渋谷にあるギャラリーのナンヅカと、ミシュラン星獲得の著名な寿司店、鮨さいとうとのコラボレーションによって生まれた場所。内外装は、ダニエル・アーシャムとアレックス・マストネンのスーパー建築デザインユニットのスナーキテクチャー(Snarkitecture)が、ロゴはイラストレーターの空山基が手がけた。
昼間はアートギャラリーとしてオープンし、夜は8席のカウンターでおまかせ寿司を提供している。館内の至るところに作品が展示されており、作品は4〜6週間ごとに入れ替わる。
高級ブランドの店内や寿司屋でアート鑑賞
渋谷にあるギャラリーのナンヅカと、ミシュラン星獲得の著名な寿司店、鮨さいとうとのコラボレーションによって生まれた場所。内外装は、ダニエル・アーシャムとアレックス・マストネンのスーパー建築デザインユニットのスナーキテクチャー(Snarkitecture)が、ロゴはイラストレーターの空山基が手がけた。
昼間はアートギャラリーとしてオープンし、夜は8席のカウンターでおまかせ寿司を提供している。館内の至るところに作品が展示されており、作品は4〜6週間ごとに入れ替わる。
先鋭なセンスで知られるギャラリー、ナンヅカアンダーグラウンド(NANZUKA UNDERGROUND)と、ファッションキュレーターの小木"Poggy"基史とセレクトショップのデイトナ・インターナショナル、そしてアートトイのメディコム・トイが共同運営する新しい形のショップ。
独自の品ぞろえのファッションアイテムやアートグッズなどを扱い、店内にはミニギャラリーを併設する。
ショップでは空山基のイラストをプリントしたTシャツや、ベアブリックの限定品など、コレクターが喜ぶアイテムを販売。ギャラリーでは中村哲也やダニエル・アーシャムなど、国内外のアーティストの作品を常に展示している。
1932年に高級賃貸アパートとして建てられた奥野ビルは、街の景色が変わった今もなお、ギャラリーやアンティークショップなど約20軒が入居するアートビルとして銀座に佇む。
初期モダニズム建築の代表格ともいえるこの建物は、タイムカプセルのように当時の状態を忠実に保存。特に306号室は「銀座奥野ビル306号室プロジェクト」として、最後の居住者だった住人の部屋を当時の状態のまま大切に保っている。今ではすっかり珍しくなった手動式のエレベーターや古い大時計などがあり、タイムスリップしたかのような貴重な体験ができる。
もうひとつの見どころは、4階の銀座中央ギャラリーだ。ここでは、国内アーティストによる絵画や版画、写真などの企画展を開催している。
建築家の青木淳が設計したルイ・ヴィトン表参道店は、その見事な建築物を見に行くだけでも価値がある。7階にあるのがエスパス ルイ・ヴィトン東京だ。アートスペースとして、現代美術の企画展などを開催。
特にパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン財団美術館)がキュレーションする現代アートの展示は、常に新鮮でエキサイティングな内容だ。
これまでに行われてきた展示はヘスス・ラファエル・ソト、クリスチャン・ボルタンスキー、ギルバート&ジョージの個展や、フィンランドやインド、日本のアーティストを紹介するさまざまなグループ展などがある。
イタリア人建築家、レンゾ・ピアノが手がけたエルメス銀座本店は、ガラスブロックで構成されたエレガントな外観が特徴だ。8階の銀座メゾンエルメス フォーラムは、自然光が差し込む開放的なアートスペース。
エルメス財団が運営し、国内外のアーティストによる作品を無料で鑑賞できる。展覧会は通常1年に3回行わている。
東京の街が清潔かつ安全であるのは、人々がきちんと並んで待ち、交通標識に従い、むやみにポイ捨てをしない、そういった秩序を守って生活しているからかもしれない。それと同時に東京がストリートアートの場として盛り上がることは、今までほとんどなかった。文化的慣習と路上での落書き行為を取り締まる厳しい法律。東京の街を歩いていて遭遇するストリートアートの数は、ニューヨークやベルリンなどの大都市を比べると、皆無に等しいのが現状だ。タギングやステッカーを貼る行為なども厳しく取り締まられている。
しかし近年ストリートアートが街を豊かにするのではないか、と見直されてきているようだ。ここでは合法的に描かれたものがほとんどであるが、東京のさまざまな場所で発見したアートを紹介する。
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