畠山直哉「津波の木」
© Naoya Hatakeyama / Courtesy of Taka Ishii Gallery畠山直哉 連作「Kochi」より、2022 年 C プリント 21.2 x 24.8 cm
© Naoya Hatakeyama / Courtesy of Taka Ishii Gallery

東京、9月に行くべき無料のアート展9選

谷中・京橋・六本木・横浜などで見逃せない展示を紹介

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アートにあふれる街、東京。本記事では、残暑に負けず出かけたくなる無料のアートイベントを紹介する。

東アジアの写真芸術を広く取り扱ってきた「禅フォトギャラリー」の開廊15周年を記念した展覧会をはじめ、19世紀の写真技法「アンブロタイプ (ambrotype) 」を用いた山本昌男の個展、英語圏における最古の公共図書館である「チータムズ図書館」など歴史的建造物を題材にした寺崎百合子の個展など、入場無料で楽しめるギャラリーや美術館の展示を揃えた。ぜひチェックしてみてほしい。

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2024年9月21日(土)~29日(日)の9日間、渋谷・原宿周辺で、今年で8回目となる「SHIBUYA PIXEL ART 2024 ~Bit Valley, Bit Flowers~」が開催。総勢100人以上のピクセルアーティストやライブパフォーマーが参加し、企画展・フェア・トークショー・音楽ライブなどの全10本のプログラムが展開する。

今回のテーマは「Bit Valley, Bit Flowers」。「ピクセルアートコンテスト」の受賞ノミネート作品およそ50点が、渋谷・原宿周辺100箇所のデジタルサイネージや巨大スクリーンに登場する。

また、ノミネート者が集合するコンテスト授賞式は、29日(日)に特別審査員によるトークセッションと併せて、「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の「404 Not Found」「re-serch」 で行われる。

会場はそのほかに、「Shibuya SACS」「sequence MIYASHITA PARK」「オールデイプレイス渋谷(all day place shibuya)」2階、「東急プラザ表参道 オモカド」など、全8会場だ。

このほか、CCCアートラボと共催する現代美術家と陶芸家による3人展「悪戯な、バグ展」や、韓国出身のピクセルアーティスであるジュ・ジェボム(Joo Jaebum)とグラフィックデザイナーの北山雅和のコラボレーション展「Harmony」など。さまざまな角度からピクセルアートの魅力を楽しめる内容となっている。

もっと9月開催のアート展を知りたいなら……

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1936年生まれの田名網敬一は、幼少期に体験した戦争の記憶とその後に触れたアメリカ大衆文化の影響が色濃く反映された、鮮やかな色彩の作品で知られている。活動当初から既存のルールに捉われることなく、ジャンルを横断しながら精力的に創作活動を続け、戦後日本美術史に重要な成果を残してきた。近年、国外でも高い評価を得ている田名網の初となる大規模回顧展が、2024年8月7日(水)から11月11日(月)まで「国立新美術館」で開催される。

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清澄白河の「東京都現代美術館」では、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」とともに、現代アーティスト・開発好明(かいはつ・よしあき)の個展「開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ」が2024年11月10日(日)まで開催されている。コミュニケーションを誘発するようなプロジェクト型の作品が多く、美術館での展示が難しい開発の、都内初となる大規模個展だ。

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日本の現代美術好きなら、「高橋龍太郎コレクション」の名を一度は耳にしたことがあるだろう。精神科医の高橋龍太郎が、1990年代の半ばから収集してきたアート作品は、現在では3500点を超え、日本の現代美術にとって最も重要なコレクションとなっている。そんな高橋コレクションを、総勢115組のアーティストによる作品群で紹介する展覧会が、「東京都現代美術館」で開催されるのだから見逃す手はない。

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東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。8月から9月にかけては、「東京都写真美術館」でのメディアアーティストの岩井俊雄の展覧会や、ワタリウム美術館でのアートコレクティブ「SIDE CORE」の大規模個展など、注目の展示が目白押し。リストを片手に出かけてほしい。

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