東京、サ飯5選

男性専用のサウナが併設したカプセルホテル。元々は宿泊メインで営業していたが、テレビドラマ「サ道」のロケ地となったことにより、サウナ目的で訪れる人が増加。今ではサウナ―の「聖地」としても名高い。

5階のレストランで提供している「北欧特製カレーライス」はぜひ食べてほしい。野菜がごろごろ入っており、「家のカレー」のような懐かしさを感じるだろう。「薫製（くんせい）」がサウナのイメージに合うことから考案された「ココナッツ香る薫製オイル」をライスにかけて食べれば、口から鼻へと香ばしさが広がり、カレーのうまさを引き立てる。

野菜がたくさん入った「味噌ラーメン」はカレーに続く人気メニュー。濃い目の味付けなので、汗をかいて塩味を欲する身体にうれしいメニューだ。

錦糸町にある銭湯「黄金湯」では、サウナ後を意識したメニューを提供するカフェが併設されている。

中でも、肉汁あふれるラムと甘口の醤油ベースのソースがやみつきになる「ラムラムバーガー」や、爽やかなクミンと野性味あふれるマトンの風味がマッチした「黄金カレー ラムキーマ」など、体を冷やさないといわれる、ラム肉を使ったメニューがおすすめだ。

熱した「麦飯石」を使ってドリップする「ロウリュコーヒー」も、サウナ―にはたまらない一杯だろう。

人気サウナマンガ「サ道」の作者であるタナカカツキが総合プロデュースを手がけたサウナ。2022年12月にオープンしたばかりだ。

1階のレストランで提供するメニューは、ミシュラン二つ星を16年連続で獲得し続ける「精進料理 醍醐」の4代目である野村祐介が監修しており、全てビーガン対応である。

おすすめは昆布だしベースの醤油スープを使ったラーメンや、味をプレーン、シナモン、チョコレートの3種類展開した「ドーナツ」など、ビーガンフードとビーガンドリンクも味わえる。

タレントで実業家のパンツェッタ・ジローラモが監修する会員制高級プライベートサウナの「サウナタイガー（SAUNATIGER）」が手がける、サウナ飯専門店。サウナタイガーの1階ラウンジで提供するメニューを、より多くの人々に堪能してもらいたいという思いでオープンさせた。

訪れたら、秘伝のたれで味付けをした「サウナタイガー（SAUNATIGER）式チャーハン」や、アサリと鶏のだしをベースにした濃厚クリーミーな「白系ラーメン」をぜひ味わってほしい。そのほかパスタや定食、完全無農薬栽培のコーヒー豆を使用した「無農薬スペシャルティーコーヒー」など、こだわりが詰まったメニューが楽しめる。

蔵前駅からすぐのホステル「フォーカス蔵前（FOCUS KURAMAE）」1階のラウンジスペースにある、夜パフェ専門店。旬のフルーツを使ったパフェがカクテルやワインとともに楽しめる。

定番メニューは甘さ控えめの「大人のチョコレートパフェ」。本店で手作りされたユズのマカロンやフォンダンショコラ、ベリーコンポートなどがトッピングされている。パフェの中心には粉状のチョコサブレを使用しており、酸味のあるビーツピューレとチョコムースの甘さがよく絡む。ボリュームがあるのでシェアするのもおすすめだ。

同施設は会員制プライベートサウナの「サウナアンドコー」が併設されているためサウナ前後に訪れる人も多いそうだ。汗をかいた後にひんやり冷たいパフェを食べることで、完全に身も心もリフレッシュされるだろう。