トゥールームス グリル バー
Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

東京、ルーフトップバー20選

都心の屋上で夜景と酒をたしなむ

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屋外で酒を飲むのに気持ちが良い季節がやってきた。この特集では、都心にあるテラス席で美しい夜景を眺めながらおいしいカクテルが味わえるラグジュアリーなバーから、秘密基地のような隠れた名店を紹介する。

日々の喧騒(けんそう)から逃れ、落ち着いた一夜を屋上で過ごしてほしい。

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  • 銀座
  • 価格 2/4

シャネル銀座ビルディングにあるルーフトップバー「ル ジャルダン ドゥ ツイード(LE JARDIN DE TWEED)」。

店名は「ツイードの庭」を意味し、ツイードに刈り込まれた草木などで表現した庭園が広がる。テーブルとソファ席があり、パラソルの下で優雅なひとときが過ごせる。さらにテラス壁面には、アイコニックなロゴを背景にしたバーカウンターを設置。京都の伝説的バーテンダーとして知られる西田稔が監修するドリンクも楽しめる。

シャンパンやワイン、オリジナルカクテルなどを味わいながら、太陽が西の空に沈み、銀座の街の明かりへとバトンタッチしていく様子を眺めながら過ごしたい。

  • ホテルのバー
  • 京橋

東京駅目の前にオープンした「東京ミッドタウン八重洲」の40~45階に開業した「ブルガリ ホテル 東京」。最上階の45階にあるのが、「ブルガリ バー」だ。

世界のブルガリバーで提供され、オリジナルグラスを使った「ブルガリ・カクテル」は、訪れたらぜひ飲んでほしい一杯。このほか、20種類近くのカクテルを用意。フードメニューは、同ホテルのメインダイニングを監修するニコ・ロミートによる創作料理が揃う。

屋内外合わせて広々としており、グループでも訪れやすい。屋外テラスからは、東京駅が眺められ、訪れる時間帯ごとに移り変わる東京の景色を一望できる。

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  • 麻布十番

2023年版「バー業界で最も影響力のある100人(BAR WORLD 100 — The industry's most influential figures)」の9位に選出されたバーテンダーのホリー・グラハム(Holly Graham)によるバーが、麻布十番にオープン。東京タワーを眺めながら、上質な料理とドリンクが楽しめる。

どぶろくと泡盛、エルダーフラワー、トマト、スパークリングワインを合わせた爽やかな 「ゴー・ライトリー」をはじめ、オリジナリティーあふれるカクテルから、酒を飲まない人でも楽しめるものまでラインアップ。厳選された高級なスピリッツの中から1本を顧客用ロッカーでボトルキープできるサービスも提供する。

フードは、ミシュラン二つ星を獲得したレストラン「セザン(SÉZANNE)」のダニエル・カルバート(Daniel Calvert)が監修。ラム酒がきいたバニラクリームを添えた、「チョコレート・マドレーヌ」などのデザートメニューも味わえる。

  • ナイトライフ
  • 渋谷

東急プラザ渋谷」にある総合エンターテインメントレストラン。「マリーナベイ サンズ(MARINA BAY SANDS)」や世界のルーフトップで展開する「セラヴィ(CÉ LA VI)」が手がけた東京店だ。スクランブル交差点や夜景が楽しめる、2フロアで構成される。

17階にはカジュアルダイニング&バー「バオ バイ セラヴィ(BAO by CÉ LA VI)」と、DJたちが選曲する音楽を聞きながらカクテルを楽しめる「セラヴィ スカイ ミュージック テラス(CÉ LA VI SKY MUSIC TERRACE)」と「セラヴィ クラブ ラウンジ」が入居する。

18階のファインダイニング「セラヴィ レストラン&スカイバー(CÉ LA VI RESTAURANT & SKY BAR) 」では、渋谷の景色を眺めながらモダンアジア料理やスイーツ、そして幅広いラインナップのドリンクが堪能できる。

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  • ホテル
  • 銀座

マリオットインターナショナルのラグジュアリーなライフスタイルブランド「エディション」の日本初開業となる「東京エディション銀座」。デザインは、外観、内装ともに建築家の隈研吾が担当した。

5階の屋上は、都会の喧騒から離れた緑豊かな隠れ家のようだ。シダとオリーブの木の壁に囲まれ、周囲の街並みが見渡せるこの緑豊かな屋上のオアシスは、植物に囲まれた親密な席と、大小さまざまなプライベートな集まりのためのスペースがあり、遠くに見える東京タワーの絶景は、日が暮れてからが特に美しい。

また、隔週木曜日(天候が良い場合)にはDJセッションも楽しめる。

  • 銀座

和とフランスの美学を取り入れたバー「サンルイ バー バイ ケイ(ST LOUIS BAR by KEI)」。清楚で洗練さた店内は、くつろいだ会話をするために訪れたい場所だ。

メニューは豊富で、定番カクテルやシグネチャーカクテルのほか、国産ウイスキーも豊富に取り揃えている。ちょっと贅沢をしたいなら、貴重なサントリーシングルモルトウイスキー 山崎25年が1杯4万円という驚きの値段で堪能できる。

このバーの目玉は、隠れた屋外テラスと屋上スペース。屋上からは銀座のきらめくスカイラインが一望できる。

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  • イタリア料理
  • 青山
  • 価格 3/4

青山の国連大学ビルの隣にあるレストラン「カシータ(Casita)」。料理はもちろん、その落ち着いた雰囲気と質の高いサービスはファンの間で定評がある。いろいろな場面で楽しめるよう、店内は3つのスペースで構成されている。

メインダイニングでは本格イタリアンのディナーを提供。カジュアルな雰囲気で料理やワインを楽しめるワインガーデンも併設されている。そしてプライベートテラスでは食事後にゆったりと夜空の下で余韻に浸ることができ、特別なひとときが過ごせそうだ。

  • 新宿

「東急歌舞伎町タワー」内のホテルバー「ジャム17 ダイニングアンドバー(JAM17 DINING & BAR)」。ルーフトップテラスやパーティールーム、ダイニング、バーで構成される。

バーでは、後閑信吾氏が日本に初出店した「The SG Club」が監修したオリジナルカクテルを提供。さらに、ゲストバーテンダーを招聘してのイベントなども行うほか、巨大ビジョンを備えたルーフトップテラスでは不定期でDJイベントやパーティーなども実施する。

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  • ホテル
  • 大手町

富士山や、皇居の森の展望も楽しめるラグジュアリーホテル。フォーシーズンズホテル丸の内東京に次ぐ、都内2つ目のフォーシーズンズホテルだ。

この豪華なホテルには、屋外のテラスを共有する2つのレストランがあり、東京でも有数の夕暮れ時のスポットとなっている。

そのうちの一つは、旬の食材を生かしたイタリア料理が楽しめる「ピ二エート」で、もう一つは、日本の繊細なエレメントを取り入れたコンテンポラリーフレンチの「エスト」だ。天気の良い日にはこれ以上ない最高の時間が過ごせるだろう。

そのほか、最上階の39階には絶景を眺めながら泳げる屋内温水プールやフィットネスセンター、スパ施設も用意されている。

  • アトラクション
  • 渋谷

渋谷スクランブルスクエアの14、45、46階、屋上に位置する展望施設の「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」に、2023月4月28日(金)から11月30日(木)までの期間限定で、ルーフトップバー「ザ ルーフ 渋谷スカイ(THE ROOF SHIBUYA SKY)」が営業している。

「渋谷」「東京」「世界」などのテーマを感じるクラフトビールや、夜景に映えるドリンク&スナックが楽しめる。入場チケットとチャージ料、シャンパンミニボトル、スナック1品がセットになった「ザ・ルーフ シート & シャンパン セット」(1人5,900円)といった、デート仕様のセットもある。

渋谷最高峰の地上229メートルからの空気に抱かれ、眼下に東京のドラマチックな景色を眺めながら過ごす圧倒的の解放感、ぜひ味わってみよう。

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  • グリル
  • 表参道
  • 価格 2/4

青山にある商業施設「アオ(Ao)」の5階にあるレストランバー。ウッドとレザーで仕上げられた店内は、上品でスタイリッシュだ。天気の良い昼間には、テラス席から富士山まで見通すことができる。ワインセラーには、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカなど、世界各地から厳選した1800本以上のワインが揃う。スタッフも国際色豊かで、ホスピタリティ溢れる接客をしてくれる。

  • ホテル
  • 東新宿

新宿歌舞伎町にある、「アジアのNEXT ARTIST × HOTEL」をテーマとしたホテル。アートラウンジを設置し、アジアの若手アーティストの企画展示をするほか、アジアで注目されるミュージシャンを発掘し、発信する音楽イベントを定期的に開催する。

13階のバーからは、歌舞伎町のラブホテルやホストクラブは遠く感じられる。エキゾチックな雰囲気の観葉植物や緑が加わり、ホテルのバーはさらに心地良くなった。

全てのドリンクが700円になるハッピーアワーは、毎日午後2時から午後7時まで行われている。

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  • ホテルのバー
  • 浅草
  • 価格 2/4

浅草のザ・ゲートホテル雷門13階にあるレストラン。有名になるまでに長い時間がかかったのが不思議だ。

おそらくここを訪れた人は、この特別な場所を独り占めしたかったに違いない。本格的なジントニックは1,100円とこちらは値段も本格的だが、フレンチビストロのメニューは牛バラ肉のビール煮込みやオニオングラタンスープ、アフォガード 雷おこし添えまで、味もさることながら、驚くべき良心的な価格設定だ。

だが、人々がここを訪れる本当の理由は展望だ。床から天井までのガラス窓からもテラスからも、スカイツリーはもちろん、「イースト東京」における最高の景色が楽しめる。

  • 外苑前

青山グランドホテル(THE AOYAMA GRAND HOTEL)」最上階に位置する、ボタニカルルーフトップバー東京タワーと青山エリアを一望できる絶景とトロピカルなカクテルが楽しめる。

ソファ席とスタンディング席を用意。世界各国から集めたさまざまな植物が展示され、場所によって異なる雰囲気も見どころだ。

「ジャスミン ネグローニ」(2,100円、以下全て税込み)や「マーレジアンサンセット」(2,300円)など、異国情緒あふれる店内にぴったりなカクテルを提供。アペタイザーも用意し、ディナー前の一杯や二次会にももってこいだ。

また、2025年5月16日(金)からは、炭を一切使用しない高品質な「エレクトリックシーシャ」が日本初登場。絶景とともに味わえば、より一層リラックスできるだろう。

さらに、ルーフトップバーと隣接するレストランをワンフロアで貸し切ることが可能。会食会、ウェディング、イベントなどの用途で利用できる。

エキゾチックな空間で、非日常的なひとときを過ごしてみては。

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  • メキシコ料理
  • 代官山
  • 価格 1/4
  • 3 5 つ星中
  • お勧め

代官山にある、ビルの9階に店を構えるモダンメキシコ料理店。エレベーターを降りると、高い天井、窓から見下ろす東京の町並みと、開放感のある空間が広がっている。バースペースや、広いテラス席、個室などがある。デキャンタでオーダーできる、サングリアやモヒートを友人とシェアしながら、素敵な夏の夜を締めくくろう。

  • ホテルのバー
  • 虎ノ門
  • 価格 3/4

虎ノ門ヒルズにあるホテル「アンダーズ 東京」の最上階に位置するバー。東京の夜景を一望でき、テラスからは、東京湾の景色を眺めることができる。ドリンクは、プレミアムティーや季節のフルーツをベースとしたカクテルを中心に、国産の生ビール、プレミアムシャンパン、日本酒を取り揃える。

3月~12月の20時以降にテラス席を利用の場合、一人2,200円のカバーチャージが必須。宿泊者は半額。

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  • ナイトライフ
  • 浅草

蔵前の隅田川を見下ろすことができる複合施設「ミラー(MIRROR)」の最上階にある隠れ家バー。1階の入り口でインターフォンを押すと店に入ることができる、特別なデートのときにぴったりな場所だ。メニューはマルガリータなどスタンダードなカクテルに加え、ウィスキーの種類も豊富で、シガーの用意もある。テラス席からは、東京スカイツリー隅田川を望む眺めを独り占めにできるだろう。

  • イタリア料理
  • 飯田橋

神楽坂の裏路地にある上品でモダンなイタリア料理店。水牛のモッツァレラチーズを使用した「ピッツァ マルゲリータ D.O.C」や松坂豚のスペアリブの煮込み スペッツアティーノ」など、本格的なイタリアンを味わうことができる。

おいしい料理を堪能しながら、見晴らしが良いテラスラウンジで優雅な時間を過ごすのがおすすめだ。

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  • ホテルのバー
  • 新宿

2022年12月にオープンした、「キンプトン新宿東京」の最上階のペントハウスにあるルーフトップバー「エイティーシックス(86)」。新宿の夜景を眺めながら、ドリンクやフードが楽しめる。

アメリカの禁酒法時代から着想を得た、「ダークツァリーヌ」「フェイク マンハッタン」「ニューヨーク ジャンクスター」などのカクテルを提供。フードは「ローストポーク・キムチ・胡瓜・醬油麴マヨネーズ・フライドバンズ」など食欲をそそるようなものから、「ネアポリタンアイスクリーム」といった締めのデザートまで味わえる。

  • 横浜

タバコ屋の屋上にある、関内桜通りの隠れ家バー。外の階段を上り屋上にたどり着くと、夜空の下で元教師であったというマスターがカクテルを作っている。ドリンク、フードはともに500円で、キャッシュオンのスタイルだが、どれも本格派。営業は年中無休だが、屋根がないので雨や強風、極寒の日はもちろん休みになる。晴れの日の夜にふらりと訪れたい素敵なバーだ。

バーでゆっくり過ごしたいなら……

残業中のオフィスから眺める夜景は時に涙を誘うが、どうせ同じ景色なら、好きな相手とグラスを傾けながら眺めたい。東京には、仕事など忘れて堪能すべき、美しい夜景がそこら中に広がっているのだ。 輝く高層ビルを後ろ盾にすれば、キザなセリフも少しは様になる。ここでは、東京の夜道を知り尽くすフードライター、たまさぶろが、夜景を愛でるバー11軒を厳選して紹介する。 

クラフトビールのパブから日本酒専門店まで、タイムアウト東京が愛するバーを厳選して紹介。東京で今最も話題のヴェニューを集めた。

選定のポイントは、良質なドリンクを扱っていること。銀座の老舗や受賞歴がある店だけでなく、何度も通いたくなるようなカジュアルでリーズナブルな店も余さずリストアップしている。

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  • ビールバー

普通のビールにはちょっと飽きてしまったというようなビールラバーが足を運ぶ、最も熱い店を調査した。せっかくビールで喉を潤すのなら、クラフトビールを試してみよう。

クラフトビールとは、大ざっぱに言ってしまえばフレッシュな味わいが特徴の地ビールで、醸造所、銘柄ごとに風味が異なる。特に非加熱処理のものは、提供する店側の温度・品質管理に注意が必要で、おいしく飲むためには、おいしくサーブする店を選ぶのが肝。

最近クラフトビールにはまった人も、新しい店を探しているクラフトビールオタクも、まずこの23店を押さえていれば間違いはないだろう。

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