Tokyo Beats & Brews
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

2024年10月にしかできないこと

食・アート・音楽など、10月開催のイベントを紹介

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  • 映画
  • 日比谷

17日間にわたり、さまざまな映画の楽しみ方ができる「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」が「東京ミッドタウン日比谷」で開催。7回目を迎える今年のテーマは「ながらシネマ」。食べながら、語らいながら、没入しながらなど自分好みの方法で映画の世界に没頭しよう。 今回は、世界的な名作や話題作を無料上映する「デイスクリーン」、監督やゲストが登壇しトークセッションを繰り広げる「ナイトスクリーン」の2部に分かれている。初日は『愛にイナズマ』出演の女優・MEGUMIがゲストとして参加する。 詳しい参加者リストは公式ウェブサイトを確認してほしい。事前予約が必要なエリアがあるので、注意しよう。 このほか、フォトジェニックなレッドカーペットエリアの新設や、映画を観ながら食べられるテイクアウトグルメなど盛りだくさん。日比谷が映画一色に染まるこの期間に、いつもとは違う映画体験をしてみては。 ※時間は作品により異なる/入場は無料

  • アート
  • 銀座

「ポーラ ミュージアム アネックス」で、「マティス ― 色彩を奏でる」展が開催。アンリ・マティス(Henri Matisse)が生涯を通して描き続けた室内画の名品『リュート』をはじめとした絵画5点と、晩年の傑作品『ジャズ』を展示する。 「色彩の魔術師」と呼ばれ、鮮やかな色彩を大胆に用いて表現するマティスの作品は、見るものに強いインパクトを与える。また、感情を直接的に表現する制作スタイルは作品にダイナミズムを生み出し、色彩の配置やバランスは音楽のような視覚的なリズムを感じるだろう。 会期中は、赤ちゃんとの鑑賞会や、認知症や高齢の人を対象にした対話型鑑賞会など、誰もが楽しめるプログラムを実施予定。また、マティスの切り絵の技法を取り入れたワークショップも行われる。 会期が短いので、マティスファンは絶対に見逃さないでほしい。 ※11〜19時(10月13・14日は12〜19時)/入館は閉館の30分前まで/休館日は10月7・15・21日/入場は無料

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  • Things to do
  • 立川

古今東西のアンティークや雑貨が並ぶ「東京蚤の市」が、立川市「国営昭和記念公園」の「みどりの文化ゾーン ゆめひろば」で開催。2012年から続いており、1日約2万人が来場するこのイベント。今回は総勢256組の古道具・古着・北欧雑貨やフードの店が参加し、アーティストたちによるライブパフォーマンスや大道芸も楽しめる。 前回新しく登場した、日本ならではの職人技に出合えるエリア「和もの街道」も引き続き楽しめるほか、「東京アジアンタウン」で異国の雰囲気を味わうのもおすすめ。インドの伝統的な生地でできたクロスなどがかわいい「トゥーチャパティ(TWO CHAPATI)」や、手仕事で作られたラオスの商品を販売する「クレオール(CREOLE)」など、いつもとは違う買い物をしてみては。 ライブステージでは、元キリンジの堀込泰行、ソロプロジェクトのスカートで活動する澤部渡などのアーティストたちが曲を披露する。お笑い芸人も登場し、音楽だけでなく、笑いでも満たされそうだ。 ※9時30分〜16時/料金は前売り1,500円/当日2,000円、中学生以下無料

  • Things to do
  • 信濃町

ドイツ・ミュンヘンで毎年秋に開催される最大級のビールのイベント「オクトーバーフェスト」が「神宮外苑」で開催される。東京では2002年から開催されているが、神宮外苑での開催は実に19年ぶり。今季は東京3会場で合計49日間行われ、ビール好きには見逃せない一大イベントとなる。 例年「レーベンブロイ」をはじめ、さまざまなドイツビールがラインアップする同イベント。中でも、同イベントのために特別に醸造されたビール「オクトーバーフェストビア」は見逃せない。数量限定なので、ぜひ味わってみたい。 ダンベル型や巨大な3リットルのジョッキなど、さまざまなグラスやジョッキで飲めるのもうれしい。ソーセージやドイツのパン職人が作るブレッツェルをはじめ、本場のフードとともに楽しみたい。 さらに、ドイツのオクトーバーフェスト公式バンド「DIE KIRHICHDORFER®」のパフォーマンスに加え、ハロウィンにちなんだ限定メニューや装飾もチェックしてほしい。 ※11時〜21時30分(初日の10月11日のみ16時~21時30分)/最終入場は閉場の1時間前まで、L.O.は閉場の30分前まで/料金は1,000円(リユースカップ付き)、小学生以下無料

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  • アート
  • 日本橋

文明の十字路とも呼ばれるアフガニスタン・ヒンドゥークシュ山脈に位置する「バーミヤン遺跡」は、ユーラシア各地の文化が行き交った地域にあったが、2001年3月、イスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまった。 渓谷の崖面には、岩石を切り開いた石窟や2体の大仏が彫られ、その周囲には太陽神や弥勒の姿が壁画で表現されていた。今回、かつて日本の調査隊が撮影した写真や調査資料から、壁面の新たな描き起こし図が完成した。 本展ではその原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫る。また、中央アジアで発展した弥勒信仰が東アジアへと伝わって多様な展開を遂げる様子や、インド・ガンダーラの彫刻と法隆寺をはじめとした奈良の古寺などに伝わる仏像や仏画の名品も多数展示する。 ※10~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜/料金は1,500円、大学生・高校生1,000円、中学生以下無料

  • Things to do
  • 向島

「葛飾北斎」と「隅田川」からインスピレーションを得たアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」は、2024年9月1日(水)から12月22日(日)まで、第9回目となるフェスティバルを開催。水路沿いの複数の会場で繰り広げられる同フェスティバルは、ダンス・演劇・映画などのアートを通して、隅田川周辺の地域を活性化させることを目的としている。 秋には恒例の、楽しげに踊り連なる人々を描いた北斎の「踊行列図」を似せて、生演奏による盆踊り「すみゆめ踊行列」を行う。 10月26日(土)14~20時には、「隅田公園そよ風ひろば」に櫓(やぐら)を設置し、日中は、民謡・DJミックス・ヒップホップなど、地元アーティストによるさまざまなステージが楽しめる。 また、10月11日(金)にはスポーツ複合施設「ラテストスポーツ(Lattest Sports)」、12日(土)と13日(日)には隅田公園そよ風広場で野外シネマが開催されるので、見逃さないでほしい。上映スケジュールは映画祭の公式ウェブサイトでチェックできるが、「パーフェクト・デイズ」「シング・ストリート 未来への歌」「パディントン」などが上映される予定だ。 なお、最新のフェスティバルプログラム情報・時間・料金については、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

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  • 音楽
  • 恵比寿

東京に脈々と伝わるジャズの文化は様々に分岐と合流を重ねながら新しいフォームとシーンを生み出している。タイムアウト東京が手掛ける「Tokyo Beats & Brews」は、そんな東京の最前線で夜な夜な繰り広げられる創造の営みを伝えるイベントとして誕生した。 前回に引き続き(過去のイベントの様子はこちら)、レジデント・ミュージシャンとして、菊地成孔のDC/PRGやラディカルな意志のスタイルズでリズムセクションを支えてきたドラムスの秋元修とベースのYuki Atoriが参加。超絶技巧に裏付けされた、ダイナミズムあふれる演奏に驚かされるだろう。 そして、第5回となる今回は、今年、在日ファンクに加入した小金丸 慧が登場する。第3回にゲストとして参加した佐瀬悠輔率いる佐瀬悠輔BANDにも参加しており、過去には自身がリーダーを務めるメタルバンド“Mysterious Priestess”でWacken Open Air 2013(ドイツ)に出演するなど、あらゆるジャンルの音楽で才能を発揮。一体どんなセッションになるのか、今から待ち遠しい。 かつてのニューヨークのロフトジャズシーンのように純粋にミュージシャンが音を紡ぎ合い新たな音楽世界をつくりあげていくことを目指す。オーディエンスはクリエイションの現場の目撃者としてまた共犯者として参加して欲しい。とはいえ、音楽は楽しむものだ。腕組みをして難しい顔をして聴くことはない。ミュージシャンたちのチャレンジをリラックスして楽しみ、奇跡の瞬間が訪れたら祝福すればよい。 そしてもうひとつ。「Tokyo Beats & Brews」のBrewsについて触れておこう。第5回は、1596年創業の東村山が誇る酒蔵 「豊島屋酒造」が参戦する。東京都では10軒しかない貴重な蔵元の一つであり、起源となる「豊島屋」は東京最古の酒舗でもある。武蔵野台地の地下150メートルからくみ上げた地下水を仕込み水として使用しており、香り高く豊かな味わいの日本酒が手作業で丁寧に造られている。 豊島屋酒造の代表作ともいえる「屋守(おくのかみ)」や、火入れをしていない特別純米無濾過生原酒「きたしずく」など、香り豊かな日本酒をTokyo Beats & Brewsの定番にもなりつつある「利き酒セット」で楽しめる。お得な「利き酒セット」付き入場券もPeatixで購入できるので、ぜひ利用してほしい。詳細はLINE公式オープンチャットをチェックしよう。 詳細はLINE公式オープンチャットをチェックしよう。 ※19時30分〜/前売り2,500円、当日3,000円(ドリンク代込み) 出演アーティスト Yuki Atori(Bass) 1994年2月10日生まれ。兵庫県神戸市、千葉大学工学部出身。 ジャズフュージョンベーシスト。 45th YBBJC優秀ソリスト賞など数々のコンテストで賞を獲得。ALI、Bialystocks、Q/N/K、オーニソロジーなど多くのアーティストのレコーディングに参加。「SUMMER SONIC」などのフェスにもサポートで出演している。Ibanez Bass Atrist のトップページに日本人で唯一搭載され、「EHB1005F Fretless Bass」のプロモーションビデオに出演。Instagramでの演奏動画も話題を集めており、フォロワーは10万人以上を誇る。 この投稿をInstagramで見る Yuki Atori(@yuki_atori)がシェアした投稿 秋元修(Drums) 札幌出身。

  • アート
  • 六本木

「アートは心の健康を保証するもの」という言葉を遺した、女性彫刻家のルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)。六本木ヒルズのシンボルとも言える、クモのパブリックアート『ママン』の作者であり、没後もなお世界各地で注目されているブルジョワの大規模個展が「森美術館」で開催される。 パリに生まれ、抑圧的で男性中心主義的な父親が支配する複雑な家庭環境で育ったブルジョワは、結婚を機にニューヨークへ移住。40代から本格的に彫刻制作に取り組んだ。 家族についてや女性であること、男性への恐れ、母や子どもへの愛情など、自身の複雑な感情や苦悩を創作活動へと昇華させていった。ブルジョワの展覧会が国内で開催されるのは27年ぶり。しかも今回は、20代後半から30代に手がけていた絵画作品がアジアで初公開される。 98歳で亡くなるまで創作活動を続けたブルジョワの半生を、じっくりとたどってみよう。 ※10~22時(火曜は17時まで)、9月27・28は23時まで、10月23日は17時まで、12月24・31は22時まで/入館は閉館の30分前まで/平日前売り1,800円、65歳以上1,500円、学生1,300円/当日2,000円、65歳以上1,700円、学生1,400円、中学生以下無料/土・日曜・祝日前売り2,000円、65歳以上1,700円、学生1,400円/当日2,200円、65歳以上1,900円、学生1,500円、中学生以下無料

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  • Things to do
  • 立川

日本古来から伝えられている盆踊りに妖怪を融合させたユニークなイベント「たちかわ妖怪盆踊り」が開催される。本イベントは、盆踊りを新しい形で継承し、開催地の地域活性化と未来を担う子どもたちに夢を与えていきたいというコンセプトをもとに始まったもの。生演奏にこだわった盆踊りも魅力的だ。 妖怪の仮装での盆踊り以外にも、やぐらを使ったステージでは石野卓球のDJパフォーマンスや、切腹ピストルズらによるライブが行われる。ほかにも、歌謡ミュージックやヒップホップ、和太鼓など幅広いジャンルのパフォーマンスを楽しめるのも魅了的だ。Tシャツなどの販売や、フェイスペイントワークショップなどの屋台も集結し、祭りを盛り上げる。 「妖怪に仮装」「浴衣を着る」もしくは「イベント公式グッズ着用」というドレスコードを必要とするエリアがあるので、公式ウェブサイトで確認しよう。いつもの盆踊りとは違った雰囲気を味わってみては。 ※11~21時/入場は無料(一部有料エリアあり)

  • Things to do
  • 六本木

1995年に放送が開始され、30年近く愛され続けているテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。その大博覧会「EVANGELION CROSSING EXPO ―エヴァンゲリオン大博覧会―」(以下、エヴァ博)が、「六本木ミュージアム」で開催される。 『エヴァンゲリオン』はこれまで、数多くの企業とのコラボレーションを展開し、長年にわたり人々の関心を集め続けてきた。本展は、本作が行ってきたコラボレーションの歴史をひもとこうとするものだ。 本展は、全国7カ所で開催され、各地で大盛況を博してきた。2年ぶりとなる今回の東京凱旋(がいせん)では、エヴァ博初展示となる『「アヤナミレイ(仮称)」等身大フィギュア』をはじめ、全長3.5メートル、重さ100キログラムの『特大ロンギヌスの槍』が登場する。 さらに初号機の武器として知られる『プログレッシブナイフ』など、2年前の渋谷会場では見られなかった巨大展示物も追加。約4000点を超えるエヴァプロダクトが一堂に集結する。  また、エヴァ博初となる名セリフをコンセプトとしたカフェもオープン予定だ。エヴァンゲリオンをさまざまな角度から紹介する本展に訪れてみては。 ※10~18時(入場は閉館の30分前まで)/料金は前売り2,000円、高校・中学生1,400円、4歳〜小学生800円、限定キーホルダー付き3,200円/当日2,200円、高校・中学生1,600円、4歳〜小学生1,000円、4歳未満は無料

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