマス映画などを紹介。

街で思いっきり雰囲気を楽しむも良し。家でゆったりと過ごすも良し。このガイドを参考に、今年のクリスマスのプランを練ってほしい。

  • Things to do

街にはイルミネーションが輝き、心はなやぐホリデーシーズン。ここでは、2023年に東京で注目のクリスマスマーケットを紹介する。ドイツをイメージした過去最大規模の「横浜赤レンガ倉庫」のクリスマスマーケットから、全長2メートルの「巨大シュトーレン」が登場する「東京スカイツリータウン」 の祭典まで、個性的なイベントがめじろ押しだ。この時期にしか楽しめないフードやドリンクを片手にマーケットを巡りつつ、心温まる1日を過ごそう。

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年の瀬の一大イベント、クリスマスがやって来る。シュトーレンデコレーションケーキなど、この時期には甘いスイーツの存在が欠かせない。

ここでは、クリスマス限定のアフタヌーンティーを紹介。2023年にオープンしたばかりの「ブルガリホテル」で楽しむラグジュアリーなものや、宝石箱や雪の世界をイメージしたものなど、目にも楽しめるアフタヌーンティーが揃った。自分へのご褒美に甘い時間を過ごしてみては。

  • 映画

クリスマスなんて嫌いだ。キラキラと輝くイルミネーションの「光」。その影で「闇」に身を潜め、独りポツリとつぶやいた。 今回、クリスマスが苦手な私が映画を選定した。それは、欧米ほどクリスマスが重要視されていない日本において、「闇」の側面からクリスマスという「光」にスポットを当てることによって、日本のクリスマスに新たな発見を得ようという試みでもある。

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  • 音楽

2023年の大晦日、あなたはどこで過ごすだろうか。本記事では、東京のさまざまなミュージックヴェニューで行われるライブやクラブイベントなどのカウントダウンパーティーを紹介する。

リキッドルーム」では、石野卓球とサカナクションの山口一郎らが登場。「ゼロトウキョウ」のフローティング・ポインツ(Floating Points)やポーラ・テープ(Paula Tape)、「VENT」のロキシーモアー(rRoxymore)など、豪華な来日アーティストによるプレイも見逃せない。

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