街の素晴らしさ:サンフランシスコは基本的に、ほかの都市に同調しない街だ。2020年の危機的状況下、この街は行動を起こしアメリカで最も厳しい感染症対策を実施。しかしその中でも、ベイエリア地域のコミュニティー精神は失われなかった。
経営を維持するため、企業はクリエーティブ力を発揮。『SFニューディール』のような革新的な取り組みを通して、レストランの従業員は困っている人々のために食事を作った。 また、地域の人たちは互いの面倒を見るために、広範囲に及ぶ相互扶助ネットワークを形成。人々がパン作りに専念できるようにと、サワードウの種菌を木につるすことを思いついた天才も現れた。
街の自慢:美しく作られた何百もの「パークレット」(屋外の駐車スペースを歩道の延長として活用したスペース)
街を巨大なストリートパーティー会場に変えた。うれしいことに気候が良く、一年中屋外で食事ができる。
調査で高評価を得たこと:進歩的な政治
かつてヒッピーが住んでいたサンフランシスコ。今回の調査では、地元回答者の73%がこの街を「進歩的」と答え、この項目で1位となり、「サステナビリティ」では2位だった。またこの街は「受容性」が高いと言いわれることも多い。
クララ・ホーガン(タイムアウトサンフランシスコ)