銀座の中央通りに位置するカフェ。コーヒーは1杯1,200円からと値段は張るが、混み合っているカフェが多い銀座で、静かに過ごしたいときには良いチョイスだろう。上品な豪華さがある店内には、常連の北野武が描いた絵画がいくつも飾られているほか、世界の名陶器、磁器カップのコレクションも並んでおり、ギャラリーに訪れたような気分も味わえる。
土日ともなれば多くの人で溢れる銀座。ここでは、ショッピングの休憩や、友人との会話を楽しむ際に立ち寄りたいカフェを厳選して紹介する。
土日ともなれば多くの人で溢れる銀座。ここでは、ショッピングの休憩や、友人との会話を楽しむ際に立ち寄りたいカフェを厳選して紹介する。
銀座の中央通りに位置するカフェ。コーヒーは1杯1,200円からと値段は張るが、混み合っているカフェが多い銀座で、静かに過ごしたいときには良いチョイスだろう。上品な豪華さがある店内には、常連の北野武が描いた絵画がいくつも飾られているほか、世界の名陶器、磁器カップのコレクションも並んでおり、ギャラリーに訪れたような気分も味わえる。
夜に訪れてほしいのは、銀座にある月のはなれ。創業100周年を迎えた月光荘画材店が、銀座の雑居ビル屋上にあった倉庫をリノベーションし、オープンさせた落ち着いた雰囲気のカフェバーだ。ビルの階段を5階まで上り、カフェに辿りつけば、そこは街の喧噪から切り離された別空間。フランス製ラタンの椅子でくつろげるバルコニー席は、四季を感じられる庭木に囲まれ、木の温もりを感じる店内は心地よい。また、毎晩20時からジャズの生演奏などが無料で行われている。月光荘の名付け親である与謝野晶子が詠んだ歌をイメージした、薄紫色のカクテル『与謝野ブルームーン』を片手に深い夜を過ごしたい。
銀座のポーラビル内にある、伝統的な和菓子を新しいスタイルで提案する和菓子屋、茶房。煎茶や抹茶、玉露など、栽培方法や製造方法の異なる数十種類の日本茶をはじめ、季節のハーブや果実を使ったオリジナルブレントティーも楽しめる。
生菓子や葛きりなどの甘味メニューと日本茶の組み合わせは定番だが、ここでは和菓子に酒を合わせた『酒果』などのコースもある。現代的な和の空間は落ち着きがあり、つい長居してしまう心地よさだ。
資生堂ビル3階に入るカフェ。格調高いインテリアの店内では、サンドウィッチなどの軽食やフルーツをふんだんに使用したデザートメニューが楽しめる。資生堂パーラーは1902年創業。ソーダ水とアイスクリームを扱うソーダファウンテンとして営業をはじめたことから、伝統の味を一度に楽しめる『アイスクリームソーダ』は定番メニューとなっている。また、ここへ来たらぜひ食べてほしいのが資生堂の美学を感じる美しいパフェ。『ストロベリーパフェ』は、酸味のある苺に、濃厚な2種類のバニラアイスクリーム、粒がしっかり感じられるストロベリーソースを、背の高いグラスの底まで詰めこんだ贅沢な一品だ。苺の魅力を存分に味わえるだろう。
騒がしい店外には「コーヒーのみ」という意思表示となる看板が掲げられている。1948年以来、銀座のコーヒー好きを魅了し続けてきたカフェ・ド・ランブル。2017年に103歳を迎えた店主の関口一郎は健在で、焙煎作業や訪れる客に声をかけたりなどをしている(天候によっては不在の場合あり)。メニューはブレンドコーヒーから30年物の単一豆のコーヒーまでさまざまで、オールドコーヒー好きにもおすすめだ。
Discover Time Out original video