1. Maison Hermès Le Forum
    Photo: Maison Hermès
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    Photo: Maison Hermès | Maison Hermès Le Forum

銀座メゾンエルメス フォーラム

  • アート
  • 銀座
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タイムアウトレビュー

エルメス国内最大級のフラッグシップショップ8階にあるアートスペース。ビルの外壁全面がガラスのブロックを積み上げたようなデザインのため、屋内には柔らかい陽の光が差し込み開放的。天井が高いことことから、インスタレーションの展覧会も多い。スペース自体が小ぶりのため展示鑑賞に時間がかからず、しかも入場無料。ほんの少し時間ができた時に訪れても有意義な時間を過ごすことができる大人のための空間だ。

詳細

住所
東京都中央区銀座5-4-1 8・9階
Tokyo
アクセス
東京メトロ銀座線・日比谷線『銀座』駅 徒歩1分
営業時間
イベントにより異なる

開催中

スペクトラム スペクトラム

「銀座メゾンエルメス フォーラム」で、グループ展「スペクトラムスペクトラム」が開催。エマニュエル・カステラン(Emmanuelle Castellan)、題府基之、川端健太郎、マリー・ローランサン(Marie Laurencin)、ヨハネス・ナーゲル(Johannes Nagel)、ヴァルター・スウェネン(Walter Swennen)、津田道子が参加する。

 タイトルの「スペクトラム」とは、ドイツ語表記によるスペクトル「Spectrum」で、物理的な現象の分布や、光学や音響に用いられるスペクトルなどの範囲を表す。同時に、亡霊や幻視といった超自然的な存在など、広い射程とグラデーションを持つ言葉だ。 
 本展では、スペクトラムという言葉に含有される振れ幅や共鳴を鏡のような道具として用いながら、展覧会を一つの小説のように捉える。

 切り込みのあるキャンバスに人物像を描くカステランは、舞台や映画のセットのような空間を披露。セラミックを用いるナ―ゲルは、鮮明な発色や、非対称、不調和、表面の粗さや滑らかさを放つつぼで異なる次元を掘り出し、スウェネンの絵画は謎めいた暗号を投げかける。 それぞれの作品が不可避に関わり合い、映し合う中で、スペクトラムは反復し、その姿や幻影を現わしていくだろう。
 ※11〜19時(入場は18時30分まで)/休館日は水曜/入場は無料
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