平河天満宮
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

1月にしかできないこと

食・アート・音楽など、1月開催のイベントを紹介

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  • Things to do
  • 原宿
ベトナムの旧暦での正月「テト」を祝うイベントが開催。ベトナムテト祭りは、日本人と在日ベトナム人がベトナム旧正月の文化を通じて交流し、多様な価値観を広め新たな文化を生み出すことを目指している。 会場には、ベトナム料理を代表する「バインミー」や「フォー」を販売する屋台が並び、ダナン発祥の麺料理「ミークアン」なども味わえる。ステージでは、伝統舞踊やベトナム民族楽器などの演奏が披露され、一日を通してベトナムの文化を満喫できる。 ※10~18時/代々木公園/入場は無料    
  • アート
  • 汐留
「パナソニック汐留美術館」で、「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」がル・コルビュジエ財団の協力のもと開催。ル・コルビュジエ(Le Corbusier、1887〜1965年)の、40代以降の絵画芸術にスポットを当てる日本初の展覧会だ。 
 近代建築の巨匠として知られているコルビュジエは、視覚芸術の他分野においても革新をもたらした。本展は1930年代以降に彼が手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーを展示。併せて後期の建築作品も紹介することで、はるかに伝統的な枠組みを超えたコルビュジエの円熟期の芸術観を明らかにする。 洗練された空間の会場構成は、気鋭の建築コレクティブであるウルトラスタジオによるもの。コルビュジエの内装に着目して、「インテリア」「コーディネート」「トランジション」をキーワードに、居住空間の中に置かれた諸芸術の総合をイメージした。 また、ゲストキュレーターのドイツ人美術史家、ロバート・ヴォイチュツケ(Robert Woitschützke)による講演会が、2025年1月12日(日)に行われる。これまでにない新鮮な視点のキュレーションから、コルビュジエの創造の源泉に迫る。見逃さないように。 ※10〜18時(2月7日、3月7・14・21・22日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は水曜(3月19日は開館)/料金は1,200円、65歳以上1,100円、大学・高校生700円、中学生以下無料(土・日曜・祝日は日時指定予約制)
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  • アート
  • 清澄
「東京都現代美術館」で、坂本龍一(1952〜2023年)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、最大規模の個展「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」が開催。先駆的・実験的な創作活動の軌跡をたどる。 50年以上にわたり多彩な表現活動をしてきた坂本は、1990年代からマルチメディアを駆使したライブパフォーマンスを展開させた。2000年代以降は、高谷史郎やアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul)などさまざまなアーティストと協働し、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に実践してきた。 本展では、生前坂本が同館のために遺した展覧会構想を軸に、音と時間をテーマとする未発表の新作とこれまでの代表作から成る没入型・体感型サウンドインスタレーション作品10点余りを、美術館屋内外の空間にダイナミックに展開する。 坂本の「音を視る、時を聴く」ことは、鑑賞者の目と耳を開きながら、心を揺さぶり、従来の音楽鑑賞や美術鑑賞とは異なる体験を生み出すだろう。なお、2025年2月1日(土)・ 2日(日)は、中学・高校生、専門学校生、大学生の入場が無料だ。 ※10〜18時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は2,400円、学生・65歳以上1,700円、中学・高校生960円、小学生以下無料(第3水曜は65歳以上無料、第3土・日曜は18歳未満を同伴する都内在住保護者2人まで半額)
  • アート
  • 六本木
六本木の「森アーツセンターギャラリー」で、「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」が開催。米国最大規模の質の高い古代エジプト美術コレクションから、えりすぐりの名品群が集結する。 彫刻、棺、宝飾品、土器、パピルス、そして人間のミイラ2体やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、高度な文化を創出した人々の営みを解明する。当時の住居環境や仕事事情、出産や子育てなどにも着目し、身近な謎を掘り起こす。 また、美しい副葬品や神々の姿を表したレリーフなどの葬送儀礼に関する作品を紹介し、古代エジプト人の死生観に迫る。さらに、いま注目を集める気鋭のエジプト考古学者・河江肖剰(かわえ・ゆきのり)による最新研究を元に、巨大ピラミッドの建築方法や建てられた当初の姿も解き明かしていく。 知への好奇心を呼び覚ます空間、謎に満ちた古代エジプトの世界を探求しよう。なお、前売券は2025年1月24日(金)23時59分まで販売する。 ※10~18時(金・土曜・祝前日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は前売り 平日2,300円、高校・中学生1,600円、小学生1,000円/前売り 土・日曜・祝日2,400円、高校・中学生1,700円、小学生1,100円/当日 平日2,500円、高校・中学生1,800円、小学生1,200円/当日 土・日曜・祝日(日時指定)2,600円、高校・中学生1,900円、小学生1,300円、未就学児無料 ※東京での開催後は静岡・愛知ほか各地へと巡回予定
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  • アート
  • 初台
「東京オペラシティ アートギャラリー」で、近年国内外で注目を浴びる今津景の大規模個展が開催。拠点にするインドネシアと日本という2つの土地での経験と思考に基づく絵画、新作インスタレーション、骨格標本や土器などの巨大な彫刻を展示する。 今津は、メディアから採取した画像を加工・構成し、その下図を元にキャンバスに油彩で描く手法で作品を制作する。インドネシアに移住してからは、その土地で経験したさまざまな事柄、都市開発や環境問題に関するイメージが画面に配置されている。同時に、インドネシアの歴史や神話、生態系など複数の時間軸を重ね合わせ、より普遍性を持つ作品へと発展させている。 環境問題、神話、歴史、政治といった要素が同一平面上に並置される絵画は、膨大なイメージや情報が彼女の身体を通過することで生み出されるダイナミックな表現だ。唯一無二の今津の作品世界を堪能してほしい。 ※11〜19時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、2月9日/料金は1,400円、学生800円、中学生以下無料
  • アート
  • 丸の内
「東京ステーションギャラリー」で、「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」が開催。布と紙で美しく親しみやすい作品を作り続けた宮脇綾子(1905〜1995年)を、一人の優れた造形作家として捉え、宮脇の芸術に新たな光を当てる。 「アプリケ」「コラージュ」「手芸」などに分類されてきた宮脇の作品は、いずれの枠にも収まりきらない豊かな世界を作り上げている。野菜や魚など、主婦として毎日目にしていたものをモチーフにし、それらを徹底的に観察。時には割って断面をさらし、分解して構造を確かめた。 生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、高いデザイン性と繊細な色彩感覚に支えられ、命の輝きを見事に表現している。 約150点の作品と資料が集結する本展。写実性を持ちながら、自由で大胆な宮脇の作品世界を楽しんでほしい。 ※10〜18時(金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(2月24日・3月10日は開館)、2月25日/料金は前売り1,100円、学生900円(前売りは1月24日まで販売)/当日1,300円、学生1,100円、中学生以下無料
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  • アート
  • 原宿
「太田記念美術館」で、「江戸メシ」展が開催。葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳といった人気絵師たちをはじめとする約90点の浮世絵を通して、現代の食文化にもつながっている「江戸メシ」の魅力を紹介する。 江戸時代は日本において食文化が大きく発展した時代だ。現代でも人気の高い和食である寿司、そば、天ぷらのルーツは江戸時代にあり、庶民たちが手軽に楽しむことのできるファストフードとして人気が広がった。また、江戸っ子たちは家で料理をすることはもちろん、近所の店で総菜を買ったり、屋台で気軽に食事を楽しんだり、立派な料亭で宴会をしていたりもしていた。 庶民たちの暮らしを題材とする浮世絵では、さまざまな料理や食材、あるいは食事の様子などが数多く描かれている。北斎、広重、国芳の有名な代表作とは一味異なる、多彩な江戸メシの描き方を垣間見ては。 ※10時30分〜17時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜、1月14日/料金は1,000円、学生700円、中学生以下無料  
  • Things to do
  • 渋谷
真冬の渋谷で、まるで「真夏の沖縄」を体験できるイベントが2025年1月23日(木)〜26日(日)の4日間で開催。一年のうちで最も寒いとされる「大寒」の時期に、沖縄の夏を感じながら「オリオンビール」片手に乾杯できる。 「渋谷ストリーム」の大階段・稲荷橋広場には、室内30度以上の巨大なドームが設置される。夏の海を彷彿(ほうふつ)とさせる白い砂や南国植物の中で、ドーム内に設置されたカメラで記念写真を撮ってみよう。 イベントの写真やセルフィーをSNSで投稿するとオリオンビールが2本もらえるので、会場に設置されている暖かいドームやフリースペースで沖縄気分を味わってみては。20歳未満であれば、沖縄で親しまれている「さんぴん茶」で旅行気分に浸るのが良いだろう。 ※11〜19時(23日は14〜19時)/入場は無料
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  • アート
  • 代官山
解体予定のマンション「セゾン代官山」で、一棟全体を活用したアートイベント「ART GOLDEN GAI」が開催。アーティストレジデンスやNFTギャラリーなどが展開する。 マンション共用部は、『ジョーカー』や『ウエスト・サイド・ストーリー』など、ハリウッド映画の背景美術を担当したシーニックアーティスト(背景美術家)のアマンダ・ハギー(Amanda Hagy)が全面プロデュース。エントランスから廊下まで、「サイバーパンク」や「デコトラ」など、フロアごとに異なるテーマで異空間を作り上げる。 1・2階では、「NOX Gallery EBISU Powered by Brillia」が、没入型のオーディオビジュアルアートショーやイベントを開く。3階から10階までの居住区画や廊下部分は、異なるアーティストがペイントやデジタルサイネージなど、思い思いの方法で部屋を装飾する。それぞれのアートの魅力が詰まった50以上の部屋は見どころの一つだ。 また、世界のショートフィルムを配信しているオンライン映画館「Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINE」による「ShortShorts」の展示により、複数のモニターでショートフィルムも楽しめる。 建物全体を使用し、大規模な芸術活動を発信する本イベント。最先端のアート、音楽、テクノロジーを体感してほしい。 ※12〜22時/全期間パス前売り5,000円、学生3,000円、高校・中学生1,500円/1日パス前売り2,000円、学生1,500円、高校・中学生750円、小学生以下無料
  • アート
  • 広尾
「山種美術館」で、長寿や子宝、富や繁栄など、人々の願いが込められた美術に焦点を当てた特別展「HAPPYな日本美術 ―伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ―」が開催。古墳時代から近代・現代まで、幅広いテーマの「HAPPY感」にあふれた日本美術を展示する。 会場では、七福神と唐子の生き生きとした表情が楽しい狩野常信の『七福神図』や、富士山の堂々たる姿を描いた横山大観の『心神』など、吉祥画題の優品が並ぶ。 また、狩猟の成功を象徴するような『埴輪(猪を抱える猟師)』(個人蔵)、極楽浄土に住むという鳥『迦陵頻伽像』(個人蔵)など、貴重なはにわや迦陵頻伽(かりょうびんが)も登場。伊藤若冲による素朴で愛らしい風情の『伏見人形図』や、カエルの表情がユーモラスな柴田是真の『墨林筆哥』など、思わず笑みがこぼれる作品にも注目だ。 おめでたい作品が大集合の本展を見れば、心がハッピーになるだろう。 ※所蔵表記のない作品は全て山種美術館所蔵 ※10~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(1月13日・2月24日は開館)1月14日、12月29日〜1月2日/料金は1,400円、【冬の学割】大・高校生500円、中学生以下無料(添乗者の同伴が必要)
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