伝統的な藍染めの技術は、古くから日本で用いられてきた。藍を発酵させることでできる泡を使う染色方法は、130年以上前から行われている。デニムや衣服、ハンカチなど、自然染料を使った染め物は、日常生活の中でもたくさん見つけられるだろう。数ある染め物の工房の中で、染色を体験できる場所もある。この特集では、伝統的な藍染めに触れることができるおすすめの場所を紹介する。全身ジャパンブルーのコーディネートを選んでみてはどうだろう。
代官山にあるオクラには、日本の伝統的な仕立て技術やデザイン、藍染めなどを取り入れた、美しい衣服や布地が揃う。古い蔵のような外観が、伝統的な雰囲気を醸し出している。 Tシャツやジャケット、セーターなどから、ネクタイや靴下、ハンカチなどの小物まで、
渋谷駅から徒歩4分のアパレルショップ。 店内には大きな窓から温かな日の光が降り注がれ、つい長居したくなってしまう。 藍染めとインディゴ染めにこだわりを持っており、独自に糸、生地、染色、加工を開発し優しくナチュラルなアイテムを作り出している。使い込むことによって色が落ち、味が出てくるのも魅力だ。
年代物の着物を楽しむなら...
最後に着物を着たのはいつだろうか。UNIQLOやZOZOTOWNに依存する人にとって、着物は最も縁遠い衣服のひとつかもしれない。しかし、このリストで紹介する8軒が扱う着物は、値段は平均1万円前後と手軽な上、デザインなども驚くほどモダンなものばかり。なぜならすべて中古だからだ。一口に中古と言っても、明治〜昭和前期ころまでのものはアンティーク、それ以降のものを中古に分類される。今風と古風の絶妙なかけあわせで生まれる「かわいい」にはまだまだ可能性があるような気はしまいか。個性豊かな8軒の門戸を叩いて、ディープな着物の世界を覗いてみてはいかがだろう。
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