東京、おみくじで選ぶ神社仏閣
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東京、おみくじで選ぶ神社仏閣19選

招き猫みくじ、鯛みくじ、恋勝みくじなど、一度は引きたい個性派おみくじ

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Text by 伊藤恵梨

神社や寺に参拝に行った際、ついつい引きたくなってしまうおみくじ。かつて、国の政や後継者選びなどの際、神の意志を占うために「くじ引き」をしていたことがおみくじの起源とされている。

神社仏閣に訪れた参拝者が自身の吉凶を占う、現在にも続くおみくじの文化がはじまったのは、鎌倉時代のはじめ頃。おみくじと言えば、和歌や漢詩とともに吉凶が書かれたものが一般的だが、コンビニよりも多いとされる神社仏閣、なかにはわざわざ足を運んでも引いてみたい、変わり種のおみくじを置くところもある。

ここでは、内容が気にならないほど可愛らしいおみくじ、引くのではなく「釣る」おみくじ、恋の行方に特化したおみくじなど19種類を紹介する。「縁を結ぶ」ということから、境内の神木や結び所に結ぶと良いとされるおみくじだが、この個性派おみくじは、お守り代わりに財布や鞄に大切にしまっておいてもいいかもしれない。

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  • 浅草

浅草駅から15分ほど歩いた場所に鎮座する、招き猫でよく知られる今戸神社では恋活アドバイスがびっしりと書かれた「恋勝みくじ」と招き猫の小さなお守り付きの「招き猫おみくじ」(各200円)を引くことができる。「招き猫おみくじ」の招き猫は全7色あり、各色によって金運や縁結びなどのご利益も異なる。

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  • 入谷

酉の市の起源発祥の神社として知られる入谷の鷲神社では、手のひらサイズの素焼きの招き猫の中におみくじが入った「招き猫みくじ」(300円)を引くことができる。中のおみくじは、よく見かける和歌と運勢が書かれたもの。招き猫は玄関などに飾って福を招こう。

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  • 武蔵新田

「LOVE守」などで知られる新田神社では、専用の釣り竿で桶に入った5cmほどの一年安鯛おみくじ「福を釣り鯛」(300円)を釣ることができる。尻尾の隙間には、通常のおみくじが入っている。釣った鯛は置物として飾るのはもちろん、紐がついているので、お守り代わりにつけることも可能。

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  • 新宿

世界随一の繁華街・歌舞伎町そばに鎮座する花園神社では、木にだるまの絵が描かれた「だるまみくじ」(300円)を引くことができる。色鮮やかな紐を引っ張れば、よく見かけるおみくじが出てくる。だるまは紅白の2色があり、どちらも揃えたくなる可愛らしさだ。

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  • 千駄ヶ谷

千駄ヶ谷駅から数分の場所にある鳩森稲荷神社では、かわいらしい「鳩みくじ」(100円)を引くことができる。境内にはいつでも登れる、都内最古の富士塚もあるので、合わせて登ってみよう。参拝後は神社斜め向かいのティースタンド「Monmouth Tea 千駄ヶ谷店」で紅茶を飲むのも忘れずに。

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  • 代々木八幡

代々木公園の近くにある、厄除開運の神として知られるている代々木八幡神社では、「幸せ運ぶ鳩みくじ」(200円)を引くことができる。おみくじとともにかわいらしい「鳩守」が入っている。鳩守は全7色あり、色ごとに目標成就、勝運必勝などのご利益が異なる。

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  • 永福町

西永福から住宅街を10分ほど歩いた所にある大宮八満宮では、扇子風のお守り「末廣みくじ」(300円)を引くことができる。おみくじの種類は多く、リラックマのおみくじやだるまみくじなども引ける。秋に色づく境内のイチョウは大変見事で、多くの参拝者が足を止めて見上げるほど。参拝の際はあわせてチェックを。

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  • 品川

北品川の目黒川沿いに鎮座する荏原神社では、破魔矢におみくじがついた「破魔矢みくじ」(200円)を引くことができる。通常のおみくじとは少し異なる和紙のような紙に、緑色の文字で吉凶や運勢が書かれているのが特徴だ。同じ駅には、富士塚がある品川神社もあるので合わせて立ち寄ってみては。

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  • 浜松町

「関東のお伊勢さま」として崇められてきた芝大神宮では、三角形の小さな小物入れにおみくじと天然石が入った「三角みくじ」(300円)を引くことができる。小物入れは数色から選ぶことができ、天然石は8色のうちどれかが入っている。おみくじには、吉凶のほか諺とその解説が書かれている。

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  • 向島

東京スカイツリーを望む、墨田区向島にある牛嶋神社では数種類のおみくじを引くことができる。なかでも、珍しいのは桜が描かれた色紙が印象的な「しだれ桜みくじ」(200円)。紐を解くと、鈴のお守りが入っており、色紙の内側はおみくじとなっている。境内には、身体の悪い部分を撫でた手で、牛の同じ部分を撫でると病気が治ると言われる「撫で牛」があるので、しっかり撫でてこよう。

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  • 日本橋

1000年を遡る歴史を持つといわれる日本橋小網町の小網神社では、繭玉の中におみくじが入った「まゆ玉みくじ」(300円)を引くことができる。おみくじを見た後は、繭の口を閉じ、お守りなどとして身につけてもいいかもしれない。神社に向かう途中では、親子丼の生みの親とされる「玉ひで」で親子丼を味わおう。

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  • 入谷

852年からの長い歴史を持ち、学問や芸能のご利益がある入谷の小野照崎神社では、ふくろうのイラストが描かれた繭玉に入った「幸せみくじ」(500円)を引くことができる。おみくじを見た後は、同封されている「願い文」専用用紙に願いごとを書いて繭の中にしまおう。境内には富士塚「下谷坂本富士」があるので、あわせて手を合わせよう。

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  • 新橋

新橋駅前の裏通りにある烏森神社では、おみくじと願い事が一緒にできてしまうという「心願色みくじ」(500円)を引くことができる。赤(恋愛・良縁など)、黄(金運・幸運など)、青(仕事・勉学・厄年など)、緑(健康・家族など)の4色から1色選んでおみくじを引き、その後、おみくじとともに受け取った「願い札」に願い事を書き、専用の結び処に結ぶと、後日神職が願いが叶うように祈祷してくれる。あわせて付いてくる「願い玉」は、お守りとして身につけてよう。

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  • 飯田橋

恋愛成就にご利益があることで知られる東京大神宮には恋の行方に特化した「恋みくじ」や「恋文みくじ」ほか「英文みくじ」、「血液型みくじ」(各200円)など様々な種類のおみくじが並んでいる。夜19時まで参拝できるので、仕事帰りに駆け込むこともできる。恋に効くお守りも忘れずにゲットしよう。

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  • 溜池山王

毎年6月に開催される、江戸三大祭のひとつ「山王祭」で有名な溜池山王の日吉神社では、恋守が付いた「縁結び守~恋みくじ~」(500円)を引くことができる。同社の神使が猿であることから、猿(えん-縁)に由来して、縁結び、また繁殖の獣として安産にご利益があるとされ、猿のかわいらしいお守りなどが多数並んでいるのでこちらもお見逃しなく。

  • ミュージアム
  • 入谷

三ノ輪駅から10分ほど歩いた場所にある飛不動尊では、七福神のお守りが付いたおみくじ(100円)を引くことができる。創建以来「旅人の守り本尊」として広く信仰されており、旅行安泰や飛行安泰を祈願した「飛行護」、また「よく飛ぶように」という願いを込めた「ゴルフ護」などが人気だ。

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  • 人形町

日本三大稲荷のひとつである茨城県の笠間稲荷神社を分霊した人形町の笠間稲荷神社では、金色の七福神のお守りが付いた「七福神みくじ」(200円)を引くことができる。おみくじだけでなく「日本橋七福神」の寿老人担当でもあるので、正月に巡ってみるのもいいだろう。参拝後には、駅前の「人形焼本舗 板倉屋」で七福神の人形焼を頬張ろう。

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  • 芝公園

東京タワーのそばにある、関東地方の浄土宗の主要寺院である増上寺では「開運お守」が付いたおみくじ(200円)を引くことができる。なんとこのおみくじは片面は日本語、もう片面は英語で書かれているのが特徴だ。開運お守は銭亀や招き猫、だるまなど13種類の縁起物のどれかが入っている。おみくじを引きたい外国人には増上寺を案内しよう。

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  • 赤坂

青山通り沿いにある、愛知県豊川市に所在する「豊川稲荷 妙厳寺」直轄の別院、豊川稲荷東京別院では、「男みくじ」と「女みくじ」(各200円)を引くことができる。気になるおみくじの中身、男女で書かれている内容に少し違いがあるが、どちらも、おみくじには一字が刻まれた「一言守」が入っている。参拝後は、知る人ぞ知る赤坂の名物土産、休憩所で売られている特製いなり寿司を頬張ろう。

恋に飢えているなら...

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独身たちが夢見ているのは「素敵な異性との出会い」か、それとも「平凡な幸せ」か。 1月20日が「玉の輿の日」と言われていることを知っているだろうか。1905年のこの日、米金融財閥モルガン商会の創立者の甥(おい)であるジョージ・モルガンが、祇園で見初めた芸妓(げいこ)のお雪と結婚したことに由来する。お雪のような玉の輿を願うも、より深き縁を望むも、恋に迷える時には、良縁成就に効くと評判の神社を訪れてみてはどうだろうか。最高の恋愛を手に入れるために、まずは神頼みから始めるとしよう。恋愛に効く神社仏閣を紹介する。

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