東京、ホテルで楽しむ飲み放題プラン

優雅に楽しむシャンパンのフリーフローを紹介

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テキスト:長谷川あや

東京の多くの飲食店で提供されている「飲み放題プラン」は、海外ではまず見かけないこの国特有のサービス。しかも、最高級ホテルでも手の届く価格で提供されているとなると、外国人だけでなく、日本人にとっても垂ぜんものだ。

ここでは、近年増えているホテルのシャンパンフリーフロープラン(飲み放題)を紹介する。都内のホテルはこぞって趣向を凝らしたプランを展開しており、さまざまなプランが百花繚乱(ひゃっかりょうらん)それぞれに特徴が異なり、用途によって使い分けられるのもいい。洗練されたサービスとともに、心地よくラグジュアリーにシャンパンの「泡」を楽しんでみてはいかがだろう

  • ホテルのバー
  • 六本木
  • 価格 3/4

ホテルのシャンパンフリーフローの先駆けといえば、こちら。ロビーの吹き抜けにふわりと浮かぶ、その名もシャンパン バーだ。プランも多彩で、スイーツビュッフェやタパスとシャンパンが楽しめるプラン、ディナーにフリーフローが付いたプランなど、TPOや気分に応じて選べるのがうれしい。特にディナーでは、シャンパン2種、3種、5種、さらにプレミアムシャンパン1種のフリーフローまで取りそろえている。目と鼻の先のサントリーホールでのコンサートや、食事の前にしゅわりと喉を潤すなんて使い方も粋だ。

時間:17時30分~22時00分、日曜・祝日17時30分~20時00分(2時間制)

料金:1万4,295円〜(事前決済7,100円)

どうしてもこのシャンパン・バーの印象が強いが、東京のダイナミックな夕景を眺められる36階のMIXX バー&ラウンジのフリーフロープラン『IKOI』もおすすめ

  • ホテルのバー
  • 目白台
  • 価格 2/4
ホテル椿山荘東京 ル・マーキー
ホテル椿山荘東京 ル・マーキー

ホテル椿山荘東京メインバー、ル・マーキーでは、ローストビーフとともに『ニコラフィアット』のロゼ&ブリュット、カクテル、生ビール、ワインを心ゆくまで堪能できる。シェフ特製の自家製のローストビーフのほか、ミックスサンドイッチやスティック野菜も用意。四季折々にさまざまな表情を見せる広大な庭園も美しい椿山荘。食前、食後は庭園散策を楽しんでみるのも一興だ。

毎年夏には森のような緑を一望する空中庭園で、シャンパンのフリーフローを楽しめる『シャンパンガーデン』も開催している。

時間:18時00分〜19時00分(90分制)
料金:6,500円

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  • ホテルのバー
  • お台場
ヒルトン東京お台場 キャプテンズバー
ヒルトン東京お台場 キャプテンズバー

シックな大人の空間が広がるキャプテンズバー。シングルモルトを多彩にそろえ、エメラルドパールのカウンターでは今日も紳士がグラスを傾け、使い古された「大人の隠れ家」という言葉がぴたりとはまる。

実はこのキャプテンズバーでも、シャンパンを含むフリーフロープラン『FREE FLOW COLLECTION』を実施している。2時間制で、シャンパン『モエ・ エ・シャンドン モエ アンペリアル』のほか、200種以上のスタンダードカクテル、ワイン、ビールが好きなだけ楽しめる。プランに1,000円追加すると、シャンパンの銘柄のグレードアップも可能だ。しっとり落ち着いた空間で華やかに泡を堪能すべし。

時間:17時30分〜21時00分(2時間制)
料金:
6,000円、料理付き9,000円

  • ブラッサリー
  • 六本木
  • 価格 2/4
グランド ハイアット東京 フレンチ キッチン
グランド ハイアット東京 フレンチ キッチン

グランド ハイアット東京のフレンチ キッチンは、六本木の中心にいながら、南仏リゾート気分が味わえる。魅力的なフリーフロー企画を頻繁に実施しており、ぜひ定期的にチェックしておきたいアドレスの一つだ。

通年実施している『グランド ウィークエンドブランチ』(土・日曜、祝日限定)は、人気のフリーフロープランで、ソムリエ厳選のシャンパンや赤、白ワインのほか、豊富なカクテルとソフトドリンクを存分に楽しめる。料理も約50種類の料理を好きなだけ楽しめるオールビュッフェスタイルだ。

フレンチトーストや卵料理などブランチメニューのほか、肉や魚料理など数種類のメイン料理を用意している。旬の野菜を取りそろえたサラダステーション、フランス直輸入のチーズ、洋菓子の世界大会で優勝経歴を持つパティシエたちを輩出してきたペストリーチームによる自慢のデザートなども見逃せない。季節の食材をふんだんに使ったセレクションとともにシャンパンに酔いしれたい。

時間:11時30分〜15時00分(90分制)
料金:
8,800円

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  • ホテル
  • 品川
東京マリオットホテル ラウンジ&ダイニングG
東京マリオットホテル ラウンジ&ダイニングG

シャンパン愛好家がこぞって通うのは、東京マリオットホテルのラウンジ&ダイニングGの『ブリリアント モーメント』だ。料理のクオリティーも高く、コストパフォーマンスの良さにも定評がある。

定期的にテーマが変わるが、シャンパンを含むドリンクのフリーフロー、前菜とメインが付くスタイルは変わらない。テーマによってシャンパンの種類や料理、料金も変化するため、好みのシャンパンの登場時には複数回、足を運ぶ愛好家も少なくない。吹き抜けの開放感あふれる空間で、趣向を凝らした料理と選ばれしシャンパンを堪能してほしい。

12月からは『G.H.マム』をフィーチャー。キャビアプレートが付いた特別バージョンも登場する予定だ。

時間:17時00分〜21時00分(90分制)
料金:
女性8,000円、男性9,500円

  • ホテル
  • 恵比寿
ウェスティンホテル東京 ビクターズ
ウェスティンホテル東京 ビクターズ

ウェスティンホテル東京の最上階に位置するビクターズは、ヨーロッパのシャトーのような雰囲気の本格フレンチレストラン。

季節の野菜をふんだんに使った料理と、「シャンパーニュ」にフォーカスしたフレンチレストランとして、コース料理と合わせて楽しめる5種類のシャンパンのフリーフローシャンパーニュマルシェ』を提供している。

銘柄は不定期で変更されるが、多くの人に親しまれている銘柄を中心に選定。現在は、『マム グラン コルドン』『モエ エ シャンドン ブリュット アンペリアル』『テタンジェ ブリュット レゼルブ』など5種。シャンパンのおいしさを引き立てる料理を、魅惑的な銘柄を飲み比べながら堪能したい。

時間:11時30分〜21時30分
料金:5,500円

ホテル内の中国料理の龍天門、日本料理の舞でも3種類のシャンパンフリーフローを実施。

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  • フランス料理
  • 日比谷
  • 価格 3/4
ザ・ペニンシュラ東京 ピーター
ザ・ペニンシュラ東京 ピーター

ザ・ペニンシュラ東京のレストラン、ピーターの『サンデーブランチ』は、前菜、卵料理、メイン、デザートの4コースに加え、ハウスシャンパンである『ドゥーツ ブリュット NV』、もしくは『ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008』(いずれも生ビール、赤、白ワイン、ソフトドリンク含む)がフリーフローで楽しめる。

メイン料理は追加料金で、神戸牛や石垣牛に変更することも可能だ。ホテル最上階に位置するスタイリッシュな空間からほろ酔い気分で眺める、日比谷公園や皇居外苑の緑豊かな景色はまた格別。心ゆくまで憧れのドンペリニヨンを心ゆくまで味わう。そんな日曜の過ごし方も悪くない。 

時間:11時30分〜15時00分(2時間制)
料金:1万2,800円〜

  • ホテル
  • 竹芝
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ マンハッタン
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ マンハッタン

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ、マンハッタンのテラス席は、東京湾の夜景を臨む絶好のロケーション。ここで提供しているのが、シャンパンのフリーフロー&ハイティースタイル『ジュエリーオードブル』 とシェフ厳選の熟成和牛同時に楽しめる『絶景テラス席Premiumプラン シャンパンフリーフロー&ジュエリーオードブル』。2人での予約限定、まさにデート向けのプランとなっている2名にひとつ付いてくる『ジュエリーオードブル』は、フォアグラのパイ包み、サーモンのタルタル、ポークリエットなど、シャンパンがすすみそうなものばかり。さらにシェフ特製のダブルエイジングした熟成牛ロースにも舌鼓が打てる。 

こちらは絶景のテラス席限定のプラン。寒い時期は少し厳しいかもしれないが悪天候の場合は室内への移動が可能、正面にレインボーブリッジ、右手に都心の高層ビルと東京タワー、左手に隅田川越しのビル群と、ここならではの東京の景観は何にも代えがたいシャンパンの相棒となる 

 時間:17時30分~22時00分(L.O.21時30分) 

料金:9,300円〜

 

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  • ホテルのバー
  • 汐留
  • 価格 3/4
コンラッド東京 トゥエンティエイト
コンラッド東京 トゥエンティエイト

コンラッド東京28階のバー&ラウンジ、トゥエンティエイトでは、ヨーロッパ発祥の食前酒の習慣、アペリティフから発想を得たフリーフロープラン『コンラッド・アペロ』を提供している。

フリーフローのメニューは4種。最もリーズナブルな『プティ・アペロ』(日~木曜限定)は、一口サイズの8種のアミューズブーシュにスパークリングワイン、ビール、赤、白ワイン、ソフトドリンクのフリーフローが付いて5,600円だ。東京湾の景色を眼下に眺めながらシャンパンの泡に舌鼓を打つ至福の時間を過ごしてみては。

また、日中に提供しているアフタヌーンティーにもシャンパンのフリーフローを付けることができる。

時間:18時30分〜21時30分(L.O.20時)/90分制
料金:
5,600円〜 ※シャンパンが含まれるプランは『リシェ・アペロ』(9,000円)

ホテルでのんびり過ごすなら……

  • カフェ・喫茶店
東京、ホテルのアフタヌーンティー20選
東京、ホテルのアフタヌーンティー20選

1840年代にイギリスで生まれたアフタヌーンティーの文化。伝統的な3段重ねのティースタンドが主流だが、最近では、和の要素を取り入れたものからワンプレートのスタイリッシュなものまで、様々なアフタヌーンティーが登場している。ここでは、ちょっとしたおもてなしにも使える、都内ホテルのアフタヌーンティー20選を紹介する。

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