浅草 酉の市
毎年11月の酉(とり)の日に行われる祭礼。江戸時代から続く関東の冬の風物詩だ。浅草の酉の市は、「鷲神社」と「長國寺」が同時に開催するため、神様と仏様のご利益があるとしてひときわにぎわう。 一帯には多くの露店や屋台が並ぶが、やはり酉の市といえば、福をかき込む「熊手」だ。熊手商との価格交渉も粋に触れる醍醐味(だいごみ)の一つ。威勢のいい手締めで福を手に入れよう。 下町の菓子、「切山椒(きりざんしょう)」も忘れずに味わいたい。老舗店の味を祭りの雰囲気とともに楽しめる機会なので、気軽に足を運んでみては。 ※宵宮開運福寿祭 11月4・16・28日 23時15分〜、鷲祭特別祭儀 5・17・29日 13時〜/入場は無料