東京でも著名な野外彫刻の一つに、「六本木ヒルズ」にある「ママン」がある。フランス出身の彫刻家、ルイーズ・ブルジョワが制作したもので、高さ10.23メートルにおよぶクモの姿は圧巻。
作品名はフランス語で「母親」を意味し、胴体に大理石の卵を入れた袋を抱えている。このクモには姉妹もおり、カナダ国立美術館やスペインのグッゲンハイム美術館、ロンドンのテートモダン、ソウルのサムスン美術館リウムなどで見ることができる。
タイムアウト東京 > Things To Do >春の六本木でアート散歩を楽しむ5のこと
「森美術館」や「国立新美術館」といったミュージアムやギャラリーが集結しているほか、パブリックアートなど、六本木はアート好きには欠かせない街の一つだ。
さらに春は、「けやき通り」などを中心に、桜が咲き誇り、「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」などの建築との美しいランドスケープを作り出す。 ここでは六本木で今注目のアート展から桜まつり、カフェやレストラン・バーまで、春に行きたい最高の六本木スポットを紹介する。
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東京でも著名な野外彫刻の一つに、「六本木ヒルズ」にある「ママン」がある。フランス出身の彫刻家、ルイーズ・ブルジョワが制作したもので、高さ10.23メートルにおよぶクモの姿は圧巻。
作品名はフランス語で「母親」を意味し、胴体に大理石の卵を入れた袋を抱えている。このクモには姉妹もおり、カナダ国立美術館やスペインのグッゲンハイム美術館、ロンドンのテートモダン、ソウルのサムスン美術館リウムなどで見ることができる。
テイクアウトフードに最適なのは、六本木にあるオアシス「ブリコラージュ」だ。ここは、シェフとパン職人、コーヒー焙煎(ばいせん)士のコラボレーションによるベーカリーカフェ。
東京のレストラン「レフェルヴェソンス」のオーナーシェフである生江史伸、大阪の有名ベーカリー「ル・シュクレ・クール」の岩永歩、「フグレン コーヒー ロースターズ」の小島健二の3人で経営している。 食材は北海道、滋賀、愛媛、千葉などの農家から直接仕入れたものを使用。
パンは、伝統的なフランスのブーランジェリースタイルに日本風のアレンジを加えたもの。クラシックな製法で作ったバタークリームを挟んだ「ヴィエノワ クレーム オ ブール」、上品な粒あんとザクザクのクルミがごろっと入った「くるみあんバター」などが並ぶ。
看板商品「ブリコラージュ ブレッド」は、粉と水、酵母と塩というシンプルな素材のパンだが、粉のうま味や香りが口いっぱいに広がるだろう。
「国立新美術館」の2階にあるティーサロン。黒川紀章の近代的な設計が特徴で、約64席の客席が巨大な逆円すいの最上部に広がっており、空中にいるような気分が味わえる。展覧会を観賞した後、ひと息つくのに最適な空間だ。人気メニューは「ケーキセット」。皿にケーキが美しく盛られており、視覚でも楽しめる。
展覧会ごとにコラボレーションしたメニューも展開する。ケーキやマカロンなどのスイーツのほか、サンドイッチやスープなどの軽食を提供。ドリンクは紅茶やコーヒー、ワインなどのアルコール類も取り扱う。
「サーモン&クリームチーズ シリアルローフサンドイッチ」は、クリームチーズがサーモンとよく合う。美術館を見渡せる店内から、開放感を感じながら優雅な時間を過ごそう。
「飲まなくても酔える」バーとして、モーニングドリンクから楽しめる新感覚の完全ノンアルコールバー。アートコンプレックスビル、ANBトーキョーの1階に位置し、「宇宙にできた最初のバー」をコンセプトに、アーティストのYOSHIROTTEN率いるヤール(YAR)がアートディレクションと内装を手がけた。
メニューはスモークを閉じ込めたバブルを弾いて楽しむ、パイナップルとジャスミンティーを合わせたカクテル「アイスランドバブル」などのほか、ケサディーヤやブラウニーなど全てビーガン向けに対応している。
洗練された宇宙空間を背景にモクテルを楽しもう。
東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。2月から3月にかけては、日本最大級の国際的なアートイベント「アートフェア東京」や、3年1度の都市型芸術祭「横浜トリエンナーレ」、ニッチを極めた「専用すぎる腕時計展」、国立西洋美術館初の現代美術展など注目の展示が目白押し。ぜひチェックしてほしい。
無数の美術館やギャラリーが存在し、常に多様な展覧会が開かれている東京。海外の芸術愛好家にとってもアジアトップクラスの目的地だ。しかし、貴重な展示会や美術館は料金がかさんでしまうのも事実。そんなときは、東京の街を散策してみよう。著名な芸術家による傑作が、野外の至る所で鑑賞できる。特におすすめのスポットを紹介していく。
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