Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawaキハ
Photo: Keisuke Tanigawa

東京、オタクが集うバー5選

怪獣、電車、科学、様々なオタクと出会う

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東京には様々なマニア向けのバーが点在している。それは、多様で強烈なこだわりを持つ人々がたくさんいるこの街ならではのことだろう。この特集では、ゲーム、鉄道、怪獣、科学、アニメと、5つのジャンルに分け、怪獣に埋め尽くされた中野の大怪獣サロンや、四谷・荒木町のサイエンスバーINCUBATORなど、ユニークで初心者でも楽しめるオタク行きつけのバーを紹介する。

  • 新宿
16Shots
新宿の静かな裏通りにある16Shotsは、8ビットゲーム好きの聖地だ。このバーでは、持ち寄ったゲームを楽しんだり、ビールを何杯か飲みながら攻略本に目を通したり、映写されている懐かしいゲームのコマーシャル映像を眺めるのもいいだろう。バーには有名なゲーム開発者もよく訪れるらしく、お気に入りのゲームの立役者が横にいるなんてことがあるかもしれない。
  • 日本橋
キハ
人形町にあるキハは、東京の鉄道ファンが仕事終わりに訪れる場所だ。バーの2階は電車の車両を再現しており、網棚、吊革、吊り広告、駅名板や路線図はすべて本物だ。店内がリアルすぎて、少し酔っていると、車両が動き出すのではないかと錯覚しそうになる。キハでは様々な缶詰を提供している。塩漬けの魚や、塩味の豚肉にコーンなど。駅弁が普通になる前に鉄道で食べられていた懐かしの軽食である。オリジナルのワンカップ酒や巨大なジョッキのビールを飲みながら、壁に飾られた鉄道関連の記念品を堪能しよう。もし本当の鉄道マニアになりたいのなら、駅長の制服を着てみるのもいいだろう。
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  • カフェバー
  • 中野
大怪獣サロン
中野にある、日本の怪獣の聖地である大怪獣サロンは、B級ホラー映画『寄生虫キラープッシー』や『巨乳ドラゴン』などの監督を務めた、中野貴雄の草案により誕生した。この怪獣マニアのアジトには、様々な形やサイズのレアなコレクターズアイテムが所狭しと飾られている。そのなかには、ここに住む「モンスターアーティスト」のピコピコの発明品も。店内で生温かい怪獣の頭部に頭をねじ込んで写真を撮ったら、この実写版「モス・アイズリー」(映画『スター・ウォーズ』に登場するならず者の街)の酒場でネバネバしたカクテルをガブガブ飲んでほしい。
  • 四谷三丁目
Incubator
科学の実験で作った毒薬のような泡立つ調合物を飲みたいと思ったことはないだろうか。インキュベータでは、その夢を叶えることができる。ワインは試験管に注がれ、食料はアルコールランプで焼かれる。オーナーは発生生物学者で、店では、細胞占いなども行っている。白衣を着て、マッドサイエンティストになったつもりで、三角フラスコから一気飲みをしたり、ピンセットで干しイチジクをつまんで食べてみよう。もちろん、実際の化学の授業では体験できないことだらけだ。
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  • 阿佐ヶ谷
  • 価格 1/4

阿佐ヶ谷駅北口から歩いてすぐの、スターロード商店街近くにあるバー。「アニソンバー」と名付けられたこの店は、アニメソングを聴きながら、濃く熱いトークやゲームなどで盛り上がりたいオタクたちにとって、小さな楽園のような存在だ。

アニメ、特撮、ゲーム、おもちゃ、何でもあり。一歩足を踏み入れると、店内を埋め尽くすフィギュアやDVD、漫画の熱量に圧倒されるが、同店の一番の魅力は店主にあると言っていいだろう。好きなキャラクターを告げれば、映像作家でもある知識豊富な店主がバーテンダーとなって、そのキャラクターをイメージしたドリンクを作ってくれる。古今東西、どんなキャラクターであろうと、あらゆるリクエストに応えてくれるのだ。

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  • 音楽
東京で行くべきミュージックバー&レストラン
東京で行くべきミュージックバー&レストラン
タイムアウト東京 > 音楽 >東京で音楽を楽しむ55のこと>東京で行くべきミュージックバー&レストラン 名盤に耳を傾けながらの飲み干す一杯しかり、はるか異国の音楽に耳を澄ませながら味わう現地の食しかり。そんな、頭も体も溶けてしまいそうな贅沢な時間を提供してくれるのが、ミュージックバーやレストランの醍醐味だ。音楽を肴に客たちとの会話を楽しむも良し、本場の雰囲気を耳と舌で味わうも良し。様々な新しい出会いが待っているはずだ。
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