日本人の憩いの場、銭湯。ここ数年、スーパー銭湯などのレジャー系施設は増加しているものの、銭湯は全国で1日1軒が廃業している現状がある。しかし、そんな銭湯をリノベーションし、違う業態で営業する取り組みも同時に広がっている。地域の人が集うコミュニティーの場でもあった銭湯が、新たなコミュニティーに愛される場へと進化しているのだ。ここでは、アートギャラリーや居酒屋、コワーキングスペースなど意外な形で活用されている場所を紹介したい。
アートが好きな人の多くは、アートだけではなく、歴史や場所といった具体的なものから言説、眼差しなどの形のないものまで、それを取り巻くさまざまな要素にも関心があることだろう。アートを見た後はその知見をさまざまな方面に広めたくなるだろうし、出かけたくもなる。
今回は「東京」というトポスに焦点を当てて、東京という街を巡ってみたくなる展示を紹介する。銭湯、マンガ、江戸の歴史などの展示と、その冒頭にあるリンク先の記事と合わせて東京を巡ってみてはどうだろうか。