東京、スケートパーク10選

2020年に向けて、天王洲やお台場、駒沢で滑る

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テキスト:Yusuf Huysal
翻訳:小山瑠美

2020年『東京オリンピック』の種目にスケートボードが追加されることが発表されたとき、その決定を聞いてバランスを崩したスケーターもいたかもしれない。競技というアイデアは、そのスポーツが表現する精神とは対立しないだろうか。議論は高まるが、オリンピック前に技能を磨きたい人のために、東京の活気に満ちたスケートカルチャーを紹介しよう。

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  • 板橋区

東京最大級の屋内型パークのひとつ。ミニランプをはじめとした様々なランプ、ステア、ファンボックス、さらに初心者向けのシンプルなランプが配備されている。名称からも分かるように、スポーツ専門店が併設されており、デッキ、ウィール、トラック、アパレルなども販売されている。パークで定期的に開催されるイベントやコンテストもチェックする価値あり。

  • スポーツ
  • 天王洲

2019年4月、天王洲にオープンした、ナイキが手がける無料のスケートパーク。ランプやステア(階段)、レールなど10種類以上のスケートセクションを備えた屋内型のスケートパークだ。入場には事前に、無料アプリケーションへの登録が必要。場内にはラウンジスペースも設置されるので、スケーター同士の交流の場になりそうだ。また、音楽やアートなどスケートボードと密接なカルチャーを楽しむイベントの開催も予定している。東京オリンピックで初の正式種目となったスケートボードだが、今後東京のスケートシーンを盛り上げていくスポットとしても注目したい。  

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  • Things to do
  • お台場

お台場ダイバーシティ東京プラザの屋上にあるH.L.N.A SKYGARDENは、東京随一の眺望の良さを誇るスケートパークだ。クォーター、マニュアルボックス、適度なサイズのミニランプ、ステア&ハンドレールなど、多種多様なセクションを配備する。初心者向けのレッスンや、プロスケーターが教える上級者向けのレッスンも開講している。

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  • 八王子

八王子にある日本最大規模の屋外スケートパーク。コンクリートが広がる一帯に、平坦ではないランプ、レール、ステア、ボウル、クォーターランプ、バート部のあるボウルなどが点在し、月の表面のようであることで知られる。相当の技能がなければクレーターを乗りこなせず、蛇のようにスムーズには滑れないことを覚えておこう。難易度やスタイルに合わせて8つのエリアに分かれているので、誰もが楽しめる。

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  • スポーツ
  • 堀切

アメージングスクエアというニックネームで呼ばれるMURASAKI PARK TOKYOは、日本トップクラスのスケートパークと言えるだろう。広大な屋外エリアには、ストリートやトランジションのセクションが豊富で、巨大な4m級のバーティカルランプもある。それに挑むほど十分な経験がない人は、初心者やキッズ向けのフラットエリアで技能を磨こう。屋内エリアには、ファンボックス、マニュアル台、ステアなど木製のセクションが配備されている。 

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  • 大田区

大田区にある城南島海浜公園スケボー広場では、ミニランプでエアーを決めれば、東京湾が綺麗に見えるかもしれない。ただし、海の景色に見とれて転倒しないように注意しよう。まるで絵のように美しい海辺のロケーションと広大な屋外スペースを誇るスケートパークには、バンクtoバンク、スパイン、クォーターランプ、ボックス、レールなどが配備されている。

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  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 駒沢大学

1964年の『東京オリンピック』の際に作られたオリンピック公園内にあるスケートパークは、東京のスケーターたちが気軽に集まる場所だ。子どもや初心者が利用できるバンクや、ボックス、クォーターがあり、横並びに設置されたミニランプでは経験豊富なスケーターが次々にトリックを繰り出す。すべてのストリートスケーターのために、ベンチ、マニュアル台も設置されている。無料で利用可能。

 

  • アトラクション
  • 公園&庭園

通称「SLパーク」と呼ばれる世田谷公園スケートパークは、2つのエリアに分かれている。セクションエリアは縦長で、片側からロールインでき、中央にベーシックなファンボックス、最後にクォーターランプが配置されている。フラットエリアは広めで、フラットレール、マニュアル台、グラインドが楽しめるカーブなどが配備。初めて利用する際には、プールの隣にある管理棟2階で利用登録が必要だ。ヘルメットの着用が義務付けられているが、公園では取り扱っていないので持参するのを忘れずに。

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  • スポーツ
  • 多摩地域

西東京いこいの森公園にあるスケートパークには、クォーター、ファンボックス、ミニランプ、2段ボックス、レール、バンクなどが一通り揃っている。綺麗な路面とセクションを無料で利用できる。また、初回に管理室で利用登録が必要。

  • スポーツ
  • 武蔵野

このクールな地元のスケートパークは、ファンボックス、レール、スパイン、バンクtoバンクなどコンクリートのセクションが豊富だ。ヘルメットの着用が義務付けられており、施設で貸出しを行っている。初回に登録すれば、無料で利用可能。4月には満開の桜をバックに滑る映像を撮影したくなるだろう。

まだまだスポーツを楽しみたければ…

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  • スケート
インタビュー:プロスケーター池田大亮
インタビュー:プロスケーター池田大亮

オリンピックは嬉しい。でもみんなの視線は冷たい   「あれだけ街中で滑って怒られていたスケートボードが、オリンピック競技になるなんて…」。 日本スケートボード界の未来を背負って立つ期待の星 池田大亮(だいすけ)は、スケボーの東京オリンピック正式競技化について、未だに驚きの念を持っているようだ。 

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インタビュー:プロBMXライダー米田大輔
インタビュー:プロBMXライダー米田大輔

2020年東京オリンピックで、若者を中心に人気のスケートボードや自転車BMX、スポーツクライミングなどを含む5競技18種目が、新たに実施される。オリンピック離れが進む若い世代を惹きつけるために追加されたとも言われているが、当の選手たちはどう感じているのか。ストリートとの結びつきが強いこれらのスポーツの文化的価値に及ぼす影響はあるのか。プロBMXライダーで、指導者や解説者、MC、スタントマンなど幅広く活動する米田“ダニエル”大輔に話を聞いた。

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  • クライミング
東京、初心者のためのボルダリングスポット
東京、初心者のためのボルダリングスポット

ボルダリングとは、ロープなどの特別な器具を使わないクライミングのこと。もともとは、フリークライミングの練習として始まったものだが、特別な器具を必要とせず、手軽にできることから支持を集め、今ではひとつのジャンルとなっている。最近は専用のジムも増え、一度は経験したことがあるという人も多いのではないだろうか。腕力が物を言うスポーツだと思いがちだが、実はバランス感覚や、頭も使う、奥の深いスポーツ。ここでは、初心者に優しいボルダリングができる施設を紹介。お気に入りのスポットを見つけて楽しく心身を鍛えよう。 ※2016年5月に情報アップデート

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