1997年6月から、南青山で店を営んでいる器ショップ。漆、陶器、ガラスなど、約40人の作家を抱えており、1年を通してバラエティ豊かな器を販売している。常設作家には、2年に一度個展も依頼しており、その際には、常設では見られない作品も店に並ぶそう。また、個展の会期中(約6日間)は、店内にその作家の作品しか置かないという、美術館のようなスタイルも面白い。
店主の島田洋子(しまだ・ようこ)は、「作家とお客さんを繋ぐのが店の役割」と話す。時には作家に「こういうものを作ってほしい」と依頼し、時には来店客に作り手の想いを伝えながら、21年間、作家と客を繋ぎ続けてきたのだ。夏はガラスのアイテムが多く並んだり、冬は漆や日本酒を飲む酒器が多く並んだり......。アイテムは、季節に合わせてセレクトされているので、いつふらりと訪ねても、その時の自分にフィットする器に出会えることだろう。
※クレジットカードは3,000円〜使用可能