日原鍾乳洞
奥多摩駅周辺からのびる日原街道にある、関東最大規模の鍾乳洞。日原川支流の小川谷にあり、かつては山岳信仰の地とされた。数百年かけて成長した石筍や鍾乳石を観ながら洞内を巡るコースは約40分。都内であることを忘れさせるダイナミックな景観が楽しめる。歩きやすい靴や簡易カッパを忘れず持って行こう。
ドライブをするのに心地良い季節が到来した。ここでは、車で少し遠出をしたいときに勧めたいスポットをピックアップ。大自然に溢れる奥多摩や秩父エリア、異国情緒溢れる横浜などで気分転換をしよう。
日原鍾乳洞
奥多摩駅周辺からのびる日原街道にある、関東最大規模の鍾乳洞。日原川支流の小川谷にあり、かつては山岳信仰の地とされた。数百年かけて成長した石筍や鍾乳石を観ながら洞内を巡るコースは約40分。都内であることを忘れさせるダイナミックな景観が楽しめる。歩きやすい靴や簡易カッパを忘れず持って行こう。
氷川国際ます釣場
奥多摩駅より徒歩10分ほどの場所にある。日原鍾乳洞のある日原川の最下流に位置する。釣りや魚のつかみ取り、バーベキューなどが行えるレジャースポット。釣り道具やバーベキューセット、食堂やバーベキューハウスもあるので、手ぶらで訪れることも可能だ。付近には、奥多摩温泉もえぎの湯、氷川キャンプ場などがある。
藍染工房 壺草苑
青梅市の西にある静かな工房、壺草苑(こそうえん)で藍染めを学んでみてはどうだろう。青い山と美味しい空気に囲まれた地にあり、1900年代初めから1世紀以上にわたり、藍染めが行われてきた。工房では衣類から室内装飾品まで、様々なものを染めている。藍染め体験も可能。併設のショップでは、村田兄弟がデザインと染色をした衣類やアクセサリーを購入できる。
津雲邸
戦前から戦後にかけて衆院議員だった青梅の名士、津雲國利が所有していた約700坪の大邸宅。京都の宮大工が青梅に呼ばれ施工したもので、木造建築としては日本庭園を含めて青梅市随一の名建築と呼ばれている。2014年11月から一般公開が始まった。
ビアカフェ バテレ
奥多摩駅の目の前の道路をわたり、柳小路を入ったすぐの場所にたたずむビアホール。庭にあたるテラス席のすぐ下には川が流れており、清流の音と木々のざわめきをBGMにしながらビールを片手にゆったりとした時間が過ごせる。店の裏で醸造しているオリジナルのクラフトビールは現在5種類。店舗から車で20分ほどの山中にはホップ畑も所有しており、収穫後にどんなビールになるか楽しみだ。
高尾山
都市部から近いため日帰りでの登山も可能な高尾山は、富士山と並びミシュランの三つ星に指定されたこともあり、1年を通して多くの観光客、登山客が訪れる。ケーブルカーも利用できる豊富な登山コース、関東平野を見渡すことができる展望台、ムササビをはじめ様々な動植物の観察など、楽しめるポイントも多い。周囲の山々への縦走も可能なため、登山上級者でも十分に楽しむことができる。夏のビアマウント、秋のもみじまつり、冬のダイヤモンド富士など、季節ごとのイベントも多い。
江戸東京たてもの園
東京の見かけは、常に変化している。建築学的な伝統はしっかりと、江戸東京博物館の分館に蓄えられ保存されている。洒落た私邸や、レトロな商店、銭湯など、様々なスタイルの建物が広大な敷地にある。どの建物も中に入ることができるが、何度も靴を脱いだり履いたりしなくてはならない。
横浜亜熱帯茶館
中国茶を飲みながら爬虫類と触れ合えるユニークなカフェ。店内には、イグアナや、リクガメ、トカゲなどが飼育されており、爬虫類の新たな魅力を発見できるだろう。なお、健康と安全の理由から、妊婦や乳児は入場禁止になっている。
横浜市中央卸売市場本場
横浜みなとみらいの近くにある横浜市中央卸売市場。築地市場ほどの規模はないが、食堂街もあり美味しい海鮮丼を中心とした魚介が味わえる。寿司が食べたくなったら、目の前で新鮮なネタを握ってくれる「さがみや」に行こう。また、市場ではマグロの解体ショー、魚のさばき方教室などのイベントも開催されている。
横浜 八景島シーパラダイス
『うみファーム』『アクアミュージアム』『ふれあいラグーン』『ドルフィンファンタジー』とそれぞれにコンセプトをもった4つの水族館と、海上を走行するジェットコースターや、急流を川下りするアクアライドなどの充実したアトラクションを一度に楽しめる娯楽施設。シロイルカやバンドウイルカなどといった海の生き物たちを直接触ることのできるコーナーもある。
東京都夢の島熱帯植物館
夢の島公園内にある植物園。熱帯雨林の環境をモデルに作られた大温室には、様々な熱帯植物が植えられ、冬でも暖かい。同館は新江東清掃工場から送られてくる高温水とエネルギーを利用することで、1年を通じて気温が高く雨の多い熱帯雨林のような環境を保っている。週末には子ども向けのワークショップが開催されているので、家族連れにも勧めたいベニューだ。
ヒルトン東京お台場
東京にいながらにしてリゾート感覚を味わえるホテル。船の帆が風を受けてふくらんだイメージの建物で、全室にバルコニーがついている。東京湾やレインボーブリッジなどを望む夜景の美しさは東京随一だ。
前野原温泉 さやの湯処
板橋区にある温泉。風情漂う古民家に昭和の庭園を再現した美しい枯山水があり、昭和の匂い香る天然温泉だ。東京都内では珍しいうぐいす色のにごり湯の源泉掛け流しの源泉温泉や、緑に囲まれた露天風呂、白湯、腰掛湯、各種ジェットバス、ドライサウナ、スチームサウナを堪能できる。
メッツァビレッジ ムーミンバレーパーク
埼玉県飯能市の宮沢湖畔にあるムーミンのテーマパーク。大きさは東京ドーム4個分で、名前の「メッツァ」はフィンランド語で森を意味し、美術館、リゾート、公園、レジャー施設とあらゆる要素が詰まった施設の自由さを表している。
『メッツァ ビレッジ』と『ムーミンバレーパーク』に分かれ、赤い屋根に青い外壁でおなじみのムーミンハウスがあるほか、北欧のライフスタイルが楽しめるメッツァ ビレッジは入場無料で、地元の人々が引き続き日常的に憩える場所となっている。
ムーミンバレーパークのメインエリアは、小説に出てくるさまざまなスポットが再現されているので、ムーミンファン必見だ。施設内には、体感モーフィングシアターや、往復約400メートルの宮沢湖面を滑空するジップライン、ムーミンたちと写真が撮れるスタジオなどの体験型アトラクションも多数あり子どもから大人まで楽しむことができる。もちろん、ショップやレストランも充実しているので土産を買うにも最適だ。
大陽寺
古くからの伝統や宗教文化が根強く残る秩父。標高800mの自然に囲まれた場所に寺はあり、最寄りのバス停から歩けば2時間ほどかかる。宿泊して座禅や写経体験を行う宿坊や、大自然のなかで行うヨガのプログラムなども開催されている。
宝登山神社
2011年の『ミシュラン グリーンガイド ジャポン』で一つ星を認定された神社。宝登山の山麓にあるこの神社は、厄除けの神様で有名である。美しく、神聖な雰囲気を感じ取ってほしい。
長瀞岩畳
年間200万人が訪れる長瀞屈指の観光スポット。地球内部にあるはずの岩石が地上に露出してできた場所で、様々な形の巨岩のある淵瀬や「秩父赤壁」と呼ばれる大きな岩壁がある。地質学者にとって研究上大切な場所となっている。
都心部から東京を横断し、埼玉の観光地である川越や秩父までをつなぐ西武線。東京の住宅街を突っ切っている路線だけあり、沿線には古くから地元の住人に愛されている老舗喫茶店や、手頃な価格で住人の空腹を満たしてくれるレストラン、可愛らしい個人商店が数多く存在している。最寄りの駅ではなくても思わず通いたくなるような気持ちになるスポットばかりだ。また、終点である、小江戸こと川越と、埼玉の都会から1時間ほどで行ける大自然に溢れる秩父エリアも盛り込んでおり、観光に役立つこと必至だ。
異国情緒溢れる横浜は、江戸時代後期に世界へ開放された日本初の国際貿易港の1つだ。今でもその名残が街の所々に感じられ、独特の雰囲気を放っている。横浜中華街でのグルメから、海の見える遊園地、ロマンチックなディナークルーズ、のんべいのための横丁まで、様々な楽しみを発見しに行こう。
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