1. タイトル
    Photo: Harumichi Saito
  2. タイトル
    撮影:齋藤陽道 | 撮影:齋藤陽道
  3. タイトル
    撮影:齋藤陽道 | 撮影:齋藤陽道
  4. タイトル
    撮影:齋藤陽道 | 撮影:齋藤陽道

タイトル

  • ショッピング | 書店
  • 荻窪
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タイムアウトレビュー

荻窪駅北口から青梅街道を西へ歩いた八丁交差点前にある、小さな新刊書店。

2階建ての古民家を改装した店内は1階が本屋と8席の喫茶、2階がギャラリーになっており、衣食住をはじめ、文学、哲学、芸術、社会など、明日をより良く生きるためのヒントが詰まった「生活」の本が約1万冊並ぶ。

店主の辻山良雄は、2015年7月に閉店したリブロ池袋本店でマネジャーを務めた人物だ。雑誌や新刊、文庫をカバーする「街の本屋」の敷居の低さを大切にしながら、書店員としての経験を生かして良書をそろえ、著者を招いてのトークや企画展示など、本の世界に直接触れられるイベントも数多く開いている。「まったく新しい、けれど懐かしい」そんな気持ちにさせる独立系新刊書店だ。

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詳細

住所
東京都杉並区桃井1-5-2
Tokyo
アクセス
JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線『荻窪』駅(北口)徒歩10分
営業時間
12時00分〜19時30分(日曜は19時まで)/定休日は水曜・第三火曜

開催中

「定有堂書店」という物語

荻窪の書店「タイトル」で、鳥取県で43年続いた「定有堂書店」の姿をよみがえらせる展示が開催。「独立書店」と呼ばれる新たなスタイルの書店の源流ともいえる定有堂書店の、かつての息吹を伝える。 奈良敏行が始めた町の本屋「定有堂書店」。書店の棚には、奈良が1冊ずつ選書した本が、短く添えられた言葉とともに並び、そこはさながら「本の森」であった。 わざと「遅れた」雑誌や本が平積みされ、天井からは絵や短冊がぶら下がる独特な景観。また、何十年も前から「ミニコミ」を制作し、後には「読む会」と呼ばれた読書会も頻繁に行っていた。 本展では、定有堂書店のベストセラーから「タイトル」がセレクトした本を、奈良の言葉とともに展示。また、在りし日の店の姿を伝える写真や絵、実際に架けられていた額額などを並べる。 2025年4月29日(火・祝)には、トークイベント「本を売る、本を読む」も開催。会場で奈良の言葉に触れてみては。 ※12時~19時30分(日曜は19時まで、4月29日は18時まで)/ 定休日は水曜、第1・3火曜/入場は無料
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