秋の夜散歩
画像提供:一般財団法人 公園財団 Parks Japan.F
画像提供:一般財団法人 公園財団 Parks Japan.F

2024年11月にしかできないこと

食・アート・音楽など、11月開催のイベントを紹介

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  • アート
  • 世田谷区
『うしおととら』『からくりサーカス』などを手がけた漫画家・藤田和日郎が、ヴィクトリア朝…19世紀の大英帝国を舞台に、実在の人物や事件等の史実を織り交ぜつつ描く伝奇アクション作品『黒博物館』。「スプリンガルド」「ゴースト アンド レディ」「三日月よ、怪物と踊れ」の3シリーズにわたる原画展が開催中だ。 会場となる洋館「旧尾崎テオドラ邸」は、英国生まれの令嬢テオドラのために19世紀末にたてられたと想像される洋館で、展示との相性も抜群だ。 併設されている喫茶室では、黒博物館とコラボレーション。漆黒のモンブランに、カシスとマロンのムースを重ねたスペシャルパフェも登場。事前予約制だが、ぜひ併せて味わってほしい。 ※10〜18時/定休日は水曜/入場料は事前販売1,000円、当日1,500円
  • アート
  • 池袋
前代未聞の酒を片手に巡れる展覧会「飲みながら…ぐらんぶる展」が開催される。これは『good!アフタヌーン』(講談社)で連載されている人気漫画作品『ぐらんぶる』の連載10周年を記念したイベント企画だ。 井上堅二原作・吉岡公威作画による同作は、大学のスキューバダイビングサークルを題材としているが、その内実は裸の若者たちが狂ったように酒を飲みまくる飲み会マンガと言っても過言ではない。この漫画が持つならではの要素を感じてもらうため、同イベントでは入り口で生ビール、ウーロンハイ、レモンサワー、グレープフルーツサワー、ハイボールといった酒を販売(会場内でIDチェックを行い、20歳未満は提供されない)。 このほか、同展で販売する幻の日本酒「ぐらんぶる」の試飲が楽しめるなど「飲める企画」が盛りだくさんだ。 もちろん、総数241枚(予定)の原画をはじめ、作画の際に使用したネームや設定資料、制作の裏側にあるコンテンツなども展示されている。吉岡が本展のために描きおろしたグッズも見逃せない。コンプライアンスの時代に逆行する10年間の黒歴史を肴に乾杯してみては。 ※12時30分~21時30分/入場料は2,000円
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  • アート
  • 虎ノ門
虎ノ門「アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ」で、写真家ソール・ライター(Saul Leiter)の展示が開催。ソール・ライター財団監修の下、没後に発見されたカラーポジフィルムから新たにプリントされた作品44点を日本で初めて展示する。 ニューヨークの街中に潜む色彩と詩情に満ちた小さな断片を写し取るライター。1950年代からファッションフォトグラファーとして活躍しながら、50代で表舞台から完全に姿を消し、自らの美意識に淡々と従って生きていた。 2006年に刊行した初の写真集『Early Color』で、80代のライターは「カラー写真のパイオニア」として再び注目され、2013年に没した後もその評価はさらに高まり続けている。 ライターが生み出した唯一無二の色彩の世界を存分に堪能してほしい。 ※11〜20時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は不定休/入場は無料
  • Things to do
  • 多摩地域
秋の深まる百草園を五感で楽しめるイベントが開催。期間中は開演時間を19時まで延長し、見頃を迎えたモミジやドウダンツツジ、イチョウなどの木々をライトアップする。 日の落ちた園内の小道には竹灯籠が並べられ、和の雰囲気を演出。ライトアップされた池の水面では、紅葉と光の幻想的な競演が楽しめる。また、今年も2023年に引き続き、デジタルアーティストの長谷川章がプロデュースした「デジタル掛軸」が登場。園内3エリアにプロジェクトマッピングを設置し、幻想的な光と映像が夜の紅葉をさらに美しく演出する。 そのほか、園内の各所で香りの違うお香をたく演出も実施。園内で採れた梅を使用した梅ジャムや梅ゼリー、焼き芋の販売も行う。 昼間とは一味違う、幻想的な夜の庭園に足を運んでみては。 ※9時~19時/料金は500円、小・中学生100円
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  • Things to do
  • マーケット&展示会・フェア
  • 新宿
明治時代から続く「花園神社」の酉(とり)の市は、師走を迎える街の風物詩だ。開運招福、商売繁盛を願う飾り熊手などの露店が出店し、境内と靖国通りが多くの人でにぎわう。 ほかにも、花園神社名物である見せ物小屋にも足を運んでみては。劇団ゴキブリコンビナートによる人間クレーンやヤモリ女など、新宿の文化を育む花園神社ならではの、一味違う酉の市を体験してほしい。 一の酉は2024年11月5日(火)、二の酉は11月17日(日)、三の酉は11月29日(金)で、本祭の前日には前夜祭も行われる予定だ。 ※前夜祭 11月4・16・28日 15〜24時、本祭 15・17・29日 12〜2/入場は無料  
  • Things to do
  • 千葉
習志野市の市制施行70周年を記念した花火大会が、茜浜緑地で開催。2024年11月23日(土・祝)と24日(日)の2日間で、約2万発の花火が打ち上げられる。 1日目は、若い人に楽しんでもらいたいという思いから、最新のJ-POPやK-POP、EDMなどを花火の打ち上げとシンクロさせた、60分間の「ミュージックスターマイン」を実施。2日目は、習志野高校吹奏楽部総勢200人が特別ゲストとして参加する生演奏と花火の饗宴が楽しめる。 観覧は自由席のほかベンチシート席やレジャーシート席などを用意。花火の打ち上げは18時からだが、会場には15時から入場でき、ステージパフォーマンスやお祭りグルメが楽しめるフードフェスティバルなど、多彩なプログラムが展開される。 音楽と壮大な花火の競演を、ぜひ間近で体感してみてほしい。 ※18~19時/料金は1日券A席7,000円、B席5,000円、ベンチシート席2万2,000円〜/2日間A席1万4,000円、B席1万円、ベンチシート席5万6,000円〜
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  • アート
  • 芦花公園
漫画家の森薫と入江亜季は同時期にデビューし、『コミックビーム』『ハルタ』『青騎士』と同じ雑誌で連載を重ね、ともに成長してきた。アナログの手描きにこだわり続けるという共通点もあり、繊細な線で描かれるキャラクターやダイナミックさと精緻さを持ち合わせた背景など、力強く観るものの心に残る作品世界を創り上げてきた二人だ。 同展では、原画とともに、同人誌時代の作品やイラストレーション作品、机周りや創作メモ、取材の様子など執筆の現場も紹介。物語の世界はもちろん、一枚の原稿が生まれる道程まで紹介する。 森薫の代表作といえば、ビクトリア時代の身分を越えた恋物語を描いた『エマ』、細部まで描きこまれた中央アジアの風物と美しい花嫁たちが登場する『乙嫁語り』が挙げられる。いずれも異様なまでの描き込みと小道具や紋様一つに対してまで妥協を許さない情熱によって、まるでその場にいるかのように錯覚させる情景描写と、当時の時代背景を巧みに取り込んだ王道のロマンス展開で多くのファンを虜にしてきた。 入江亜季の少女漫画的なタッチと端正なコマ割りによる「レトロモダンファンタジー」とでもいうべき世界観は、デビュー作である短編集『群青学舎』(2006年から連載)から確立しており、メルヘンから現代恋愛劇まで、独自の切り口とタッチで青春期の人々を描き、『乱と灰色の世界』、『北北西に曇と往け』と異なる世界観でファンを増やし、魅了し続けてきた。美しい線画と華麗なコマ割りやセリフが織りなす綾は必見だ。 ※10~18時(ミュージアムショップは17時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、2024年12月29日~2025年1月3日/入場料は1,000円、65歳以上・大学・高校生600円、小・中学生300円
  • アート
  • 神谷町
「麻布台ヒルズギャラリー」で「ポケモン×工芸展― 美とわざの大発見―」が開催される。人間国宝から若手まで20人のアーティストが「ポケモンと工芸」をテーマに80点もの作品を制作。工芸の多種多様な素材と技法で表現された存在感あふれるポケモンに出合える、千載一遇のチャンスだ。 展覧会を記念して、会期中は着物姿のピカチュウと会えるグリーティングイベントを開催。また「麻布台ヒルズギャラリーカフェ」で本展初となる「喫茶 ポケモン×工芸展」のオープンのほか、出品作家のトークセッション、展覧会オリジナルグッズの販売も予定されている。 さらに日本の伝統である抹茶について学びながら、展示されている工芸作品とお茶の文化とのつながりをより深く知ることのできるお茶体験付チケットも販売予定。チケットは売り切れ次第終了なので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。 日本の伝統芸術とポケモンが起こす「かがく反応」を見にいこう。  ※10〜19時(金・土・祝前日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は12月31日/料金は前売り1,600円、学生1,400円、高校・中学生1,100円、4歳〜小学生400円/当日1,800円、学生1,600円、高校・中学生1,300円、4歳~小学生600円 ©2024 Pokemon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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  • Things to do
  • みなとみらい
遠藤達哉による人気漫画『SPY×FAMILY』の展覧会が、「横浜ランドマークタワー」で開催。2023年7月に東京から全国の巡回をスタートさせた本展が、再び関東の地に戻ってくる。 作者の総監修の下で選び抜かれた展示の数々が、どんな層でも分け隔てなく作品の世界観を楽しめるという本展の魅力を支えている。名シーンのイラスト展示や立体造作、映像展示など、ここでしか得られない体験があるはずだ。 最後には、本展のオリジナルのアイテムを含む総勢100点以上のグッズをチェックしよう。 ※10~18時(土・日曜・祝日は19時まで、12月2日は16時まで)/入場は閉場の30分前まで/料金は前売り1,400円、高校生1,100円、中学生600円、小学生200円/当日1,600円、高校生1,300円、中学生800円、小学生300円、未就学児無料
  • Things to do
  • みなとみらい
今年で15回目を迎える「横浜赤レンガ倉庫」のクリスマスマーケット。まるで本場ドイツにいるような気分を味わえる飲食ブースや物販、キッチンカーを含めた58店舗が集結する。会場内にはヒュッテ(木の小屋)が軒を連ね、ドイツ料理やクリスマス雑貨など、ホリデーシーズンに気分が高まるヨーロッパのアイテムがずらりと並ぶ。 メイン会場では、約2万球のLEDで装飾した高さ約10メートルのクリスマスツリーのイルミネーションを展開。約50メートルの長さを誇る「イルミネーションルーフ」や、海とツリーを一望できる個室で食事を楽しむ「プレミアムラウンジ」、入場無料の「イルミネーションガーデン」など、魅力的なコンテンツが盛りだくさんだ。 毎年異なるデザインで販売する「オリジナルマグカップ」に加えて、今回は世界的な洋食器ブランド「ノリタケ」とコラボレーションした「プレミアムマグカップ」も見逃せない。 今回から、待ち時間を短縮できる「優先入場チケット」(1,500円、プレミアムマグカップ付き4,500円、税込み)も初登場するので、ぜひチェックしてほしい。 ※11月22日 17~21時、23日~12月6日 11~21時、12月7日~25日 11~22時(L.O.は閉場の30分前まで)/入場料は500円(一部無料エリアあり)、高校生は12月6日まで無料、小学生以下無料
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