仏教美学 柳宗悦が見届けたもの
「日本民藝館」で、「仏教美学 柳宗悦が見届けたもの」が開催する。
1949年、主著作『美の法門』を上梓(じょうし)し、仏教美学の基礎をしるした同館創設者の柳宗悦(1889~1961年)。仏教美学のさらなる探求と強固な構築を目指した柳は、逝去するまで、途中病に伏せてからもその樹立を願い、とどまることはなかった。
本展では、仏教美学に関わる原稿や書籍などの資料展示をはじめ、柳が1955年に行った「東洋思想講座 第五回」の音源を基に制作した映像も初上映。そして、柳が直観で見届けた具体的な作物の提示などとともに、悲願とした「仏教美学」を顕彰する。
※10〜17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,200円、学生700円、中・小学生200円