ミッケラートウキョウ
ミッケラートウキョウ
ミッケラートウキョウ

東京、ベストカジュアルバー

恵比寿や渋谷、新宿のカジュアルバーを巡る

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東京のバーの質と数は世界でも群を抜いている。オーセンティックバーの石の華ゲンヤマモトなどは傑出したカクテルを出す名店だ。バーテンダーの飲み物に対する姿勢は真摯かつ献身的で、一流レストランにも引けをとらない。バーの雰囲気とそこで交わされる会話は控えめだが、カクテルの技を堪能したい人にとっては最良の場だ。 ここでは、もっとリラックスした気分で語ったり、3杯以上気軽に飲めるバーに行きたい人にぴったりの、賑やかでくつろいだ雰囲気を持つカジュアルなバーを紹介する。

  • 目黒

京都が拠点のクラフトビールと日本酒を提供するバー、ビフォアナイン(Before 9)の姉妹店、アナザーエイト(Another 8)。ガレージを改装した店舗で、気軽にくつろぎながら飲める。週末には不定期でDJイベントなども行われてにぎわっている。クラフトビールを常時8つのタップで用意し、そのうちのひとつからは、清澄白河フジマル醸造酒のドラフトワインが出てくるユニークな仕掛けが施されている。日本酒は8種類を用意。フードも素晴らしく、酸味が効いた『タコとセロリのマリネ』もすすめたい。

  • 門前仲町
  • 価格 1/4
角打せ・ぼん
角打せ・ぼん
ディープな飲み屋で溢れる門前仲町に、2011年にオープンした角打せ・ぼん。倉庫をリノベーションした秘密基地のような店で、夏はシャッターを開けて開放的に、冬はシャッターをほぼ降ろした状態で営業している。せ・ぼんの店主は『而今(じこん)』や『花陽浴(はなあび)』など手に入りづらい銘柄を揃え、日本酒好きの常連を日々驚かせている。3杯飲んで2,000円で釣り銭がくる価格にも驚かされるかもしれない。日本酒は1杯500円ほどで、つまみにはアイガモのスモークや、シュウマイ、塩辛など数種類ありどれも260円だ。料金を支払えば、フードの持ち込みも可能。フレンドリーな店主をはじめ、知り合った客同士が仲良く飲んでいるのが印象的な店だ。店の名前は店主の父譲りで、豊洲駅前と森下駅近くの3店舗のせ・ぼんを営業している。  
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  • 代々木
  • 価格 2/4

有名なうどん屋、慎の近くにあるカジュアルな醸造所兼ガストロパブ。新宿の喧噪(けんそう)から離れてくつろぐのにぴったりの場所だ。まず、クラフトビールを飲むなら、1階の醸造所パブに行こう。ここでは自家製ビールや、新潟のスワンレイクビールなど人気の国産ビールも扱っている。小腹が空いているときは、7階のビアーキッチンへ。1階のパブと同じクラフトビールのラインナップに加えて、洋風のフードメニューを提供している。ビールは800円から1,000円、前菜の大半が800円前後、メイン料理も1,000円から、量も気前よく多め。

  • 外苑前
外苑前駅近くにある隠れ家バー。店内は、レザーの椅子やアンティークのシャンデリアなどがあり、ゴシック調の落ち着きのある雰囲気に満ちている。バーの歴史を振り返ると、1990年代に人気を博したアパレルショップ『バイドパイパー』が前身で、系列の金曜日だけバー営業を行っていた『ア・ニュー・ショップ』でバーテンとして働いていた竹田晋が、引き続きバーテンダーを務めている。昔からのアパレル関係の客や、バー業界の仲間が訪れることも多いそうだ。アルコール類は、泡盛ベースの沖縄のジンまさひろや、芋焼酎をベースにしたAKAYANEなど国産クラフトジンのほか、棚の奥には、ジンにホウライニンジン、ヨモギなどを漬けたオリジナルのジンも隠されている。マニアックなものから定番まで、好きな酒を存分に楽しめる。
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  • 渋谷

渋谷のラブホテル街の真ん中にあるビアバー、ミッケラートウキョウ(Mikkeller Tokyo)。ミッケラーは、デンマーククラフトビールの先駆けでもあり、カジュアルで洒落たビアバーを東京に提案した功労者だ。世界中を旅して本質的なビールの製造手法を研究してきた創設者のミッケル・ボルグは、もともと科学の教師だったというユニークな経歴を持つ。ビールはミッケラーを含め、20種類のタップをキャッシュオンで提供。海外、国内ともに用意されている。

  • 渋谷

入り口が少し分かりづらいが、それも店の良さのひとつ。立ち飲みだけのコンパクトなスペースでは、全国の様々な日本酒を味わうことができる。酒はワイングラスで出され、グラスについた小さなタグには 銘柄に関する情報が表示されている。メニューには、酒によく合うつまみもある。仕事の後や、夜の街に繰り出す前などに、一杯飲んで行くのが良いだろう。

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  • カクテルバー
  • 銀座
ミクソロジー サロン
ミクソロジー サロン
銀座のバーといえば、値段が高く上品で堅苦しい場所を想像してしまうかもしれない。ミクソロジーサロンは、そんなステレオタイプのイメージを覆す店で、リラックスした雰囲気と、日本のテイストを取り入れたカクテルが特徴だ。場所はギンザシックスの13階。クリーンでミニマルなたたずまいだが、温かい雰囲気もある。実際、酒を飲む場所というよりモダンなカフェのように見えるが、それには理由がある。『Teatail(お茶のカクテル)』を専門とするミクソロジーサロンのオリジナルカクテルはすべて、茶葉をつけこんで蒸留した自家製スピリッツを使っているのだ。ほうじ茶風味のバーボンや蕎麦茶風味のウォッカ、烏龍茶風味のラム、煎茶風味のジンなど幅広い品揃えを楽しんでほしい。
  • カクテルバー
  • 新宿

新宿ゴールデン街にあるレモンサワー専門店。レモンサワーをメインにしているというだけでも、惹かれる部分はあるが同店の魅力はそれだけではない。同店のオーナーを務める田中は直木賞作家、田中小実昌の孫であるため、田中小実昌が執筆した本や彼と交流のあった作家の本など、店内には所狭しと本が置かれているのだ。古本屋はともかく、書店ではなかなか見かけないようなものも数多くあるので、レモンサワー片手に新たな世界に足を踏み入れることのできる絶好の場だ。

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  • 恵比寿
ジェム バイ モト
ジェム バイ モト

恵比寿にあるカウンターのみの隠れ家バー、ジェム バイ モト(GEM by moto)。同店ではドリンクメニューも提示されるが、メニュー表を見ないことをおすすめする。代わりに、店主の千葉麻里絵かスタッフに今の気分にマッチしたうってつけの酒を選んでもらおう。日本酒の宝庫であるバーのつまみも素晴らしく、特にブルーチーズが挟まれたハムカツや、モッツァレラチーズを添えたチェリートマトは、最後にもう一度注文したくなるほど絶品だ。人気店のため、事前予約をすすめたい。

  • 渋谷
奥渋谷にあるバー。ノルウェーから輸入した家具も置かれた北欧スタイルの店内では、ノルウェーのクラフトビールを味わうことができる。ミックスナッツやチップスなど、店内のフードメニューの種類は少ないが、時々バーの正面にフードトラックが停車していることもある。

ベストバーを攻略する……

東京、ベストバー100選
東京、ベストバー100選
今宵の一軒はどこへ。「巨匠」「銀座」「夜景」「国産ウイスキー」「デート」・・・。バー評論家 たまさぶろが様々な切り口で案内する、東京で行くべきバー100軒。
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