ショッピングのついでに立ち寄りたいのが、渋谷パルコの4階にあるパルコ ミュージアム トーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)。ジャンルレスでボーダレスに、独自の目線で新しいモノやコトの企画展を実施している。
タイムアウト東京 > THINGS TO DO >週末、渋谷周辺でギャラリーを巡る5のこと
最新カルチャーの発信地である、渋谷。最近では、アートと融合させたカフェの登場やパブリックアートの設置など、街中でもアートを身近に感じられるような動きが出てきている。
この週末は、美術館でがっつり作品を観るのではなく、ふらっと立ち寄って気軽に作品に触れることができるアートギャラリーを訪れてみては。ここでは、新鋭アーティストを発掘する施設や有名ブランドのコレクションなど、開催中の展示とともに紹介する。
ショッピングのついでに立ち寄りたいのが、渋谷パルコの4階にあるパルコ ミュージアム トーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)。ジャンルレスでボーダレスに、独自の目線で新しいモノやコトの企画展を実施している。
有名ブランドのコレクションに注目するなら、表参道のランドマークでもある、ルイ・ヴィトン表参道ビル7階にあるアートスペース、エスパス ルイ・ヴィトン東京へ。
アール・ブリュット(専門的な美術教育を受けていない人などによる独自の発想や表現方法)をはじめとする作品の振興拠点として展開する東京都渋谷公園通りギャラリー。
東京都写真美術館
恵比寿ガーデンプレイスの西エリアにある、日本初の写真と映像の美術館。地上4階、地下1階の建物は、3万5000点以上の作品のコレクションを誇り、多彩なコレクション展や国内外アーティストによる写真や映像の展覧会を、年間15本以上開催する。
ナディッフ アパート
国内外の現代美術の本やグッズを中心に販売するショップ。現代アートにより深く触れることができる店を目指し、充実したラインアップだ。
現在、⼤⼭エンリコイサム個展『Paint Blister』が開催中。ビルのガラス壁面にカッティングシートを使った6メートルを超える新作が展示される(会期は2022年3月21日(月)まで、木〜日曜、祝日限定で実施)。
ジャナイ コーヒー
恵比寿駅から徒歩5分ほどの場所にある小さなコーヒースタンド。しかし本当の正体は、隠された謎を解かないと入れないという不思議なバーなのだ。禁酒法時代のアメリカで「酒をひそかに楽しむ場所」として生まれたスピークイージーの文化に影響を受け、コーヒースタンドとバーという2つの顔を持つ店として開業した。
バー初心者でも気軽に楽しめるように、内装はゆったりとした空間を演出。カウンターだけでなく、広めのソファーなどさまざまな席が用意されているのがうれしい。
入店する方法は謎を解くのみ。公式ウェブサイトにヒントがあるかもしれない。
ドシー 恵比寿
観光客向けの宿泊施設を手がけるナインアワーズによる、サウナと睡眠に特化した新業態ドシー(℃)。1号店の恵比寿店は、ホテルシエスタの跡地をリユースし、ナインアワーズらしいミニマルなデザインに仕上がっている。料金は、宿泊が4,900円からで、仮眠1,500円(1時間)、サウナのみ1,000円(1時間)と、さまざまな利用方法が可能だ。
サウナルームは、低めの天井に仕上げて心地よい熱の循環が考慮されている。サウナストーンにミント水をかけ蒸気を発生させる「セルフロウリュ」ができる点は、サウナファンにとって魅力的だろう。
サウナは男女別に用意されており、予約は不要だ。
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新鋭アーティストの作品に注目したいなら、コンテンポラリーアートギャラリー、ナンヅカ アンダーグラウンドを訪れよう。ナンヅカは、オルタナティブな視点でまだ日本では無名のアーティストや次代を担うアーティストなどを積極的に招聘(しょうへい)し、アートシーンに一石を投じ続けている。