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生活費の高騰のために懐が心細い昨今だが、休暇の旅行は諦めなくても大丈夫だ。
フライト比較ウェブサイトのスカイスキャナーは、2024年に向け「トラベル・トレンド・レポート」の最新版を発表した。その中で、2023年のフライト料金が、前年比で大きく下落した目的地が明らかにされている。この調査は、イギリスを起点としたエコノミークラス往復料金について、2023年1月1日〜8月7日と2022年の同期間とを比較したものだ。
それによると、最も効果的にフライト代を節約できるのは、ポルトガルの最南部に位置する街、ファロだ。2023年は前年に比べて24%下落、つまり約4分の3となったのである。
ランキングの2位はアルジェリアのアルジェで、23%減となった。この海辺の街には、オスマン帝国時代の建築や、フランス植民地時代のコロニアル様式の建築が数多く残されている。また、城塞の遺跡やモスクも点在しており、魅力的な旅行先といえそうだ。
3位はフランスのニースで、19%減。続く4位と5位には、トルコのダラマンとアンタルヤがランク入りした。
アメリカの都市へのフライトについても、ボストンやロサンゼルスが10%減、ニューヨークは9%減となった。
ランキングの全体は以下の通り。
1. ファロ(ポルトガル)
2. アルジェ(アルジェリア)
3. ニース(フランス)
4. ダラマン(トルコ)
5. アンタルヤ(トルコ)
6. チューリッヒ(スイス)
7. ボストン(アメリカ)
8. ロサンゼルス(アメリカ)
9. フランクフルト(ドイツ)
10. ニューヨーク(アメリカ)
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『Revealed: the best-value travel destinations to visit in 2024(原文)』
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