荻窪駅北口から青梅街道を西へ歩いた八丁交差点前にある、小さな新刊書店。
2階建ての古民家を改装した店内は1階が本屋と8席の喫茶、2階がギャラリーになっており、衣食住をはじめ、文学、哲学、芸術、社会など、明日をより良く生きるためのヒントが詰まった「生活」の本が約1万冊並ぶ。
店主の辻山良雄は、2015年7月に閉店したリブロ池袋本店でマネジャーを務めた人物だ。雑誌や新刊、文庫をカバーする「街の本屋」の敷居の低さを大切にしながら、書店員としての経験を生かして良書をそろえ、著者を招いてのトークや企画展示など、本の世界に直接触れられるイベントも数多く開いている。「まったく新しい、けれど懐かしい」そんな気持ちにさせる独立系新刊書店だ。
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