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東京、2月に行くべきクラブイベント4選

代官山のサーキットイベント、Teebsの12年ぶりの来日公演などで踊る

テキスト
Hanako Suga
debris
Keisuke Tanigawa
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2月も熱い音楽とともに、最高のパーティーを楽しめる場所が待っている。代官山のミュージックヴェニューを回遊できるサーキットイベントや、アジアのテクノキングが「晴れたら空に豆まいて」をジャックする特別なイベントまで、多彩なジャンルのアーティストたちが繰り広げる、卓越したプレイを堪能してほしい。

TOKYO PARTY CLUB
画像提供:株式会社ZAIKO

DAIKANYAMA RALLY BY TOKYO PARTY CLUB

東京のダンスミュージックシーン最前線で活躍するアーティストによるコアパーティー「TOKYO PARTY CLUB」が、サーキット形式のオールナイトイベントを開催。会場となるのは「UNIT」の地下3階にある「SALOON」、スピークイージー風の隠れ家「デブリ(Débris)」、紹介制の老舗ロングカウンターバー「ドゥードゥル(doodL)の3カ所だ。

SALOONでは、LIGHTING MIURAによる特別仕様の照明演出がセットアップ。プロデューサーユニット「MYSS」のメンバー・MASAYASUのほか、hairiokuやEREKAの出演が決定している。

デブリには、東京のクラブシーンで活躍するRen YokoiやSAYO、SHOTARO MAEDAなどが登場。doodLeには、DJ KYOKOhy4_4yh(ハイパーヨーヨー)、PALM BABYSなどのDJ陣がラインアップする。

今回は全ての会場で入場受付ができ、リストバンドを受け取れば3会場を自由に行き来して楽しめる。それぞれの個性的な雰囲気を味わいながら、最先端のダンスミュージックと空間の多様な魅力を堪能してほしい。

※2月1日 19〜29時(各店舗ごとに異なる)/料金は前売り1,000円、当日2,000円

VITAL feat. Lawrence Lee
画像提供:R LOUNGE

VITAL feat. Lawrence Lee

エッジーでユニークなエレクトロニックミュージックを、東京のシーンと連結させるパーティー「VITAL」が「アールラウンジ(RLounge)」で開催。今回は、ベルリンのエレクトロシーンで注目を集めるローレンス・リー(Lawrence Lee)をゲストに迎える。

現在はベルリンを拠点に、レコードレーベル「A7A Records」を主宰。ベルリンの「Panorama Bar」で行われるクィアパーティー「LUSH」や、フランスのラジオ局・Rinse Franceのマンスリープログラムなども担当する。

ローレンスのセットは、アメリカのレイヴ文化に影響を受けたテクノとエレクトロ、ベースが融合した疾走感あふれるサウンドが特徴。そのジャンルを超えた奔放なスタイルは、唯一無二といえるだろう。

東京のクラブシーンからは、MAYUDEPTH、Akey、Kali、KOSEIらがラインアップ。音楽交流の深さを堪能できる、特別な夜になること間違いない。

※2月8日 23〜29時/アールラウンジ/料金は前売り2,000円、当日2,500円(24時前は1,500円) 

CRINOID inviting Ecilo
画像提供:CRINOIDCRINOID inviting Ecilo

CRINOID inviting Ecilo

東南アジアのダブグルーヴテクノの雄、Eciloが日本に初上陸。ジャカルタを拠点とするEciloは、ジェフ・ミルズ(Jeff Mills)が主宰する伝説的レーベル「Axis Records」からのリリースを皮切りに、ベルリンやアムステルダムなどのテクノシーンで頭角を現し、次世代の「アジアテクノキング」と称される存在だ。

今回は、普段はライヴハウスとしてオープンする代官山の「晴れたら空に豆まいて」を一夜限りの特別仕様にセットアップ。彼のスタイルに合わせたサブウーファーを増設するなど、普段の「晴れ豆」では聞けない重厚かつ繊細なサウンドを堪能できる。

国内からはLewo ChybaやGAKU SAIMURAが登場するほか、同イベントの運営を担うテクノコレクティブ「CRINOIDの」レジデントであるTotetsu、Polkadotがフロアを盛り上げる。

20年のキャリアで磨かれたEciloの音の世界を体感してみてほしい。

※2月7日 23時59分〜翌6時晴れたら空に豆まいて/料金は3,000円、SNSのフォローで2,500円

4D with Teebs + Yuma Kishi
画像提供:WWW4D with Teebs + Yuma Kishi

4D with Teebs + Yuma Kishi

ロサンゼルス出身のプロデューサー兼アーティスト、Teebsが12年ぶりに来日。「4D with Teebs + Yuma Kishi」は、AIを自ら開発する現代美術家・岸裕真によるプロジェクトの始動を記念して、空間と映像表現にスポットを当てるイベントシリーズ「4D」の特別編として開催される。

画家としての顔も持ち、音楽と視覚芸術を融合させたTeebsの音は、聴く者をリラックスさせつつ、同時に好奇心や戸惑いを引き起こす。岸との深い親交を持つことでも知られ、同プロジェクト内ではコラボレーションを行い、特別なパフォーマンスを披露する予定だ。映像には、岸が今回のプロジェクト用に開発した、新たなAIモデルが使用される。

共演には全員がオーディオ・ビジュアル・セットでの出演となる、Daisuke Tanabe + Reiji Saito、E.O.U + jvnpey、Friday Night Plans + Leo Iizukaがラインアップ。フルラインアップは、後日発表される予定だ。

※2月21日 17〜22時 /WWW X/料金は前売り3,800円、当日4,000円(別途1ドリンク)、23歳以下3,000円

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