吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在
Red Light Yokohama ©Yasutaka Yoshimura 神奈川県、2010年
Red Light Yokohama ©Yasutaka Yoshimura 神奈川県、2010年

東京、1月に行くべき無料のアート展6選

建築と漫画のコラボ展、写真、絵画、彫刻など、入場無料のアート展を紹介

広告

タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、1月に行くべき無料のアート展6選

ここでは2025年1月に開催する入場無料のアート展を紹介したい。「TOTOギャラリー・間」での漫画と建築のコラボレーション展や宮原夢画の写真展、丹下健三と隈研吾の建築展など、入場無料で鑑賞できるアート展を揃えた。リストを片手にアート巡りと街歩きを楽しんでほしい。

関連記事
2025年、見逃せない芸術祭8選

  • アート
  • 谷中

「スカイ ザ バスハウス」で、嵯峨篤の個展「Synchronicity」が開催。滑らかな曲線が浮かび上がる赤い色面から、音の存在を感じさせる新作シリーズ「Sync」を発表する。

嵯峨は、過去20年にわたり、絵の具の塗布と表面の研磨を手作業で繰り返し、鏡面のような質感を生み出すという独自の技法で、絵画の新たな境地を切り開いてきた。 

展示空間で目を引くのは、普遍的でありながら感情を揺さぶる圧倒的な赤の存在だ。赤は、生と死、静と動、聖と俗といった相反する要素を内包し、古今東西で特別な意味を持つ色として重宝されてきた。

漆のように艶やかな「Sync」の色面は、嵯峨が長年の実験を経て選び抜いた4種類の赤を独自に調合し、何層にも塗り重ねては磨き上げることで生まれた。微細な層の重なりは、光を柔らかく反射しつつも深い奥行きを生み出し、非言語的な時間の記録や歴史の積層を想起させる。

目に見えないものや潜在意識の深層へと鑑賞者を誘うだろう。

もっとアート散歩をするなら……

  • アート
  • 公共のアート

無数の美術館やギャラリーが存在し、常に多様な展覧会が開かれている東京。海外の芸術愛好家にとってもアジアトップクラスの目的地だ。しかし、貴重な展示会や美術館は料金がかさんでしまうのも事実。

そんなときは、東京の街を散策してみよう。著名な芸術家による傑作が、野外の至る所で鑑賞できる。特におすすめのスポットを紹介していく。

  • トラベル

東京には魅力的なアート展示や、パブリックアートなどがある。しかし建物が密集しているため、大規模なアート施設を新たに造ることは困難だろう。希少な絵画やサイトスペシフィックなインスタレーションを観たいのであれば、千葉、神奈川、埼玉といった近隣の県へ日帰りで出かけるのもいいかもしれない。

自然の中でリラックスしてアートに触れることができる休日に訪れたいアートスポットを紹介する。

広告

ここではタイムアウトワールドワイドによる、ピカソやミロ、村上隆などの作品を楽しめる世界の「アートレストラン」を紹介。美術館に行く代わりに、レストランを予約してみるというのもいいかもしれない。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告