1万5000坪ほどの境内を持つ、緑豊な都心の社。ここが23区内であることを忘れてしまうほど、大樹の緑に囲まれている。1000年の歴史を誇る「戌の日」の安産祈願、縁結び、厄除開運の八幡さまで、境内には菅原道真公をまつる「大宮天満宮」、衣食住の神として信仰されている「大宮稲荷神社」がある。
社殿前で幾重にも枝を茂らせるボダイジュ、行事にも使用される竹林、2つの大きな鳥居から続く表参道、そして結婚式場、大宮幼稚園など、さまざまな施設と見どころがある。
そして驚くなかれ、精霊に出合えるパワースポットとしても有名なのだ。境内を歩いているとふと気配がし、身長20センチメートルほどの「小さなおじさん」の目撃者が多数寄せられているとか。
東京都の中心に位置する「東京のへそ」としても知られているほか、毎年秋に行われる「大宮八幡祭り」や初詣などの祭事には参道に多くの屋台が連なり盛り上がる。