Pampas grass, Sengokuhara, Hakone
Photo: Shikema/ShutterstockPampas grass, Sengokuhara, Hakone
Photo: Shikema/Shutterstock

秋を感じるススキの名所5選

銀色から黄金色へ、幻想的に染まるススキが見頃に

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > Things To Do > 秋を感じるススキの名所5選

日本の秋の風物詩といえばモミジやイチョウの紅葉だが、キラキラと風に揺れるススキも秋を代表する植物の一つ。背の高いイネ科のススキは夏場は緑色、秋になると金色や銀色に姿を変える。最近では都内近郊のススキの名所として、箱根の仙石原などの風景がInstagram上で話題になっているようだ。

ここでは、見ごろを迎えたススキ畑でのんびりと過ごせる人気スポットを紹介する。週末は季節の移り変わりを感じ、秋風に波立つススキ草原を探しに出かけてみよう。

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仙石原すすき草原(神奈川県)

日本で最も人気のあるススキの名所の一つが、箱根の温泉街近郊にある仙石原すすき草原だ。箱根山の西斜面に広がるこの風光明媚なすすき草原は、9月下旬から11月中旬にかけて色づく。畑には一本道の遊歩道があるが、散策には迷子にならないよう注意が必要だ。

岩湧山(大阪府)

岩湧山大阪府河内長野市にある山で、山頂に向かうにつれてフォトジェニックなススキの草原が広がる。秋にハイキングを楽しむなら、登山者にも人気の展望台コースがおすすめだ。山頂までの所要時間は約90分。近くの山々を背景に風に揺れるススキの絶景は一見の価値がある。

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曽爾高原(奈良県)

奈良県宇陀市にある曽爾高原は、秋には多くの観光客が訪れる名所だ。ハイキングコースや天然温泉もあり、燃え上がるような夕日と黄金色に輝くススキの風景は息を飲むほどの美しさ。なだらかな丘に生えるススキの見頃は11月だ。昼下がりになると、広大な草原に沈む夕日を狙って、遠方からも多くのカメラマンが訪れる。



生石高原(和歌山県)

和歌山県西部に位置する生石高原は、関西有数のススキの名所といわれている。標高870メートルの高原からは360度のパノラマ風景が広がり、最高の撮影スポットだ。秋には黄金色に、冬には銀白色に穂の色を変えていくススキの海原は幻想的。見ているだけでうっとりとしてしまうだろう。

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山中湖パノラマ台(山梨県)

山梨県にあるこの展望台ススキの美しさだけでなく、富士山と山中湖の眺望もできる名所として知られる。11月がベストシーズンだが、完璧な写真を撮りたいのなら澄み切った空とくっきりとした富士山を望める午前中がおすすめだ。富士山をバックに近くのススキが一斉に風に揺れる様子は圧巻。日本にしかない絶景を楽しめるだろう。

秋を満喫するなら……

秋の味覚といえばキノコ。栽培技術が進み、1年を通してスーパーなどで購入できるが、天然ものの旬を味わいたいなら、9月から11月頃までがベストだろう。ここでは、キノコ料理専門居酒屋や、2014年からミシュラン常連のレストラン、キノコ狩りをしてそのまま炭火焼きを楽しめる場所などを紹介する。

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  • コーヒーショップ・喫茶店

暖かいコーヒーを片手に、お気に入りのと向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

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