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画像提供:日本航空JALスカイミュージアム
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東京近郊、無料で楽しめる工場見学8選

飛行機やシューマイ、スイーツ菓子など、最先端の技術を無料で学ぶ

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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京近郊、無料で楽しめる工場見学8選

最新テクノロジーや設備が動く貴重な瞬間を目の当たりにできる工場見学。出来たての商品の試食や限定アイテムの配布など、見学だけではない楽しみ方ができるツアーも多数存在する。

ここでは、無料の工場見学に絞って紹介。実際に足を運べるものと、一部オンライン開催のものをピックアップした。どれも無料とは思えないほど内容が濃密なため、子どもだけでなく大人も満足すること間違いなし。財布の中身は気にせず、充実した学びの時間を堪能しよう。

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  • ミュージアム
  • 埼玉

チョコレートなどで有名な江崎グリコの工場見学施設。1日4回実施される見学ツアー(事前予約制)では、『ポッキー』と『プリッツ』の製造ラインの見学はもちろん、およそ1500点ものグリコのおもちゃや展示物が観覧できる。

映像やグリコの歴史について紹介するブース、クイズゲームも充実。大人から子どもまで慣れ親しんできたグリコの菓子やその歩みをより身近に感じられるだろう。フォトゾーンでは、代名詞であるゴールインマークとともに記念撮影を楽しみたいところ。

 新宿駅から湘南新宿ライン特別快速を利用すると、約45分で最寄駅の北本駅へアクセスできる。車では、首都圏中央連絡自動車道の桶川加納インターチェンジからおよそ10分で施設に到着する。遠足気分で工場見学へ繰り出してみては。

所要時間:約70分

  • Things to do
  • 新横浜

シューマイや弁当、『横濱月餅』の製造を行う崎陽軒の横浜工場。毎週火曜から土曜には、1日4回(9時、10時30分、12時30分、14時)の工場見学が開催される(事前予約制)。

ツアーでは、製造工程に加え、駅弁の歴史や看板商品である『シウマイ弁当』の秘密を探っていく。歴代のしょうゆ入れの『ひょうちゃん』にも出合えるそうだ。出来たてのシューマイや中華菓子の試食タイムもあり、無料ながら満足度の高いツアーを楽しんでほしい。

各所での消毒、催行人数の制限、空気清浄機の設置など感染症対策を実施している。

所要時間:約90分

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  • Things to do

博多に拠点を置く老舗めんたいこメーカーのかねふくが、テーマパークに群馬をオープン。かねふくはこれまで全国各地にめんたいパークを展開しているが、今回が関東内陸への初進出だ。

トリックアートを駆使して楽しく学べるエリアやキッズランド、フードコートや工場見学のほか、出来たての『生明太子』を購入できるのも魅力の一つだ。

所要時間:約5〜10分(自由見学

日本航空(JAL)が手がけるミュージアム施設。航空機の仕組みを説明する『航空教室』、歴代の制服などが並ぶ展示エリアの観覧、機体を収める格納庫の見学がセットになった無料の工場見学コースを提供する。実物の飛行機を目の当たりにし、整備士の仕事に触れる貴重なチャンスだろう。

開催日は月・火・木・土・日曜の9時30分〜11時20分、10時45分〜12時3分、14時45分〜16時35分で、事前予約制。参加する際は、公式ウェブサイトなどで最新情報を確認してほしい。

所要時間:約110分

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  • Things to do
  • 恵比寿

※2023年末まで休館

日本国内では珍しい『ヱビスビール』というブランド単体のミュージアム。無料の自由見学では、1890年の誕生から130年以上もの歴史を持つブランドの軌跡をたどる貴重な展示が閲覧できる。資料や映像を楽しんだ後、テイスティングサロン(有料)で、多彩な種類のビールを味わおう。

オンラインの3Dヱビスビール記念館』も、家の中で施設をくまなく練り歩けると好評。有料の『ヱビスツアー』は事前予約制だ。

所要時間:約20分(自由見学

「宅急便」で広く知られるヤマトグループの総合物流ターミナル。物をより効率的に運ぶ仕組みや、最新技術を紹介する見学イベントを行っている。

無料の見学コース(事前予約制)では、5つのアトラクションを展開。荷物が流れる様子を観察できる『見学者コリドー』、円滑な運営とセキュリティーを担う『集中管理室』など、物を運ぶのに欠かせない重要なエリアは必見だ。
参加者に土産としてプレゼントされるマスコットキャラクターの猫をあしらったアイテムもかわいらしい。高性能の設備や詳細な展示を通して、普段何気なく使用している「宅急便」のプロセスについて学んでみては。
所要時間:約90分
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  • Things to do
  • 埼玉

※2023年8月末まで休館

1日に約40万個の中華まんが製造される、中村屋の最新鋭設備が整った武蔵工場内にあるミュージアム。中華まんについて学ぶ工場見学を実施している。

見学ツアー(事前予約制)では、シアターや製造ライン、キッチンなど全4エリアを巡っていく。見学通路からは、具材と生地を作り、中身を包んで蒸し上げ、包装するまでの工程が眺められる。中華まんのおいしさのポイントを楽しみながら学習するパネルやゲームも用意。最後には肉まんとあんまんのセットと、中華まんのスクイーズが土産にもらえるそうだ。

所要時間:約90分

  • ミュージアム
  • 仙川

マヨネーズでなじみ深いキユーピーの体験型見学施設。2020年10月から、オンライン見学がスタートした。

見学コースの『マヨネーズのひみつ発見!』は、大人、小学生、幼児向けの3つを展開。施設の一部を周りつつ、マヨネーズの歴史やおいしさの秘密を教えてくれる。コース内で紹介されるマヨネーズのアレンジレシピは、家庭ですぐに役立つだろう。

事前予約制のオンライン見学は、マヨテラスのほかにオープンキッチンを行う4つの工場(五霞工場、挙母工場、神戸工場、鳥栖工場)で実施。全国各地にあるキユーピーの工場を巡ってみては。

所要時間:約30分

東京を無料で楽しむなら……

  • アート

寒い季節になってきた上にコロナ禍で懐が寒い昨今、それでもオンラインではない生身のカルチャーに接し続けていたいと思う向きも多いはずだ。そのような需要に応えてくれるような美術館やギャラリーが東京には一定数ある。

今回セレクトするのは、質の高い国内外の作家を紹介する資生堂ギャラリーや明治期洋画の重鎮、黒田清輝の作品を展示する黒田記念館から、目黒寄生虫館やおりがみ会館といった変わり種まで16館だ。

  • アート
  • 公共のアート

無数の美術館やギャラリーが存在し、常に多様な展覧会が開かれている東京。海外の芸術愛好家にとってもアジアトップクラスの目的地だ。しかし、貴重な展示会や美術館は料金がかさんでしまうのも事実。そんなときは、東京の街を散策してみよう。著名な芸術家による傑作が、野外の至る所で鑑賞できる。

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